表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お姉ちゃんで遊んでたらいつの間にか取り返しのつかないことになっていた  作者: シャルねる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/67

姉妹としてのお出かけ

「美葉、準備出来た?」


 オシャレな服に着替えてきたお姉ちゃんが、私の部屋の扉をノックして、部屋に入りながらそう聞いてきた。

 

「今着替えてるから、もうちょっと待って」


 私は着替えてる所を見られたけど、別に姉妹だし、一緒にお風呂にも入ってるんだから、今更恥ずかしい気持ちなんてあるわけがなくて、普通にそう答えた。


 そして、着替え終えた私は、荷物を持って、リビングに向かった。


「お姉ちゃん、着替えたけど、どこ行くの?」


 どこに行くかを聞かされてない私は、お姉ちゃんにそう聞いた。

 

「美葉はどこか行きたい場所、ある?」

「私はどこでもいいけど、決めてないの?」

「昨日急に決めたからね」


 ……決めてないんだ。……まぁ、別に私はお姉ちゃんとなら何処でもいいけど。……ふ、普通に姉妹だからって意味で!


「ふふっ、私も美葉となら、どこに行っても楽しいから、歩きながら決めよっか」

「う、うん」


 お姉ちゃんの言葉に頷きながら、玄関で靴を履いて、一緒に外に出た。

 そして、そのまま自然とお姉ちゃんが私の手を握ってきた。


「そ、外ではだめって言ったでしょ」

「家でも、繋がせてくれないじゃない」

「そ、それは……も、もう子供じゃないんだから、姉妹でも、手なんて普通繋がない、から」


 そう言って、私はお姉ちゃんと繋いでいる手を離そうとするけど、お姉ちゃんが離してくれない。


「久しぶりのデートなんだから、今日くらいいいでしょ?」


 ……お姉ちゃんはデートと思ってるかもしれないけど、私は、ただの姉妹としてのお出かけだと思ってるんだから、離してよ。

 そう思って、私はお姉ちゃんにそう言ったんだけど、お姉ちゃんはそのまま手を離してくれなかった。


「美葉、今日だけだから、ね?」

「……や、約束、だよ」

「ええ」


 私がそう言うと、お姉ちゃんは嬉しそうに、頷いてくれた。

 ……まぁ、今日、だけなら、別にいい、かな。……お姉ちゃんを期待させちゃうかもしれないけど、どうせ言っても、離してくれないと思うし。

 私は、ただ諦めただけと自分に言い聞かせて、お姉ちゃんと手をつなぎながら歩いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ