人物紹介(その1.5)
読者のみなさまどうもこんばんは。
王宮入りして契約結んだところでキリがいいと思ったのでもうそろそろ混沌と化していそうな登場人物を整理していこうと思います。ただ、あくまで今回第2章の登場人物であることと間に合わなかったため全員紹介できなかったことをあらかじめここに記しておきます。後日、誤字脱字があった場合の訂正とともに載せようと思っております。
前置き長くてすいません、お待たせいたしました。それでは今週までの不憫は人々をどぞ!
登場人物の所属するあるいは出会った国で分けてみました。なお、主人公勢は前の『登場人物紹介』をご覧いただけたらと思います。
【ドラムレーン王国】グラジュールへ無謀にも宣戦布告した国。ミスティフコッカスに乗っ取られた。首都はドレズレーナ。
自称吟遊詩人(アレン・ゲラルド・クライブ・ド・ラ・ブラッドハイムズ)
風の精霊ではなく雪の精霊を連れているせいで、演奏すると聞いている側が凍ったりする状態異常を付与してしまう。歌自体は普通。実は貴族…ではなくフリュンメルスの王族。ドラムレーン王国へ部下を潜り込ませており、本当は戦争を止めようとしていたがライくんたちに任せることに。実力を見ようと考えたともいう。ライくんの生家のことを知っている人物。へらへらしているが優秀な王弟であり、ライくんの正体をなんとなく察しているので将来的に自国の貴族として復帰させたいとか考えている。まぁどう考えても無理無謀だが。
ドワーフ(棟梁・親方の方)
ミスティフコッカスに操られてライくんを襲うも返り討ちにあって愉快な現代アートになりかけた者の1人。炎の精霊を呼び出し使役する能力を持つ。大きな工房の棟梁をしていたため真っ先にミスティフコッカスから狙われるも弟子が自ら身代わり志願してなんとか生き残った。国から逃げ出そうとして国境を越えたあたりでなんらかの理由で意識を乗っ取られて操られた。おそらく身代わりとなった弟子(の肉体を操っていた弄ばれた後の魂と呼べない代物)が原因。
なお、伝承通り酒と肉、そして宴が好き。ただ年の功なのか怒りっぽさは表向きない(全くないとは言っていない)。弟子へは穏やかな顔で鉄拳制裁を加えるらしい。また目と髪に鮮やかな色彩があることから王侯貴族の血筋を持っていると考えられる。
ドワーフ(うちっさい)
ミスティフコッカスに操られてライくんを襲うも返り討ちにあって愉快な現代アートになりかけた。人質をとられているようでナーバスになっていたが、どうやら無事?な様子。老け顔。若いのに老けている。もはや種族的な呪い?
鍛冶師としての腕は相当なもので、ギルドからも一目置かれている(身分証カードと工房所属の証を持つ)。変装は下手。酒は好きで、度数が一番高い類の酒へタバスコもどきを加えたライ君曰く『炎上系カクテル(本文に記載なし)』を一気しても後日トイレの住民になる程度で済んだらしい。病院送りにならないところがポイント。さすがドワーフ。
ピエールさん
エストレリータ商会元財務部長。幽霊。ミスティフコッカスに毛根から侵入されて操られていたが、ライくんによる毛刈りで救われた。けどハゲになって昇天しかけた。ミスティフコッカスに食われた一部の記憶?野望?感情?が欠けている。
ブライアン・プリオーズ
死んじゃった護衛の騎士。グラジュール王国の子爵で結構な実力者だけあって第一騎士団副団長をやっていた。死んだ日は王族の親戚の護衛をしており、男性恐怖症の王子のためメイド服を着ていたので幽霊はリアルメイドガイな状態に…御愁傷様。
フロレンシオ第5王子(フロレンシオ・パウロ・ドミニク・アルベジオ・カルロス・ゴザレス・デ・ドラムレーン)
王宮で、飢餓脱水状態で見つかった半野生化した王子。当時5歳。ミスティフコッカスに感染しない体質であることから感染者である国王に狙われた。本来なら白骨遺体で数年後発見されるところであったが、ラインハルトの潜入捜査で運命が変わった人。
【グラジュール王国】冒険者の国。
【裏ギルド(復)】表で働き口無い残念な連中の集い。ライ曰く残念組合。
トパーズ
裏ギルドメンバーでエリスにいつも蹴られて喜んでいるあらゆる意味での変態。ただ、変態だが、エリス以外の女性が自分へ痛みを与えようとした場合豹変するらしい。曰く、エリスのみに対して感じる変態だとか。見た目は豪華絢爛な金髪金目、黙っていれば獅子を彷彿とさせる豪快な王者。なお、肉体は均等かつ健康的であるがこの世界基準なので地球の細マッチョとは比べ物にならないが。またエリスさんとの情事中、時折ロールが逆になることがあるらしい。特にエリスさんを本気で心配するような事案が出てきた事件では、眠っても致し続ける鬼畜野郎にジョブチェインジしていた。
ベルハザード公爵
冒険者ギルドSランク保有者であり、実際かなり強い…ただし感知系は苦手で裏ギルドの暗殺者(=マッスル同好会)に瞬殺されるレベル。元からやんちゃ気質があり、貴族としての自覚もなく逃げ回っていた。ギルマスとレミィリアの関係を知っている一部の関係者。現在は、戦争を起こさないために暗躍中。
アラン・ペイル
見た目から雰囲気まで全て平々凡々で目立たない男。裏ギルドの諜報員であり、気配なくほとんど気づかれずに行動することが得意。ただし魔王には負ける。ラインハルトの砦へ何度か行こうと挑戦するも、毎回どこかにポイされて悲壮な目にあった不憫な人。被害者。おまけに隣国へ戦争を止めに行くため先行して情報集めとか地盤固めとか色々していたのにラインハルトに変態扱いされた挙句凹にされた…なんというか、頑張れ変態。そして変態扱いを撤回させるべくギルマスがライ君と話し合いをした結果、裏ギルドは未来ライ君がライ君の助けたいとある人物に関わる依頼をギルドとして受理することになった。
これからも多分増えていきます。




