八章のあらすじ
お芋と河原に落ちていた石を使ってスラムを裕福にしたアリスは、ついに引き籠っていた搭から飛び出した。
ヘラクレスがアリスの仲間となった一方で、一彦はアルトの薬によって動けなくなってしまった。
搭を出たアリスは公爵の地位を得て、スラムの問題の解決に乗り出すことになった。
その問題とは、スラムに住み着いているごろつきたちが隣の町を脅かしているというものであった。
アリスはごつきたちのボスになっていたスラムの友人ケンを屈服させ、ごろつきたちを配下に加えることに成功する。そしてアリスは彼らを立派な労働者に育て上げることを画策し始めた。
順調に進むかと思われたスラムのごろつきたちの善人化計画であったが、そこに反アリス派の貴族たちの陰謀が襲い掛かる。
アリスが『極東強人組』という職業斡旋所を立ち上げて、それを邪魔しようとする貴族たちがアリスの奇想天外な行動のせいでやっつけられる話。




