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お姉ちゃんで遊んでたらいつの間にか取り返しのつかないことになっていた  作者: シャルねる


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24/67

楽しみ

「……ん」


 目を覚ました私は、お姉ちゃんが居ないのを確認すると、ベッドから起き上がった。

 ……お姉ちゃんが、また、キスする、とか変なこと言った後、じたばたするのを辞めた私は、頭を撫でられたりして、別に嫌なわけでも、嬉しいわけでもないのに、心が落ち着いて、すぐに眠りにつけた。……暑かったはずなのに。


 そんなことを考えながら、私は自分の部屋を出て、リビングに向かった。

 

「おはよう、美葉。もう少しで出来るからね」


 リビングに入るなり、お姉ちゃんがキッチンから声をかけてきた。


「……うん。おはよう」


 昨日よりはお姉ちゃんを見ても、変に思い出して意識せずに済んだから、なるべく普通にそう返してソファに座った。


 時間が分かるように適当にテレビをつけて、お姉ちゃんを待っていると、朝ごはんが出来たみたいで、お姉ちゃんが朝ごはんをテーブルに並べてくれた。

 お姉ちゃんに呼ばれて、私はソファから移動した。


「いただきます」


 お姉ちゃんも座ったのを確認してからそう言って、私は朝ごはんを食べ始めた。


「お姉ちゃん、今日も美味しいよ」


 いつも通り美味しいかを聞いてくるだろうと思ったから、私は聞かれる前にそう言った。


「良かったわ」


 お姉ちゃんは嬉しそうにしながらそう言うと、朝ごはんを食べ始めた。

 

「そういえば、私は今日暇よ?」


 朝ごはんを食べていると、お姉ちゃんが急にそんなことを言った。

 学校はあると思うし、学校が終わってからって事だよね? ……だったら私も暇だけど、なんでわざわざ、そんなこと言ってきたんだろう。


「料理、教えて欲しいんでしょ?」

「えっ、あっ! い、いいの!?」

「ふふっ、もちろんよ。その代わり、ちゃんと食べさせてね?」

「う、うん!」


 元からそのつもりだし、他に食べさせる人なんていないから、素直に頷いた。

 あ、でも、夏希ならいるかも。


 一瞬頭に夏希の顔が浮かんだけど、直ぐに消えた。

 だって、夏希は食べることより寝ることの方が好きそうだし。

 

「美葉は今日、何か食べたいものとかある?」

「……ハンバーグ?」

「美葉が食べたいなら、私はもちろんいいけど……この前と同じような感じになるわよ?」

「た、確かに……だ、だったら、オムライス、とか?」

「ふふっ、分かったわ」


 私は今から夜が楽しみになりながら、朝ごはんを食べ終えた。

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