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52. 私のことだけ愛していて



私のことだけ見つめていて

私のことだけ考えて


朝も昼も夜もいつも

私を強く抱いていて


私を見つめるあなたの瞳を   

私に触れるあなたの口唇くちびる

私のものにだけ

独り占めしたい



あなたと共に過ごす

桜吹雪の舞う春の夜


あなたの腕枕で眠る

暑くて長い熱帯夜


あなたと寄り添い歩く

銀杏並木の散歩道


あなたと同じカップで頂く

寒い冬の夜のホットミルク



何もかもが私の大切な春夏秋冬



365日片時も離さず

私のことを私だけを

私一人を愛していて


そんな願いをあなたに望む


私はどれほど我儘わがままでしょうか……



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― 新着の感想 ―
[良い点] 強い感情、欲望にも近い願望。 恋愛の醍醐味ですね。 結局、恋の勝者はどこまでも図々しく我儘な人です。 強く強く望むその気持ちが前面に出た良い詩だなと感じました。
[良い点] 一年365日、季節を越えて、愛してほしい人がいる素晴らしさ。 それがストレートに伝わってきました。 よう子姉様の詩はどれも愛の情熱が深く強く、読んでいると心が恋をしていたあの頃に戻ります(…
[良い点]  恋い焦がれる感じがとても良いと感じました。  この感情のコントロールが上手く出来なくなると悩んでしまうのだと感じております。  心の葛藤を表現するのはとても素敵なことだと感じました。
感想一覧
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