表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/144

67. その恋の炎は



好きになるわけにはいかない

好きになっては断じていけない


好きになっては

もし、このまま好きになったら

待っているのは恐怖と破滅

幸せは音を立て崩れ

何もかも全てが瓦解する


わかっている

知っている

この恋の行く末は

不幸でしかないことを


諦めよう

忘れよう


何度自分にそう言い聞かせただろう


嗚呼、だけどでも


恋の炎の火種は燻り

本能という風に煽られ

辺り一面をそこもかしこも

完膚なきまでに焼き尽くす


その恋はきっと地獄の業火で

いつの日か私を滅ぼすだろう


わかっている

知っている


嗚呼、だけどでも


誰が止めても

何が私を阻もうとも


私は彼を愛している……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 68. その恋の炎は 分かっていても止められない想いはある、ということが伝わってくるようでした。 切なくも情熱的で良かったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ