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95. 堕ちていく魂



あなたに素肌の自分預けて

白い裸身を抱き締められて


私達は共に浅い眠りに就く


柔らかい唇を重ねながら

ただあなたを抱き締めて

あなたに抱き締められて


私達は互いの存在に永遠を知る


あなたは私の中に

果たせなかった青春の夢を見る

私はあなたに理想の存在を探す


私達は互いのことを何も知らず

唯、語らい

瞳を見つめ

温かい肌の温もりだけを感じて


あなたが何処の誰であっても構わない

あなたの名も何も知らなくて構わない


この瞬間の至福を享受できるなら

悪魔に魂を売ってでもあなたを求める私は

かけがえのないあなたと共に

どこまでも深く、深く

奈落の底に堕ちていく……



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― 新着の感想 ―
[良い点] 今回はエロス感ある回でしたね! 愛の闇とも言うべき部分ですね。 それは愛ゆえなのか、それとも欲なのか、どんな感情が原点なのか考えさせられます。
[良い点] 奈落の底に堕ちていく この一言で、いろいろと想像してしまいます。 大人の素敵な世界、大好きです。 読ませて頂きありがとうございました。
[良い点] 歌う羊こと香月さん  ひゅう! いつもゾクゾクする大人の世界ですぅ。  個人的には 青春の夢 と 理想の存在  のところがとても良かったです。  いつも素敵な作品を有難うございます♪
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