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辺境は独自路線で進みます! ~見下され搾取され続けるのは御免なので~  作者: 紫月 由良
解説

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01. 相関図、家門解説

固有名詞多いとの感想をいただいたので相関図と解説を書きました。

(自分でも登場人物とか登場する家とか多すぎるなと思っていたのもあり……)

登場人物紹介は次ページになります。

アマディ家の次男の名前が間違っていたため差し替えました。

挿絵(By みてみん)





【ファルディス聖国】

 辺境のオリオール伯爵家、フォートレル辺境伯家、マンティアルグ辺境伯家が独立時に決めた国名

 魔獣のスタンピード以前に存在していたファルディス教団に由来。(未登場)

 スタンピード後は三家の協力体制にて森の管理と資源採取を行っている。

 一応、本来の辺境伯家の役割である国境防衛の役割もあり、他国の接触が敵対的であれば国防を担うことになっている。でも最大の敵は人ではなく魔獣の状況が長く続き、ただの田舎者扱いされている。

 隣国のキエザ辺境伯家と少し前から交流があったものの、既に中央や王家との関係が最悪なまでに冷え込んでいたため、中央に報告しなかった。

 中央は知らなかったが鉱物資源などを含めて大半は自給できる。不足分はキエザ辺境伯家を通じて隣国より輸入可能。


・フォートレル辺境伯家

 スタンピード以前は子爵。魔獣のスタンピードから民を守った功績により陞爵(しょうしゃく)

 元の領地はスタンピードにより森に呑まれる。

 領主一族は死亡したものの、土地と領民は無事という国の南端近くの領地を複数まとめて一つの領地に再編された領地をもらう。

 初代当主は聖女である妹を大切に守っていた。2代目以降も同様に「聖女の守護者」的立場を貫く。重要なのは聖女であるオリオール伯爵家の方だが、こちらが本家。


・オリオール伯爵家

 スタンピードから民を守った最大の功労者は、兄である当主ではなく神官だった妹(後の聖女)の功績だと知れ渡ったこと、聖女から生まれた娘にのみ聖女としての能力が受け継がれると判明したため叙爵され独立。初代フォートレル辺境伯は最初から聖女の血を失わないためにも、聖女を当主とした家の創立を願い出ていたので、念願が叶った形。

 初代当主は初代聖女であり対スタンピードの最大の功労者。聖女の能力は実は一般人とは桁違いの魔力。聖女が必ず生む女の子(1人のみ生まれ、早逝する場合でも後継者を生むまでは存命する)に受け継がれる。

 フォートレル辺境伯家の分家。


・マンティアルグ辺境伯家

 元侯爵家、スタンピード後に辺境伯に。以降は隣人であるフォートレル辺境伯家とオリオール伯爵家と密な付き合い。

 初代辺境伯夫人は元神官で、初代聖女の親友設定。2人の属していたファルディス教団がスタンピード時に上層部が全滅して崩壊したため、当時の神官たちが還俗して辺境に移り住み辺境の三家の家臣となった経緯があるため、末端まで仲が良く、家門の枠を超えて交流がある。

 南の辺境より森の資源は少ないが、その分を塩の輸出(国内シェア7割)で収入を得る。鉱山資源に関しては独立前は試験採掘がメイン。独立後に商業採掘本格化。




【セファティス王国】

 魔獣のスタンピード以前は割と平和ボケしていた。

 現在の西の辺境伯領地近くにあった貴族向け避暑地で社交を行う季節にスタンピードが発生。避暑地が壊滅的な被害を受けた結果、大量に王族と貴族が亡くなり、領地の再編が行われる。

 スタンピードにより国土の何割かが森に呑まれて消失。隣国を含むすべての国との交易などが途絶え鎖国状態に。


中央貴族

・ミラボー公爵家

 現国王の弟が臣籍に下ったときに興す。

 次男ジョルジュと主人公マリエが政略的な理由から婚約。ストーリー開始時に婚約破棄

 1章『01. 食堂での婚約破棄』


・ランヴォヴィル侯爵家

 フォートレル辺境伯領とオリオール伯爵領の隣領、森の管理能力がないため、辺境独立後に降爵して伯爵家に。


・バロー公爵家

 ジョルジュが令嬢のセヴリーヌと恋仲になった。名前だけ登場。

 1章『01. 食堂での婚約破棄』


・オラール辺境伯

 通称「西の辺境伯家」。中央諸侯の中で唯一、辺境独立前から森の管理ができていた。スタンピード以前は侯爵家。

 3章『01. 王太子の策』


・バルト辺境伯

 通称「北の辺境伯家」。カミラの実家、辺境独立後に降爵され子爵家に。スタンピード以前は伯爵家だったので、かなり厳しい処分。男尊女卑が激しいが、男が有能かといえばそうでもない。当主は大者風を吹かせたいだけの小者。

 3章『01. 王太子の策』


・バルニエ侯爵

 第二王妃の実家。現当主は王妃の弟。第二王子エンゾの叔父として中央で幅を利かせる。

 3章『05. 二度目の南征』


・イースラント伯爵(未登場)

 設定のみ。マンティアルグ辺境伯家の中央寄りの隣領。南でいうところのランヴォヴィル侯爵家のような存在。

 辺境独立後は降爵。(新しい爵位などは未設定)




【メリディウス王国】

 隣国。(国名未登場)

 セファティス王国と同様、辺境と中央の乖離が激しく、独立の機運が高まっている。

 森を挟んでファルディス聖国と接しているが、動植物などの生態系が微妙に違う。

 作者が国名を設定したことを忘れるくらい扱いが雑。


・キエザ辺境伯家

 隣国でフォートレル辺境伯領に一番近い位置にあり、国内最北端の領地。

 辺境伯自身が動くとファルディス聖国の存在が国王バレする可能性が高まるため、分家のアマディ家(当主は辺境伯の実弟)を間に置く。

 内陸の領地のため、支援物資に塩をもらって感謝するシーンがある。(2章『05. キエザ辺境伯家と隣の事情』)

 1章『04. 帰郷』


・アマディ家(騎士爵)

 キエザ辺境伯の弟の興した家。娘のルイーゼが主人公マリエの家庭教師になり、その縁でマリエの兄イレネーと結婚。

 みんな大雑把でおおらかというか豪快な性格。付き合ってて楽しい。


・クールナン伯爵(名前は未登場)

 キエザ辺境伯領の南隣の領地。

 後継者問題が発生しゴタゴタする。

 2章『05. キエザ辺境伯家と隣の事情』



【森】

 大陸中央に位置し、魔獣のスタンピード以前からある森は、特に「原初の森」と呼ばれている。強力な魔獣が跋扈しており、人はごく浅い場所にしか入れなかった。

 スタンピード以降に広がった森も奥に行くほど魔獣が大型化、凶暴化するため、奥に入るのは困難。

 辺境独立時に森を拡張したが、魔素が濃くなり過ぎないようにする、魔獣などの獣類の生態系の監視など、細心の注意を払っているため割と安全。

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― 新着の感想 ―
やっぱり特殊な聖女の生態的に、神離れしていない世界ですやね。 というか緩やかに終わりそうまであるから、神が最後に蜘蛛の糸だけ残した世界、の可能性も?
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