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【第三章の人物紹介】

【第三章の人物紹介】

《主要人物》

◆フレデリカ・ルーテシア・アン・ウィンコット・ヴァレンタイン

挿絵(By みてみん)

本作の主人公。銀色の髪に青い瞳のヴァレンタイン公爵家の長女。生真面目な性格。生まれ変わる前の男子高校生だった頃の記憶を持っている。


◆エルフラン・ウィオルネ

挿絵(By みてみん)

ゲームの主人公。桃色の髪に緑の瞳を持つ。ある日、迷いの森の上空に現れ、獣王ヴァイクによって保護され、アンゼロッテ・ウィオルネに預けられる。

記憶を失っており、不安に苛まされながらもアンゼロッテやヴァイクと共に過ごす森での生活に満足していた。けれど、運命は彼女を外の世界へ導いていく。『英雄再演』というスキルを持つ。


◆アルヴィレオ・ユースタス・ジル・オルティアス・ベルトルーガ・アガリア

フレデリカの婚約者。アガリア王国の皇太子。人よりも早熟であり、思慮深い。王の後継に相応しい精神性だが、その為か情緒が希薄。民の為、成るべき自分を模索している。実は釣り餌のワームが苦手。


◆バレット・ベルブリック

王国騎士団長の息子であり、アイリーンの弟。アルヴィレオの親友であり、王国最強を目指している。陽気に振る舞っているが、それはアルヴィレオの為であり、本来の気質はとても生真面目。


――――【バルサーラ大陸】――――


《勢力:アガリア王国-アガリア王家》

◆ネルギウス・コンウォート・ジル・オルティアス・ベルトルーガ・アガリア

アガリア王国の国王。賢王と讃えられている。


◆オズワルド・アガリア

王弟にして、王宮専属魔法使い。王族にも関わらず、独身を貫いて魔法の研究を行っている。マッドサイエンティスト的な気質の持ち主。


◆オルトケルン・アルヴィス

宰相。


◆ウィリアム・マルチネス

アルヴィレオの執事。


◆ミレーユ・アイニーレイン

フレデリカの王宮における使用人。アイリーンと同じく筋骨隆々ながらも物静かな淑女。


◆ヴォルス・ベルブリック

王国騎士団団長。勇者に傾倒している。


《勢力:アガリア王国-ヴァレンタイン公爵家》

◆ロベルト・ヴァレンタイン

フレデリカの兄。公爵領の当主代行として領地を治めている。妹であるフレデリカを溺愛しており、彼女を守る為に己を鍛え抜いている。


◆ギルベルト・ヴァレンタイン

フレデリカとロベルトの父。ヴァレンタイン公爵家当主。敵対する者に容赦がなく、『鮮血のヴァレンタイン』と呼ばれているが、その仮面の裏には臆病な一面を隠している。その内面はフレデリカととても良く似ている。


◆アイリーン・リズラィヒ・レヌール・ウル・ラリアンテス・ベルブリック

挿絵(By みてみん)

フレデリカの専属使用人。騎士の家系に生まれ、幼少期から苛烈な鍛錬を積まされ、その肉体に女性らしさは欠片も残っていない。嘗てはその事に苦悩を抱いていたが、今はフレデリカを守る為に必要なものだと受け入れている。

竜王襲来事件を切っ掛けに自分の力不足を感じ、父であるヴォルスに助言を求め、フレデリカに永遠の忠誠を誓い、『忠義の騎士』のスキルを得る。


◆グウェンダル

ロベルトの護衛兼執事。彼もまた筋骨隆々であり、ロベルトに筋肉の素晴らしさを説いた張本人でもある。


◆エレノア

ヴァレンタイン公爵家のハウスキーパー(使用人のトップ)。ギルベルトから厚く信頼されている。


◆カロス

ヴァレンタイン公爵家の庭師。


◆キース・リガルド

公爵家直轄の騎士団を率いる騎士団長。幼少の頃はベルブリック伯爵領で鍛え上げられ、青年の頃に騎士団へ入団した。弛まぬ努力によって培われた肉体は王国騎士団の精鋭にも引けを取らない。

愛馬の名はブルファイロン。


◆リゼット・マルセル

ヴァレンタイン公爵騎士団の若きホープ。生まれつき『虎乱蹴(こらんしゅう)』というスキルを持っている。


◆シェリー・ブロッサム

フレデリカの家庭教師の纏め役。登場当時は42歳。


◆クロムウェル・マスカル

フレデリカの家庭教師の一人。音楽関係を担当している。


◆ヴァネッサ・アイビー

フレデリカの家庭教師の一人。ダンスを担当している。


◆アナスタシア

フレデリカの家庭教師の一人。性教育を担当しており、見目麗しい青年奴隷を所有している。


《勢力:アガリア王国-ビスカンテ侯爵家》

◆ジェニファー・ネルソン

ビスカンテ侯爵領に構えているヴァレンタイン公爵家のタウンハウスの管理人。


《勢力:アガリア王国-ベルブリック伯爵家》

◆ウルフリック・ベルブリック

ベルブリック伯爵家当主であり、アイリーンやバレットの兄。


《勢力:レストイルカ公国》

◆アドラス・セルブロイド大公

レストイルカ公国の統治者。


――――【パシュフル大陸】――――


《勢力:カルバドル帝国》

◆マリア・ミリガン

挿絵(By みてみん)

先代勇者メナス・ミリガンの曾孫。剣聖の称号を持つ帝国最強の騎士。


――――【世界】――――


《勢力:勇者》

◆メナス・ミリガン

先代の勇者。七大魔王を討伐した。


◆ゼノン

今代の勇者。竜王襲来事件の折、フレデリカを救う為に参上し、彼女の『勇者の御守り』を与えた。


◆アルフォンス

ゼノンの後に勇者となる少年。ゲームの『ザラクの冒険』の冒頭で剣聖と戦っているシーンがあるらしい。


《勢力:七英雄》

◆ウェスカー・ヘミルトン

イグノス武国出身の冒険家。ある時、海で赤子を拾う。赤子は竜王の娘だった。彼は彼女にシャロンという名とヘミルトンという自分の姓を与えた。


◆ジュリア・リエン

神護(リエン)の森出身。弓の名手。


――――【魔物】――――

《勢力:初代魔王》

◆???

謎多き存在。極地から現れ、世界を滅ぼしかけた。オルネウス・アガリアによって討伐される。


《勢力:二代目魔王》

◆ロズガルド

真名は不明。当時の人々によって意図的に隠蔽された疑いがある。七英雄によって討伐された。

性別は女性である事が判明している。ロズガルドは魔王となる前、七英雄のウェスカーやシャロンと交流を持っていたらしい。


《勢力:七大魔王》

◆竜姫シャロン・ヘミルトン

挿絵(By みてみん)

三百年前に出現した七体の魔王の一画。エルダー・ヴァンパイア。メナスに討伐された後、石となり王家の湖に置かれていた。

竜王メルカトナザレの娘として生を受けた。人の姿で生まれた彼女は忌み子として海に捨てられ、冒険家であるウェスカー・ヘミルトンに拾われる。

卵を産み落とす事で眷属であるヴァンパイアを増やす事が出来た。

彼女は少なくとも七つの国を滅ぼした。


◆破壊神アンゼロッテ・ウィオルネ

挿絵(By みてみん)

三百年前から迷いの森に住む魔女。


◆屍叉ジュド


◆雷帝ザイン


◆炎凰アシュリー


◆狂王ヴァルサーレ


◆朱天ネルゼルファー


《勢力:イルイヤ大陸-竜王山脈》

◆竜王メルカトナザレ

竜族の王。魔王シャロンやメサイアの父。


《勢力:バルサーラ大陸-迷いの森》

◆獣王ヴァイク

魔獣の王。最強の魔獣。猿に似た姿をしている。

無邪気な性格。人語を解する知能がある。


◆ウルヴェルガ

巨大な二足歩行の牛のような姿をしている。


――――【転生前の世界】――――

◆冴島龍平

転生前の主人公の幼馴染。運動神経抜群のナイスガイ。


◆甘崎凪咲

転生前の主人公の幼馴染。好奇心旺盛な美少女。

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