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89. 夢の彼方の遠い憧れ



白く滑らかな裸身を

ありのままの我が身を

透明な鏡に映して

ただあなたを想う

真夜中の蒼い静寂しじま


あなたは今宵も夢の彼方で

遠い声をして私を呼ぶ


それはおぼろげな

でも懐かしい

どこかで見た

確かに聴いた

あなたの逞しい姿

あなたの優しい声


そう、いつの日か必ず

私達の魂は確かな邂逅を果たし

互いの存在を求めあい

遙かな高みで交わるだろう


嗚呼、でも

知っている

わかっている


現世うつしよのこの身は

決してあなたには重なり合えない

私達は相見あいまみえない


あなたは遠い、遠い憧れのまま

いついつまでも

私の中で



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― 新着の感想 ―
[良い点] 89. 夢の彼方の遠い憧れ 読みました。 読んでいると、いつか巡り会う二人の運命の姿が目の前に現れるようで、とても良かったです。
[良い点] この世にはいない彼…… 色々の考えましたが、やはりあの世とかなのかな…… 遥か高みというのが天国なのであればですが。 彼女の願いはかないませんが、自ら……というのはやめて欲しいですね><…
[良い点] 香月さん  お帰りなさいませ!  戻ってきてくださって嬉しいです!  もう体調は大丈夫でございましょうか?  愛あらば微笑まん  やっぱり最高なのです!(╹◡╹)
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