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ここは日出ずる国  作者: 銀河乞食分隊
南海鳴動
23/60

閑話  日本海軍 艦艇 

忘れていないですよ

これからも、更新の間隔は開きます



開戦時の状況


新世代戦艦 

  宗方機関.(五割増加) 

  宗方装甲.(バイタルパート+砲塔、建造中、艦橋と後部艦橋に煙突周辺まで拡大された)

 建造中 大和 武蔵


 

重巡

青葉 衣笠 加古 古鷹

妙高 足柄 那智 羽黒

鳥海 摩耶 高雄 愛宕

 重巡になると気軽に機関改装もできないため三十三ノット出れば良しとして、改装時宗方機関導入は無かった。これは建前で、機械室が狭く宗方機関導入が出来なかったのが本当のところである。


新世代重巡

建造中 鞍馬 穂高 乗鞍 赤城

   宗方機関.(五割増加)

   宗方装甲.(バイタルパート+砲塔+艦橋の一部)

 この級から重巡の雷装は廃止された。




軽巡

球磨 多摩 北上 大井 木曾

長良 五十鈴 名取 由良 鬼怒 阿武隈

川内 神通 那珂

夕張 

 この年代の軽巡は十六年から順次退役する予定であったため、電探搭載と機銃の増備程度であった。


新世代軽巡 

最上 三隈 鈴谷 熊野

  宗方機関.(三割増加) 

  宗方装甲.(バイタルパート+砲塔+水雷甲板上面+艦橋の一部)


利根 筑摩

  宗方機関.(五割増加)

  宗方装甲.(バイタルパート+砲塔+水雷甲板上面)


建造中 阿賀野 矢矧 能代 酒匂 石狩 吉野 大淀 仁淀

  宗方機関.(五割増加)

  宗方装甲.(バイタルパート+砲塔+発射管)



特型駆逐艦

吹雪 白雪 初雪 深雪 叢雲 東雲 薄雲 白雲 

磯波 浦波 綾波 敷波 朝霧 夕霧 天霧 狭霧 

朧 曙 漣 潮 暁 響 雷 電


出現当時、世界を圧倒した特型であるが元々の小型重武装に中期艦以降の能力増強で上部重量が増加。第四艦隊事件で復元性不足と船体の強度不足が明らかになってしまう。船体の強化を先に行い、艦橋上部の小型化と主砲塔一基の撤去、予備魚雷を降ろし予備魚雷庫も撤去するなどして復元性の改善を行ったと同時に条約の基準以内に収まるようにされた。


後の再調査で特型駆逐艦の船体強度設計は他国基準とも比べて充分以上だったが、第四艦隊事件で遭遇した低気圧が強力すぎて船体が持たなかったのと、部分的に採用された電気溶接の基礎素材技術や習熟度不足による工作不良と判明。

 近代化改装時、発電機の大容量化を行っている。



初春級

初春 子日 若葉 初霜 有明 夕暮


特型配備後、ロンドン軍縮条約の残り隻数6隻で出来る限り強力という条件で設計建造された。

初春級建造中に第四艦隊事件が起こり同じように対策がされた。



白露級 試験的に宗方機関を導入。増幅率は二割。

白露 時雨 村雨 夕立 春雨 五月雨 海風 山風 江風 涼風

1,500トン級新設計駆逐艦。前級・前々級の反省を元に船としての性能を優先させた。

武装は並みである。



新世代

  主砲に高角砲採用

  宗方機関.(五割増加)

朝潮 大潮 満潮 荒潮 朝雲 山雲 峯雲 霞 霰

陽炎 不知火 黒潮 親潮 早潮 夏潮 初風 雪風 天津風 時津風

浦風 磯風 浜風 谷風 野分 嵐 萩風 舞風 秋雲

夕雲 巻雲 風雲 長波 巻波 高波 大波 清波 玉波 凉波 藤波

早波 浜波 沖波 岸浪 朝霜 早霜 秋霜 清霜



 新世代駆逐艦は日本の艦隊型駆逐艦の決定打として建造された。英仏の第2次ロンドン条約調印拒否を受けて大型駆逐艦とされた。

 主砲には新開発の九十八式高角砲を連装で前後に一基、計二基搭載している。

 雷装は六十一センチ魚雷発射管五連装二基で予備魚雷はない。主砲が重く予備魚雷を搭載するとトップヘビーになってしまうからだった。

 基準排水量

 朝潮級 二千二百トン

 陽炎級 二千四百トン

 夕雲級 二千五百トン

 陽炎級と夕雲級は朝潮級に対して大幅な対空火力と対潜能力の増強を行っており、排水量が増えている。全長は変わらず幅と吃水が増加している。

 朝潮級と陽炎級は緊張感がまだそれほど高まっていない時代に建造されたため、船体は艦政本部によるこだわりの図面と職人によって丁寧に仕上げられている。運動性能は日本駆逐艦史上最高と言われる。

 夕雲級になると艦首部を始め構造が量産に適すよう簡易化されたが、それほど運動性能は落ちなかったようだ。

 機関出力は朝潮級が宗方機関使用で五万五千馬力。

 陽炎級と夕雲級は六万馬力と六万五千馬力へと上昇させて、速力低下が無いようにしている。

 発電機は特型の五倍という大容量を持ち、各種兵装への電力供給や将来の拡張にも怠りない。



 十二.七センチ連装高角砲は、それまでの八十一式十二センチ高角砲の人力装填毎分十発から半自動装填毎分十五発とした優れものだった。

 九十八式十二.七センチ高角砲として採用。単装と連装がある。ただ、連装砲架防楯有りで三十八トンと言う大重量になってしまった。人力装填では直ぐ発射速度が低下するが半自動装填としたことで発射速度の維持は出来た。その為の揚弾機構も専用且つ複雑で重量も重い。結果として連装高角砲装置全体の重量は五十トン有る。

 従来の平射砲である八十式十二.七センチ砲とは一切の共通点は無い。

 八十式十二.七センチ砲は徐々に生産を絞り、換装可能な艦は九十八式十二.七センチ高角砲へと換装されていくことになる。

 

 


 二十ミリ機銃はエリコン社よりFF・FFL・FFSの製造権を取得している。

 三十ミリ機銃はFFSを三十ミリに拡大した。

 二十五ミリ機銃はホチキスより輸入。試験をしていたが目標追尾能力に不満があるとして採用されなかった。

 対空機銃として二十ミリ、三十ミリ機銃が各種艦艇に積まれている。



 特型以前の睦月級を含む駆逐艦は海軍の人員不足のため、魚雷と主砲を降ろして哨戒艦となっている。数隻は練習艦に。ボイラーも半分に減らし条約制限外の十八ノットとし、燃料代の節約もしている。乗り組み員一人当たりの居住空間が広くなり好評である。面倒な魚雷の整備がないのも良かったという。

 戦争勃発後、機銃の増備と八十一式十二センチ高角砲二基を主砲とし搭載。対空対潜能力を持たせ船団護衛に活躍する。





ロンドン軍縮条約

ワシントン軍縮条約で空母と戦艦の制限をしたが、各国とも巡洋艦の整備に乗り出したため数量制限を行う目的で締結された。

第2次で駆逐艦と潜水艦が制限された。

米国の引きこもり傾向がワシントン軍縮条約締結時より強くなり、強大な海軍力を求めなくなっている。

イギリスは自国で開催したが、思うような展開にはならず不満が多かったと言われる。特に軽巡洋艦と駆逐艦に不満が出た。

フランスも地中海配備隻数を半数とされたため不満が多かったという。

イタリアは制限下でも一杯に出来るかくらいの国力であり、不満は無かったと言われる。



巡洋艦は排水量1万トン以下でふたつのクラスに分けられ

重巡洋艦は

備砲は6,1インチより大きく8インチ以下。

合計排水量は、

米国14万トン、英国14万トン、日本11万トンとした。

フランス5万トン、イタリア3万トンであった。


軽巡洋艦は

備砲は5,1インチより大きく6,1インチ以下。

合計排水量は

米国14万トン、英国15万トン、日11万トン。

フランス6万トン、イタリア4万トンであった。


駆逐艦は単純では無かった。日本の特型を完全に意識しており特型以上の駆逐艦登場を警戒する意味での制限だった。

1号要件として隻数30隻以下で認められた。さすがに24隻というのは恥ずかしかった模様。

備砲は5,1インチ以下。基準排水量1,800トン以下。


2号要件は

備砲は5,1インチ以下。基準排水量1,500トン以下。


3号要件は

備砲4インチ以下。基準排水量1,200トン以下。


合計排水量は、米国14万トン、英国14万トン、日本10万トン。

フランス5万トン、イタリア3万トンであった。


駆逐艦条項は抜けが多く、1号2号要件で排水量の8割を満たしていれば3号要件は残り排水量の倍を建造できるという、植民地警備に大量の駆逐艦が欲しいイギリスとフランスに有利な条項も付けられた。

条約交渉開始時に船台にキールが据え付けられていた1号要件を超える駆逐艦は制限外とされた。


潜水艦は2,000トン以下。各国とも5万トン以下とされた。


日本の鳳翔は搭載機数15機以下速度20ノット以下の練習空母、戦時でも国内に留めるという条件で引き続き制限外とされた。他に1万2000トン、搭載機数30機、速度30ノットの小型空母1隻の建造枠を確保した。これが翔鳳である。

これは3号要件の引き換えでも有った。


日本の補助艦全体の保有率を対米英比7割とした。

排水量1万トン以下、速力20ノット以下、備砲3インチ以下の特務艦、排水量2000トン以下、速力20ノット以下、備砲4インチ砲4門以下の艦、および排水量800トン以下の艦は無制限となった。





本編はもう少しお待ちを


初期設定として書いてあった物です

いろいろ本編と齟齬があるかもしれません



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