【第九章の人物紹介】
【第九章の人物紹介】
《主要人物》
◆フレデリカ・ルーテシア・アン・ウィンコット・ヴァレンタイン
王歴982年3月15日生まれ。
本作の主人公。生前の名前は羽川 祐希。
銀色の髪に青い瞳のヴァレンタイン公爵家の長女。生真面目な性格。生まれ変わる前の男子高校生だった頃の記憶を持っている。
民からは『月の乙女』と呼ばれている。性自認は男のままながら、アルヴィレオに心を惹かれ始めている。
◆エルフラン・ウィオルネ
ゲームの主人公。桃色の髪に緑の瞳を持つ。ある日、迷いの森の上空に現れ、獣王ヴァイクによって保護され、アンゼロッテ・ウィオルネに預けられる。
記憶を失っており、不安に苛まされながらもアンゼロッテやヴァイクと共に過ごす森での生活に満足していた。けれど、運命は彼女を外の世界へ導いていく。『英雄再演』というスキルを持つ。
その姿はフレデリカの前世での幼馴染である甘崎凪咲にとても良く似ている。
◆アルヴィレオ・ユースタス・ジル・オルティアス・ベルトルーガ・アガリア
王歴982年4月2日生まれ。
フレデリカの婚約者。アガリア王国の皇太子。人よりも早熟であり、思慮深い。王の後継に相応しい精神性だが、その為か情緒が希薄。民の為、成るべき自分を模索している。実は釣り餌のワームが苦手。
◆ライ
フレデリカの護衛騎士。正体は勇者ゼノン。
◆バレット・ベルブリック
アルヴィレオの騎士。
王国騎士団長の息子であり、アイリーンの弟。アルヴィレオの親友であり、王国最強を目指している。陽気に振る舞っているが、それはアルヴィレオの為であり、本来の気質はとても生真面目。
◆ジョーカー・レッドフィールド
アルヴィレオの影。
七英雄のウェントワース・レッドフィールドとスカイ・サリヴァンの末裔。クリムゾンリバー号と共に海賊王の権能を継承している。
エルフランに特別な思いを寄せている。
◆キャロライン・スティルマグナス
マリアの弟子兼伝令役。四字熟語を多用する。
愛剣はイクサとカイム。カイムはDr.クラウンが開発した刀に変形する鋼装鳥。
倫理観が薄く、常識に囚われない。ドラゴンであるメサイアに鬼と評されている。
戦闘狂。それが彼女の本質であり、剣聖と成り得る者達が一人残らず宿していた狂気。剣聖を超えた者だけが剣聖となる。歴史の中で勇者不在の時代は存在した。しかし、剣聖はその権能の継承法故に常に存在し続けていた。にも関わらず、剣聖はただの一人も聖剣に選ばれた事がない。それは精神性の問題だった。
◆アリーシャ・ヴィンセント
ヴィンセント伯爵家の令嬢。
スーパーアイドルの権能を持つ。
傷つけられた女性達が逃げ込める互助組織を組織した。
◆カザリ・リード
レストイルカ公国出身。
七英雄のクレア・リードの末裔。武神の権能を継承している。
エルフランに特別な思いを寄せている。
――――【バルサーラ大陸】――――
《勢力:アガリア王国-アガリア王家》
◆ネルギウス・コンウォート・ジル・オルティアス・ベルトルーガ・アガリア
アガリア王国の国王。賢王と讃えられている。
◆オズワルド・アガリア
王弟にして、王宮専属魔法使い。王族にも関わらず、独身を貫いて魔法の研究を行っている。マッドサイエンティスト的な気質の持ち主。
転生者であり、嘗ての名はアルトギア・ディザイア。
◆カトレア・アガリア
アガリア王国の王妃。天真爛漫な性格。非情に賢い知性の持ち主。
◆ヴィヴィアン・アガリア
アガリア王国の第一王女。ヴィヴィアンの名はオズワルドが付けた。
◆レオンハルト・アガリア
アガリア王国の第二王子。エシャロットに狙われている。
◆オルトケルン・アルヴィス
宰相。
◆ララティナ・ゾア
ネルギウスの専属使用人
◆エレノア・ルーテシア
カトレアの専属使用人。
◆ウィリアム・マルチネス
アルヴィレオの執事。
◆エシャロット・ゾア
ヴィヴィアンの専属使用人。彼女と同い年。ショタコン。特に生意気な感じの子が好み。
◆ミレーユ・アイニーレイン
フレデリカの王宮における使用人。アイリーンと同じく筋骨隆々ながらも物静かな淑女。
◆ヴォルス・ベルブリック
王国騎士団団長。勇者に傾倒している。
◆ウィリアム
王国騎士団の騎士。飛竜の扱いに最も長けた騎士。
◆ギルフォード
王国騎士団の騎士。
《勢力:アガリア王国-王都アザレア-アザレア学園》
◆エラルド・ライゼルシュタイン
アザレア学園の学園長。老人とは思えないガッシリとした体つきで深い皺がいくつも刻まれた顔はとても精悍。教育者というよりも歴戦の英雄という雰囲気を持つ。
《勢力:アガリア王国-ヴァレンタイン公爵家》
◆ロベルト・ヴァレンタイン
フレデリカの兄。公爵領の当主代行として領地を治めている。妹であるフレデリカを溺愛しており、彼女を守る為に己を鍛え抜いている。
◆ギルベルト・ヴァレンタイン
フレデリカとロベルトの父。ヴァレンタイン公爵家当主。敵対する者に容赦がなく、『鮮血のヴァレンタイン』と呼ばれているが、その仮面の裏には臆病な一面を隠している。その内面はフレデリカととても良く似ている。
◆アイリーン・リズラィヒ・レヌール・ウル・ラリアンテス・ベルブリック
フレデリカの専属使用人。騎士の家系に生まれ、幼少期から苛烈な鍛錬を積まされ、その肉体に女性らしさは欠片も残っていない。嘗てはその事に苦悩を抱いていたが、今はフレデリカを守る為に必要なものだと受け入れている。
竜王襲来事件を切っ掛けに自分の力不足を感じ、父であるヴォルスに助言を求め、フレデリカに永遠の忠誠を誓い、『忠義の騎士』のスキルを得る。
◆グウェンダル
ロベルトの護衛兼執事。彼もまた筋骨隆々であり、ロベルトに筋肉の素晴らしさを説いた張本人でもある。
◆エレノア
ヴァレンタイン公爵家のハウスキーパー(使用人のトップ)。ギルベルトから厚く信頼されている。
◆カロス
ヴァレンタイン公爵家の庭師。
◆キース・リガルド
公爵家直轄の騎士団を率いる騎士団長。幼少の頃はベルブリック伯爵領で鍛え上げられ、青年の頃に騎士団へ入団した。弛まぬ努力によって培われた肉体は王国騎士団の精鋭にも引けを取らない。
愛馬の名はブルファイロン。
◆リゼット・マルセル
ヴァレンタイン公爵騎士団の若きホープ。生まれつき『虎乱蹴』というスキルを持っている。
◆シェリー・ブロッサム
フレデリカの家庭教師の纏め役。登場当時は42歳。
アザレア学園で教鞭を執っていた時期がある。厳格な性格ながらも面倒見の良さから生徒達に慕われていた。けれど、誰も彼もが彼女を好いていたわけではなく、厳しい指導に反発した生徒達が暴挙に出てしまった。虚偽の風説の流布を始め、様々な工作が行われた。
風説はすぐに他の生徒達や教師によって訂正された。その他の工作活動に対しても他の優秀な生徒達が迅速に対処して事なきを得た。その結果、自らの能力や地位を悪用した生徒達には子供の悪戯では済まされない罪が残された。
侯爵家は公爵家に継ぐ家格であり、生徒達は侯爵以下の家柄の者ばかりだった。例え、目に見える形で敵視される事はなくても、爵位が上の相手に不快感を抱かれる事は貴族としての未来が閉ざされる事にも等しい事だ。それ故に時として貴族は法律よりも重い裁きを子に下さねばならない場合がある。だから、彼女は学園を去った。
すべての責任は自分にあると宣言し、彼らの名を口外しないよう生徒や教師に頭を下げて回った。自分よりも未来ある生徒達の人生の方が大切だと説きながら。流された風説は少なからず彼女の名に傷を付け、アザレア学園の教師という職を失った彼女の人生はそれまでよりも遥かに厳しいものとなる筈だった。けれど、彼女の気高い行為に感銘を受けた生徒達は弟妹の家庭教師に彼女を推挙した。彼女の家庭教師としての評判は非常に高く、だからこそギルベルトも彼女を娘の家庭教師に据えた。
次期王妃の家庭教師となる者として彼女の名を聞いた時、ネルギウスも彼女ならばと太鼓判を押した。
◆クロムウェル・マスカル
フレデリカの家庭教師の一人。音楽関係を担当している。
◆ヴァネッサ・アイビー
フレデリカの家庭教師の一人。ダンスを担当している。
◆アナスタシア
フレデリカの家庭教師の一人。性教育を担当しており、見目麗しい青年奴隷を所有している。
《勢力:アガリア王国-ゾア公爵家》
◆ギルバート・ゾア
夜会でフレデリカとダンスを踊った少年。フレデリカと同い年。
《勢力:アガリア王国-レーベルンヴァルク公爵家》
◆アイリス・レーベルンヴァルク
夜会でアルヴィレオと踊った少女。フレデリカと同い年。
《勢力:アガリア王国-ボードウィン辺境伯家》
◆ケイネス・ボードウィン
五十過ぎの脂ギッシュな中年オヤジ。
《勢力:アガリア王国-ビスカンテ侯爵家》
◆ジェニファー・ネルソン
ビスカンテ侯爵領に構えているヴァレンタイン公爵家のタウンハウスの管理人。
《勢力:アガリア王国-リール侯爵家》
◆リゼリア・リール
リール侯爵の第一夫人。故人。
◆マリエール・リール
カルネ伯爵家から嫁入りしたリール侯爵の第二夫人。ジェラルドの母。
◆ヴォルフ・リール
リール侯爵家の長男。
ベルーガーズという自警団を組織している。所属している者の多くは貴族の末端であったり、庶民であるようだ。
◆ジェラルド・リール
リール侯爵家の次男。彼自身はヴォルフを慕っている。
《勢力:アガリア王国-ガイゼルキュリオ侯爵家》
《勢力:アガリア王国-ブロッサム侯爵家》
◆ローガン・ブロッサム
ブロッサム公爵家の当主。シェリーの父。女癖が悪く、腹違いの娘が十八人もいる。
《勢力:アガリア王国-ディートハルト侯爵家》
◆マクベス・ディートハルト
故人。愛妻家故にすべてを失った悲劇の男として語られている。
◆クラウス・ディートハルト
故人。生まれつき病弱でベッドから起き上がる事がほとんど出来なかった。
◆レイチェル・ディートハルト
故人。夫と兄が家督争いの末に殺し合い、その最中に彼女も死亡した。
《勢力:アガリア王国-ベルブリック伯爵家》
◆ウルフリック・ベルブリック
ベルブリック伯爵家当主であり、アイリーンやバレットの兄。
《勢力:アガリア王国-アイニーレイン伯爵家》
◆イザベル・アイニーレイン
アイニーレイン伯爵家の三女。苛烈な性格ながら能力はずば抜けている。頭脳明晰。身体能力も高く、既にスキルを複数取得している。
《勢力:アガリア王国-カルネ伯爵家》
◆キース・カルネ
カルネ伯爵家の当主。
カルネ・ブランドの社長。
《勢力:アガリア王国-レーゼルフォン子爵家》
◆ミリアル・レーゼルフォン
《勢力:アガリア王国-ヴィルマ子爵家》
◆オーランド・ヴィルマ
ヴィルマ子爵家の当主。
アガリア王国で一番大きな生花商を営んでいる。フレデリカに『月の花』を献上した。
フレデリカのダンスの家庭教師を務めていたヴァネッサ・アイビーの夫。月の花はヴァネッサの発案。
《勢力:アガリア王国-イスルト男爵家》
◆アメリア・イスルト
シャシャの友達。
《勢力:アガリア王国-王都アザレア-バルサーラ教会》
◆イアン
教会が保護している孤児。
◆マックス
教会が保護している孤児。
◆サリー
教会が保護している孤児。
◆ミケーラ
教会が保護している孤児。
◆メアリー
教会が保護している孤児。
◆ロイド
教会が保護している孤児。
◆ライアン
教会が保護している孤児。
《勢力:アガリア王国-ロイヘンバッハ歌劇団》
《勢力:マグノリア共和国》
◆ロバート・ネルグラント
マグノリア共和国の大統領。
《勢力:レストイルカ公国》
◆アドラス・セルブロイド大公
レストイルカ公国の統治者。
《勢力:ラグランジア王国》
◆ルードヴィヒ・ラグランジア
ラグランジア王国の国王。勇者ゼノンの実父。
◆ロゼリア・ラグランジア
ルードヴィヒの娘。実父に暗殺されかけた所をアリア女王によって救われる。
《勢力:メルセルク王国》
◆アリア・メルセルク
メルセルク王国の女王。
――――【パシュフル大陸】――――
《勢力:カルバドル帝国》
◆ハロルド・カルバドル
カルバドル帝国の始皇帝。異界『アース』出身者。アースとは、フレデリカの前世の世界。彼は刀や数学的知識など、その世界の知識や文化をこの世界に多数持ち込んだ。
◆マリア・ミリガン
先代勇者メナス・ミリガンの曾孫。剣聖の称号を持つ帝国最強の騎士。
愛剣はイクサとフェムト。内、イクサはキャロラインに譲り渡した。
大陸全土を護る英雄の中の英雄と称えられている。しかしてその実態は剣の鬼。天国よりも斬り甲斐のある鬼を求めて地獄を望む狂気の化身。
◆アルフォンス・ウォーロック
キャロラインが留学中、マリアの伝令役になる。
《勢力:イグノス武国》
◆Dr.クラウン
イグノス武国の脅威のマッドサイエンティスト。魔獣と魔法と科学の融合生物である『メタルディザイア』を生み出した。
《勢力:神々の世界》
◆ガドベド
宝王ガンザルディの化身の一体。ブリュートナギレスの棟梁。
◆シヴァ
宝王ガンザルディの化身の一体。
――――【ポティファル大陸】――――
《勢力:レリュシオンの民》
◆アイギス・メルクスティン
レリュシオンの民の長老
◆ルミリア・レントケリオン
淡い炎を思わせる金と朱が入り混じったような不思議な髪色の少女。
――――【イルイヤ大陸】――――
《勢力:神護の森》
◆アイメス・シグン・スラーン
神護の森の守り人。齢三百歳を超えている筈なのに幼子のような容姿をしている。
妖王ルミナスの代弁者であり、七英雄と謳われたジュリア・リエンの後継者でもある。
◆カミナ
神護の森の長老の一人。
◆ウルリーケ
神護の森の長老の一人。
◆ミアレ
神護の森の長老の一人。
◆シュザンナ
神護の森の長老の一人。
◆シャシャ・シーライル・ウルクティン
神護の森に棲む少女。外の世界に憧れていた。七英雄のジュリアが使っていた神器『イスラ・ウズラ』を継承した。
――――【バルサーラ教会】――――
◆聖女
勇者のバックアップをする為に存在している。
――――【英雄】――――
《勢力:勇者》
◆聖剣アリエル
聖剣に宿る意思。歴代の勇者はアリエルが選んでいる。
聖剣の製造にはアルトギアが関わっている。
王者を選定する剣は救世主の剣となり、神の剣となり、勇者の剣となった。
◆オルネウス・アガリア
初代勇者。救世主、あるいは救世王と呼ばれていた。アガリア王国を建国した初代王でもある。
人類を守り、悪の進撃を食い止めた彼は平和の維持の為に生涯を捧げ、最期は名も知らぬ親子を魔獣から守る為に致命傷を受けた。
◆レオ・イルティネス
二代目勇者。見目麗しい少年だった。その美しさ故に領主に目をつけられ、両親や友を殺された挙げ句、奴隷の身分に落とされた。けれど、彼は誰の事も恨まなかった。ただ、哀しいと思った。そんな時、世界に再び魔王の脅威が迫った。
世界の危機に対して、人々は聖剣の担い手を請い始める。そして、レオは救世の為の旅に出た。彼はどれほど辛く苦しい目に遭っても人を愛し、世界を愛し、命を愛した。
嘗て、とある邪教から世界を救う為に時空を斬り裂いた事がある。
◆メナス・ミリガン
三代目勇者。七大魔王を討伐した。とても臆病で泣き虫な少年だった。彼は傷つける事がイヤだった。戦う事がイヤでイヤで仕方がなかった。泣きながら戦い続け、泣きながら救い続け、最期は魔界で一人寂しく死んでいった。
泣きながら、動けなくなった自分が魔菌に汚染されて人類に牙を剥く事が無いように自害した。骨一つ、細胞一つ残らぬように自分自身を焼き尽くした。
◆ゼノン・ディラ
今代の勇者。ラグランジア王の息子。竜王襲来事件の折、フレデリカを救う為に参上し、彼女の『勇者の御守り』を与えた。
ラグランジア王国の王子として生を受けた彼は冷遇されていた。彼が王の妾の子だった為だ。ラグランジアの姓を名乗る事が許されず、母と共に郊外の屋敷で軟禁生活を送っていた。
聖剣に選ばれた後も彼の生活は変わらなかった。けれど、屋敷から少し離れた場所に魔獣が現れた時、彼の体は意識するより早く動いていた。魔獣を殺したかったわけではない。ただ、命を守りたかった。
それからゼノンは守る為に戦い続けた。命を奪う時、彼はメナスのように涙を零していた。
◆アルフォンス
ゼノンの後に勇者となる少年。ゲームの『ザラクの冒険』の冒頭で剣聖と戦っているシーンがあるらしい。
《勢力:七英雄》
◆ウェスカー・ヘミルトン
イグノス武国出身の冒険家。ある時、海で赤子を拾う。赤子は竜王の娘だった。彼は彼女にシャロンという名とヘミルトンという自分の姓を与えた。
冒険王の権能を持つ。
◆ジュリア・リエン
神護の森出身。弓の名手。
守護者の権能を持つ。
◆ウェントワース・レッドフィールド
大海賊レッドフィールド。海の悪霊、紅の悪魔、極悪の異名を持つ。
海賊王の権能を持つ。
世界を股に掛ける大悪党であり、世界を救った大英雄の一人でもある。
彼の海賊船であるクリムゾンリバー号は無類の強度と速力を誇り、幾百の海戦を乗り越えて『海の覇者』という称号を得た。
各国の海軍組織との海戦。人攫い。略奪。人身売買にも手を出していた。
◆アギト・ミリガン
初代剣聖。剣聖の権能を持つ。勇者メナスの祖父。
◆スカイ・サリヴァン
暗殺者の権能を持つ。
――――【魔王】――――
《勢力:極地-ゼロ地点》
◆初代魔王
真名は不明。謎多き存在。極地から現れ、世界を滅ぼしかけた。オルネウス・アガリアによって討伐される。
◆セレネ
竜王メルカトナザレの娘。真名はヴァンパイア。シャロンの姉にあたる存在。ゼロ地点に存在する謎の街を護っている。
勇者を一蹴する程の絶大な力を持っている。
◆アルトギアアルトギア・ディザイア
初代魔王の側近と呼ばれている。一部の人間はオズワルド・アガリアをアルトギアと呼ぶ。
ある頃から邪教を率いて暗躍していたがレオ・イルティネスによって計画を阻まれる。
《勢力:???》
◆ロズガルド
真名は不明。厄災の化身、世界の敵、冥王、二代目魔王などと呼ばれていた。当時の人々によって意図的に隠蔽された疑いがある。七英雄によって討伐された。
性別は女性である事が判明している。ロズガルドは魔王となる前、七英雄のウェスカーやシャロンと交流を持っていたらしい。
ロズガルドとは、失われた街という意味がある。迷いの森はロズガルドが出現し、滅ぼされたガルドの跡地。ロズガルドの魔力によって異常繁殖した木々が森を形成し、魔獣の住処となった。
《勢力:七大魔王》
◆竜姫シャロン・ヘミルトン
真名はレムリア・アルカード。
三百年前に出現した七体の魔王の一画。エルダー・ヴァンパイア。メナスに討伐された後、石となり王家の湖に置かれていた。
竜王メルカトナザレの娘として生を受けた。人の姿で生まれた彼女は忌み子として海に捨てられ、冒険家であるウェスカー・ヘミルトンに拾われる。
卵を産み落とす事で眷属であるヴァンパイアを増やす事が出来た。
彼女は少なくとも七つの国を滅ぼした。
彼女の死因はメナスの攻撃によるものではなく、自害によるもの。
◆破壊神アンゼロッテ・ウィオルネ
七百年程前、レムサムルという地で聖女と呼ばれていた。ある時から魔王と呼ばれるようになった。
300年前に勇者メナスに匿われ、迷いの森で一人平和に生きてきた。ある日、空から星が落ちてきた。星は少女だった。アンゼロッテは少女と過ごす内に彼女の真実に気付き、彼女を守る為に本当の魔王になる。
◆屍叉ジュド
◆雷帝ザイン
◆炎凰アシュリー
七大魔王の一体とされているが、実はヴァルサーレの暴虐を食い止めていた。
◆狂王ヴァルサーレ
◆朱天ネルゼルファー
七大魔王の一体とされているが、実はメナスに助力し、共に雷帝ザインを討伐した。その後に行方を眩ませている。
オズワルド・アガリアが王弟として表に出て来た際に彼の正体がアルトギアである事を見抜き、彼の行動を監視する為にアガリア王国に現れた。その際に当代のレッドフィールドに見つかり、アガリア王国の暗部組織に就職する。
《勢力:ラグランジア王国》
◆ファルム・アズール
死霊系の魔人。三代目魔王。
ゲームにおけるエルフランのシナリオのラスボス。
――――【七王】――――
《勢力:ポティファル大陸》
◆炎王レリュシオン
人類の守り手。
《勢力:イルイヤ大陸-竜王山脈》
◆竜王メルカトナザレ
竜族の王。魔王シャロンやメサイアの父。
◆メサイア
竜王の息子
《勢力:バルサーラ大陸-迷いの森》
◆獣王ヴァイク
魔獣の王。最強の魔獣。猿に似た姿をしている。
無邪気な性格。人語を解する知能がある。
《勢力:パシュフル大陸-神々の世界》
◆宝王ガンザルディ
巨人。ブリュートナギレスに住むドワーフ族は彼が生み出した土人形。ドワーフはそれぞれに個があるように見える。それほど多くの人格を演じ分ける事が出来るのは、永劫に近しい暗闇の中での孤独が彼の心を切り分けた為。
嘗て、オルネウス・アガリアと共に初代魔王に挑んだ過去を持つ。その当時は普通の人間だったらしい。
《勢力:パシュフル大陸近海-死霊楽園》
◆霊王レムハザード
《勢力:パシュフル大陸-風の谷》
◆風王バイフー
――――【魔獣】――――
《勢力:ゼロ地点》
◆シャムス
見た目はカラスのようだけど、頭部や体が外殻に包まれている。そして、足は三本ある。日本神話に登場する八咫烏を彷彿させる妖鳥。
体内で核融合を行い、擬似的な太陽を生み出す事が出来る。
《勢力:バルサーラ大陸-迷いの森》
◆ウルヴェルガ
巨大な二足歩行の牛のような姿をしている。
◆ゼラス
蟲系の魔獣。
《勢力:イルイヤ大陸-殺戮の森》
◆アンシーリー
――――【転生前の世界】――――
◆冴島龍平
祐希の幼馴染。運動神経抜群のナイスガイ。
◆甘崎凪咲
祐希幼馴染。好奇心旺盛な美少女。
とてもオシャレな子。
◆播磨 周平
不良のような見た目の少年。実は極度のドルオタ。祐希は彼によくアイドルのコンサートへ連れて行かれていた。
祐希と共にベルーガーと戦っていたらしい……?
◆連城喜一
祐希のクラスメイト。園芸部に所属していて、よく校庭の花壇に水をやっていた。いつものほほんとしていて、一緒にいると落ち着く男だった。
彼は実家で家庭菜園も行っていて、時々収穫した果物や野菜を分けてくれる事があった。愛情がたっぷり篭められて育ったトマトやキュウリの味はまさに絶品で祐希はいつも楽しみにしていた。
◆赤羽
祐希がベルーガーと戦った後、播磨は彼に連絡を入れていた。
◆結崎蘭子
播磨が推しているアイドル。




