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100/144

100. 聖なる季節に



あなたが音もなく静かに

でも確かに少しずつ

私の許から離れていくのを

私はなす術もなく 

唯、見守るしかなくて


あなたが何を考えて

今、どうしているのかも

私は知らなくて


あなたがいつも私を想っていると

そう誓ってくれた言の葉を

胸に大事にしまっていて


あの眩しかった

幸せだった

あの夏の日は遠く

この冷たい風が吹く季節に

私はあなたを悲しく想う


あなたがそこに存在した

あなたの言葉の温もりに

縋るばかりの私は

この聖なる季節を

唯一人きりで……



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― 新着の感想 ―
[良い点] 100話達成おめでとうございます❗️ 聖なる季節 主人公の寂しい気持ちが季節と重なり、寒さが募ります。
[良い点] 100話達成おめでとうございます! 聖なる季節…… 周りはそんな雰囲気で溢れているのに、独り悲しみに暮れるというのは、寂しさをより強調しますね……
[一言] 100話おめでたいのです。 なんだか切ないですね。
2021/12/09 10:28 退会済み
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