第47話 おしまいおしまい……
前回までのあらすじ!!
前回の第46話は特に進展がありませんでした。 完
「……なら、そんな前回のあらすじ書くなやっ!」
オレは読者を代表して職務怠慢な『前回のあらすじ』へとツッコミを入れる。
前回のあらすじさん>「あっ、そういえば1番重要な事を忘れてました! 前回はもきゅ子の名前が決まったのでした。お・わ・り」
ル~ルルルルゥ~♪ ルルルルゥ~♪
<タイトル>
「あなたの目の前に野生のお嫁さん候補(お嬢様)が現れた!!入力コマンドは!?……だがしかし、コントローラーにシカトされてしまったようだ。」
<制作>
原案
立花ユウキ
作者
scarlet
フリー素材提供元
ネット民
MoonWindさん http://moonwind.pw 製作者:メガネ
瀬尾辰也/TEDDY-PLAZA(http://teddy-plaza.sakura.ne.jp)
http://fayforest.sakura.ne.jp/
表紙・ヒロインなどの挿絵提供元
きゃらふとさん
投稿場所
小説家になろう
<出演者>(敬称略・順不同)
-日常編-
ワガママお嬢様役:須藤天音
人見知りお嬢様役:須藤葵
メイドさん役:静音様
クラス担任役:木村美智
クラスメイト役:その他大勢
タラバガニの脳移植専門医師役:木村漁師
-RPG異世界編-
勇者天音役:須藤天音
武道家役:須藤葵
お城の門番A役:メンデス・メンドーサ
お城の門番B役:山田・カプート
農夫役:アルフレッド・マークス3世
森のクマ役:クマB
魔神サタナキア:サナ吉
作者役:scarlet
子供ドラゴン役:もきゅ子
悪いドラゴン役:冥王ジズ
メインヒロイン・僧侶・世界の管理人・説明役のお姉さん・その他大勢役:静音様
<Thanks♪>(感想順)
『感想をしてくれた人』
ゼンキ改さん・ガイアブラッドさん・りょうさん・Kuraheさん
妹小路ヘルヴェティカさん・Mynさん・桐坂数也さん・木漏れ日亭さん
おうじさん・ミツマメ@さん・新参猫さんあまとぅさん・ちーすりさん
とんこつ毬藻さん・鉛風船さん・岡島亜麻音さん・形那乃さん・待屋西さん・
にわこうさん・兎木出海さん・奇村亮介さん・タツミタミッツさん・ぬぬぬさん・森悠希さん・玲のんびり屋さん鴨の土師さん
胡狛さん・朧塚さん・人外さん・雲母さん・雪村昴さん・外田ふがしさん
斎吏・伊匡(Sairi Ikyou)さん・四季さん・僕話 火乃酉さん・こやひでさん
クロアゲハさん・ゆいみらさん・ゼロんさん・セシャトさん・暁 蒲公英さん
朧塚さん・メディさん・やとぎさん
『レビューをしてくれた人』
ゼンキ改さん・妹小路ヘルヴェティカさん・Qtさん・ゆいみらさん・朧塚さん
<あな嫁応援者>
ブックマーク・評価をしてくれた人達
<イラスト提供>
エ口(えぐち)さん
<Special Thanks♪>
「あな嫁」を読んでくれている読者の方々♪
『あな嫁』 お・わ・り
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「ついに『あな嫁』も終わっちゃったのかぁ~……いやいや、違うがなっ! まだまだ終わらねぇよっ! あぶねーあぶねー。ま~た危うく流されちまうとこだったぜ!!」
オレは額の汗を拭いつつ、冷静さを取り戻そうとしていた。
最初はいきなり始まったエンドロールをただほげぇ~っとアホ面をさげながら眺めていたのだが、ツッコミ処があまりにも満載だったのでつい我へと返ってしまったのだ。
※ツッコミ処=甘味処のツッコミバージョンのお店。 ←どんなんだよ
「静音さん! 静音さんでしょこんなことできるのわっ!!」
オレは諸悪の根源であろう、クソメイドこと静音さんに文句を言った。
「あっ、バレちゃいました? アナタ様も段々この『あな嫁』に慣れてきたのですね~♪」
まるで成長を見守る親子さんのように、優しげに目を細め微笑んでいるメイドがそこにはいた。
「そりゃバレるに決まってるでしょ! だって静音さんのとこだけ『様付け』なんだもん! あと何故か知らない間に役割がメインヒロインになってるしさ!!」
「あっ、そっちでしたか? あ~こりゃしっかり間違えてしまいましたね~」
しっかりしっかり……っと確信めいた静音さんがそこにはいた。
「段々とその微笑が悪魔の微笑みに見えてきたよ……」
「そんな褒められると照れちゃいますね(照れ照れ)」
静音さんは自ら「照れ照れ」と()を用いてセリフにしながら、照れていた。
その照れ具合と言ったら、もはや夜でも明かりいら~ずかもしれない。
「があああぁっっ!!!!」
「やべっ!! そういえば遊んでる場合じゃなかった!!」
いつまでも本編が始まらず件の長さに痺れを切らしたのか、はたまた『ジズ』という自分の新しい名前が気に入ったのか、前にも増して吼え大地を揺るがしていた。
「アナタ様とりあえず逃げますよ!! さっお早くっ!!」
静音さんは「ほらさっさと棺を引っ張りやがれ!」と言わんばかりに、オレにロープを投げてきた。
「あ~も~う~~、こんなのばっかりかよぉっ!!!!」
オレはロープを手に取ると、力の限り全力で棺を引っ張り回す!
ガタガタ! ガタガタ! ガタタタタタッ!!!! だが、人間の足には限界があるのだ。しかもこちらには地の不利(地面が凸凹して砂利や小石による転がり抵抗)があり、空を飛んでいるアイツにはまったく無抵抗な地の利、いや空の利があったのだ。
これはもう移動速度の差は明らかである。すぐ後ろまで迫ってくるドラゴンに対抗する術はないのか!? オレは息も絶え絶えながら静音さんにこう叫んだ!
「し、静音さ~ん! アイツどうにかできないのぉ~? マジでヤバイんだけどぉ~!」
「ぐわあぁぁあああっ!!」
バサバサッ……ぼわぁっ!!
オレが静音さんに叫んでいるのに、呼応するように追いかけてくるドラゴンが火の玉『ファイヤーボール』を吐き出してきていた!
「うわっ! あっぶねーなおいっっ!! アイツファイヤーボールも出せんのかよっ!?」
導線が逸れたのか、ファイヤーボールはオレには当たらず畑やら柵やらにぶつかり燃え広がっていた。それはまるで焼き畑農業を手助けしているような光景だった。
「こ、この世界こんな燃えてて大丈夫なのかよ……」
「あっそういえば、ワタシに良き考えがありますよ♪」
……同じく走っているはずなのに、何故だか静音さんの声はオレのすぐ後ろから聞こえてきていた。
「(こ、このクソメイドが、ま~た棺の上に乗ってやがるのか! ほんとオレにばかり苦労させやがってからに……)」
っと言いたかったが、全力で走っているので文句すら言えず静音さんが言う『良き考え』とやらを急かした。
「静音さん! そ、そんなのがあるならそれを早く言ってよ!!」
「(急急)あっそういえばワタシに…」
「だから早口じゃねぇよ!! ギャグかよ! ネタかよ!! 鉄板なのかよ!?」
静音さんは本気なのかワザとなのか、早口で同じネタを言っていた。
「(あとそのネタいつまで引っ張る気なんだよ!!)」
オレはツッコミもそこそこに、走る! 走る!! 走るぅぅぅっ!!!!
「ぜ~はぁ~っ、ごくっ、ぜ~はぁ~っ!!」
もうオレの体力の限界も近いだろう。喉はカラカラでツバを飲み込む度に喉が痛くなり、また農道も人っ子一人なくガラガラだった。……もはや自分でも何を言ってるのか、よく分からなくなっていた。
「あ~……これならどうでしょう? ドラゴンには~……」
「(おっ! マジで打開策があるのか!!)」
っと期待して死にそうになりながらも、静音さんのセリフを待ったのだが、
「……ガンジー・スタイルが~」
「それはぜってぇねぇよっ!! 今立ち止まったら食われるだけだろ!? もうオレにはガンジー・スタイルは非推奨でお願いします!!」
ガンスタを非推奨で決めつつ、お話は第48話へと走りながらつづく。




