表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お姉ちゃんで遊んでたらいつの間にか取り返しのつかないことになっていた  作者: シャルねる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/67

楽しかった

「おはよう」


 お姉ちゃんと別れて、学校に着いて、教室に入った私は、そう言った。


「夏希もおはよう」

「……ん、おはよ」

 

 そして、席に座った私は、夏希にもそう言った。


「夏希は昨日、何してたの?」


 私は、何となくそう聞いた。

 今更だけど、夏希って私と遊んでない時とか、休みの日って何してるんだろうと思って。


「……寝てる」


 夏希は、眠たそうにそう答えてきた。


「……ずっと?」

「……ん」


 暇じゃないのかな。……いや、普通に寝てるから、暇では無いのか。……まぁ、私は夏希じゃないし、私には分からないけど、夏希が幸せなら、いいんじゃないかな。……友達の休みの日の過ごし方にとやかく言う資格なんて、私にないし。


「……美葉は、何してたの?」


 私がなんて言えばいいのかを迷っていると、夏希がそう聞いてきた。


「私? 私は、お姉ちゃんとデ――じゃなくて、お出かけ! お出かけしたよ!」


 私は咄嗟にデートって言っちゃうそうなのを誤魔化すために、少し声を大きくしながら、そう言った。

 ……お姉ちゃんが、デートなんて何回も言うから……夏希に誤解されるところだったじゃん。


「……そうなんだ」


 私が内心焦っていると、夏希は自分から聞いてきたくせに、特に興味が無いみたいな感じで、頷いてきた。


「……楽しかった?」

「楽しかったよ」


 そして、夏希が一応といった感じで、そう聞いてきたから、私は素直に頷いておいた。

 

「……良かったね。……私も、楽しかったよ」

「寝るの?」

「……ん」


 まぁ、楽しかったんなら、良かったんじゃないかな。

 何回考えても、寝るのが楽しいっていうのはよく分からないけどさ。

 

「夏希、今日遊べる?」

「……今日は、用事、あるから、やめとく。……あと、寝るから、起こして」


 夏希はそう言って、机にうつ伏せになっていった。

 まぁ、用事なら仕方ないかな。

 私はどうせ、授業が始まる頃には起きるんだろうなぁ、と思いながら、夏希に、見えてないだろうけど、頷いておいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ