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102/144

102. 紅い蛇



初めて赤いしるしを見たのは忘れもしない

粉雪が舞う寒さに震えたあの睦月の十四の冬


するりするりと音も立てず

地へと降りていくように

それはすぐれない躰に

降ろすことの出来ない十字架を背負わせた


蛇は這う、私の躰を

どれほどの辛さも心への変調をも

嘲るかのように


それはドラスティックに

私へと訪れた革命だった


それから幾歳月が経ち

今、心の底から私は想う


女に生まれてきて良かったと


いくつもの奇跡を経て巡り会えたあの人が

私の心も躰も愛してくれる


赤い蛇が這う女である私を



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― 新着の感想 ―
[良い点] 102. 紅い蛇 読みました。 幻想的な要素と女であるということ、それらが混ざりあうことで、独自性のある魅力が生まれていると感じました。 切なさと温かみがマーブルになっているような印象で素…
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