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5. 夜はいつの間にか



いつからだろう

夜が長くなった


あなたからのメールを待てども

夜はしんしんと更けてゆく


時計の針は24時を過ぎ

真夜中の蒼く透明な時間が

限りなく広大な淋しさの中で

白と黒に溶けて流されてゆく


あなたは

あなたは

何処に行ったの

今、何を想って

誰と一緒に眠っているの


このどこまでも深い闇を彷徨い

唯、あなたの

あなたの面影だけを探しながら


今日もまた夜はいつのまにか

空々しい朝を迎える


あなたのいない朝を


永遠にあなたに逢えない朝を……



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― 新着の感想 ―
[良い点] すごく切ないですね……。心にズシンと響きました。 永遠に逢えないとなると余計に愛しく想ってしまいますよね。 主人公がいつか自由に羽ばたけますように。愛されますように。 読ませていただきあり…
2021/11/21 05:44 退会済み
管理
[一言] 前後の文脈から真夜中のことを唄ってると思いますが、「逢魔が時」は「黄昏時」と同じで夕方の薄暗くなった時刻のことを差します。 「丑三つ時」などの方が適切かと思います。
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