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ここは日出ずる国  作者: 銀河乞食分隊
南海鳴動
12/60

日本海軍艦艇 空母 開戦時

設定がおかしいのはいつものことです。

初代空母 

鳳翔 練習空母 8,500トン速力十八ノット 無武装 条約制限外

 

最初から研究用として割り切って建造。改造しやすいように非装甲。商船形式だが一応軍艦なので水線下の防水区画だけは商船よりも多い。


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蒼龍 飛龍 雲龍

蒼龍級空母 近代化改装後

 基準排水量  二万一千トン 改装前一万八千トン

 全長     二百二十五メートル

 水線長    二百二十メートル

 水線幅    二十五メートル 改装前二十二メートル

 飛行甲板長  二百十八メートル

 飛行甲板幅  三十メートル 艦橋前後のスペースも含む

 エレベーター 三基

 カタパルト  二基

 機関出力   十四万五千馬力

 速力     三十三ノット 全速 改装前三五ノット

 航続距離   八千海里 一八ノット 改装前 六千海里 一八ノット

 航空機    常用 六十五機 補用七機

 武装     九十八式十二.七センチ連装高角砲 六基

        九十九式十二型三十ミリ連装機銃 八基

        九十七式四号二型二十ミリ連装機銃 八基

        九十七式四号一型二十ミリ単装機銃 六基


 1930年竣工、ワシントン軍縮条約の制限下で建造された。

 試験的に建造された鳳翔から得た経験を元に設計された。

 艦橋は右側前寄りで舷側から八割方外に出ている。艦橋要員からはケツが涼しいとの評判。煙突は艦橋後方で海面へ向けて湾曲している。

 艦橋と煙突が右にありバランスを取る意味で飛行甲板は左側が気持ち広く設定された。

 上から見ると飛行甲板全体から艦橋と煙突周辺が出っ張っているような平面形だ。

 装甲は飛行甲板は無し。 

 水平装甲

 機関部・弾火薬庫・揮発油庫・舵機室は当初高度三千メートルからの二十五番水平爆撃に耐えるよう設計された。

 近代化改装で装甲板の増設をし、同高度からの五十番水平爆撃に耐えるようになっている。 

 垂直装甲 

 高雄級重巡に同じ 近代化改装で強化されていない

 水中防御

 高雄級重巡を参考に強化 近代化改装でバルジ装着

 舵は二枚平行舵


 潜水艦用空気式カタパルトから発達した蒸気カタパルトが実用化されたので装備した。

 カタパルト設置スペースを確保したため常用搭載機数が減った。

 主翼折りたたみを戦闘機まで適用して搭載機の格納寸法を小さくすると言う手法で搭載機数の確保をしている。


 この船の新造時から海軍艦艇に宗方サンプルの技術を使った装甲板が使われる。

 装甲板の性能は従来の装甲板の値を使っている。

 宗方装甲の値だと三割程度強い。

  宗方装甲 宗方サンプルの技術を使用した装甲の事。

       正式名は有るが通称で通る。


 近代化改装で防御火器を一新。

 十二センチ連装高角砲を十二.七センチ連装高角砲へ。



 宗方機関採用は主機交換が必要なため実施されない。 

  宗方機関 宗方サンプルの技術を使用した増幅機関のこと。


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海竜 水竜

海竜級空母

蒼龍級を拡大した空母。ロンドン軍縮条約の下、設計建造された。

1938年竣工。

二隻のみで終わる。次級の翔鶴級は条約から解放された設計で三万トン近くなる。  

 基準排水量  二万二千トン公称  二万三千五百トン

 全長     二百四十メートル 

 水線長    二三十四メートル

 水線幅    二十五メートル

 飛行甲板長  二百四十メートル

 飛行甲板幅  三十三メートル 艦橋前後のスペースも含む

 エレベーター 三基

 カタパルト  二基

 機関出力   十万五千馬力 宗方機関付き十六万馬力

 速力 全力  三十ノット 宗方機関 三六ノット

 航続距離   六千五百海里 一八ノット

        宗方機関使用時 九千八百海里 一八ノット

 航空機    常用 七十二機 補用八機

 武装     九十八式十二.七センチ連装高角砲 六基

        九十九式十二型三十ミリ連装機銃 十基

        九十七式四号二型二十ミリ連装機銃 十基

        九十七式四号一型二十ミリ単装機銃 八基


 相変わらずケツが涼しい。

 常用機が多いのは主翼折りたたみを戦闘機まで適用して搭載機の格納寸法を小さくすると言う行為に出たため。

 蒸気カタパルトが実用化され設置されている。蒸気カタパルトが思ったよりも重く高角砲を計画よりも二基減らし六基となった。


 飛行甲板に装甲は無い。

 各部防御力は蒼龍よりも向上している。計算上は高度五千からの八十番水平爆撃に耐える。

 宗方装甲は遂に五割増しの性能を持つ様になった。

 注排水ポンプを蒼龍三基から海竜四基と増やした。

 発電機も分散配置とし、最後まで電力を絶やさないよう配慮されている。


 この年代でようやく宗方機関の実用化に成功。五割増しの増幅率を得る。



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翔鳳

 基準排水量 九千九百トン(名目)実際一万千八百トン

 全長    百九十二メートル

 水線長   百八十七メートル

 最大幅   二十二メートル

 水線幅   十九メートル

 飛行甲板長 百九十メートル

 飛行甲板幅 二十一メートル


 機関出力  七万馬力(十一万五千万馬力)

       二軸推進

       縦二枚舵 主舵前方に副舵 面積主舵の三分の一  

 最大速力  三十ノット

 航続距離  八千五百海里/十八ノット

 

 航空機   三十機 補用機四機 

       格納寸法 全長十一メートル、全幅八メートルの場合

 高角砲   九十八式十一型十二.七センチ連装高角砲 二基

 機銃    九十九式十二型三十ミリ連装機銃四基

       九十七式四号二型二十ミリ連装機銃八基

       九十七式四号一型二十ミリ単装機銃十二基 

            

 装甲    機関室、弾火薬庫、揮発油庫、舵機室

       上面八十ミリ 側面七十ミリ

       宗方装甲の効果は実質強度五割増し  


 蒸気式カタパルト 一基 

 エレベーター   二基     


艦橋というか防空指揮所兼操舵艦橋が右舷前方全長の三割くらいの所に船体からはみ出して存在している。外寸、幅二メートル長さ六メートル高さ五メートルで艦橋基部前後に九十七式四号二型二十ミリ連装機銃を設置して有る。ラッタルと踊り場で幅一杯と長さ一.五メートルを確保しているため実際に使用できる面積は狭い。装甲は無い。

はみ出しは一メートルで船体からは半分以上出ていることになる。

煙突は右舷で船腹から下向きに出ている。


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建造中 

 翔鶴 瑞鶴 凍鶴 仙鶴


 基準排水量 三万八百トン

 全長    二百五十五メートル

 水線長   二百四十八メートル

 全幅    三十二メートル

 水線幅   二十九メートル

 飛行甲板長 二百四十六メートル

 飛行甲板幅 三十メートル

 

 機関出力  十二万馬力 (十八万馬力)

       四軸推進

       舵は翔鶴・瑞鶴が二枚平行舵

         凍鶴・仙鶴が縦二枚舵

 最大速力  三十五ノット

 航続距離  一万海里/十八ノット

 

 航空機   七十八機 補用機十機 

       格納寸法 全長十一メートル、全幅八メートルの場合

 高角砲   九十八式十一型十二.七センチ連装高角砲 八基

 機銃    九十九式十二型三十ミリ連装機銃 八基

       九十七式四号二型二十ミリ連装機銃 十二基

       九十七式四号一型二十ミリ単装機銃 二十基 

            

 装甲    機関室、弾火薬庫、揮発油庫、舵機室

       上面百三十ミリ 側面百ミリ+水線部全周二十ミリ

       宗方装甲の効果は実質強度五割増し        


 蒸気式カタパルト 二基 

 エレベーター   三基


艦橋は煙突一体型の大型艦橋となる。宗方機関のおかげで缶の数を減らすことが出来たため、出力の割に煙突は小さい。煙突は少し外側に傾いている。艦橋は三十ミリ厚装甲で覆われている。

艦のバランスを取るために従来以上に飛行甲板の左へのオフセットが多い。

発艦重量十トンと言う二世代めの強力なカタパルトを装備したが、カタパルトの設置スペースが予想より大きく搭載機数は当初予定されていた八十四機から減っている。

舵の配置が変更になったのは縦列配置の方が小回りが効くのと舵機室防御がやりやすいからと言うらしい。


次級からはカタパルト設置スペースの高さ分を飛行甲板下全面に取り、格納庫はその下に設置される。


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日本海軍の制式兵器呼称変更が昭和13年 皇紀2598年 にあり、新しく制式化された兵器は従来の何号という表示は無くなっている。混乱を避けるため以前の兵器の呼称変更は行われない。


 九十八式十一型十二.七センチ連装高角砲 

 皇紀2598年採用の最初の型。基本連装で開発したので単装化した時に甲となった。   


 九十九式二十二型乙三十ミリ連装機銃

 皇紀2599年採用。艦載機銃は単装が甲、連装が乙。

 基本型式が十番台は航空用。二十番台が艦艇・陸上用。

 一桁は改良型。

 二十一型の二十発弾倉を二十二型では三十発弾倉にした。

 FFSを三十ミリに拡大。弾倉式。弾倉が重く交換には専用治具を使い三人必要だった。


 九十七式四号二型乙二十ミリ連装機銃

 皇紀2597年採用。艦載機銃が四号。単装が甲、連装が乙。基本型式が号数。

 

九十七式二十ミリ機銃

九十七式二十ミリ機銃はエリコンFFLとFFSを制式採用。FFは能力不足が懸念されるとして制式化されなかった。

一号一型 FFL 単装 弾倉式 航空機用

二号一型 FFL 単装 弾倉式 艦載用   

三号一型 FFS 単装 弾倉式 航空機用

四号一型 FFS 単装 弾倉式 艦載用  

 

FFL・FFS共、後にベルト給弾化。


本編は二十三日頃


二十日 翔鳳のエレベーター一基を二基に修正



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 宗方機関の大きさ次第では、6万馬力だと駆逐艦なら単一で作れそうだし、潜水艦に至っては原子力でないのに無制限潜航が可能?
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