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センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

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47話 『魔王パリピーニャ』VS『ダンジョン魔王』


 47話 『魔王パリピーニャ』VS『ダンジョン魔王』


 ほとんど問答無用で始まった魔王VS魔王の闘い。

 パリピーニャは、アイテムボックスから取り出した刀をヒュンヒュンと振り回しながら接近戦を仕掛ける。


 パリピーニャの斬撃を受けて、顔をゆがませる魔王。

 ただ、大ダメージを受けている様子はない。

 受けた傷も、自然治癒だけで回復している様子。

 膨大な生命力を持つのがうかがえた。


 パリピーニャは、こっちの事情を理解してくれているので、どうにか、最速で魔王を倒そうと必死に舞ってくれている。

 非常にありがたい。好き。

 ……だが、ダンジョン魔王は、そんなパリピーニャの攻撃を冷静にさばいている。

 純粋な戦闘の力では、パリピーニャの方が上っぽいので、常時、押しているのはパリピーニャの方なのだが、『削れている!』という様子はない。


 激しい攻防戦。

 その風圧だけで吹っ飛びそう。


 ……これまで、全ての敵を、ワンパンで吹っ飛ばしてきたパリピーニャ。

 だが、相手が魔王となると、やはり、普通の戦闘になる。

 ドガガガガ、ズガガガ、ヒュンヒュンと、爆音だけが世界にこだまする。

 正直、動きがはやすぎて、何が起こっているのか、あまり見えていない。

 とはいえ、パリピーニャは魔法をほとんど使わず物理でゴリ押しして、ダンジョン魔王は、防御系と回復系の魔法を使ってじっくり耐久戦法をしていることぐらいは分かった。


 だから、ボクは、焦りながら、モンジンに、


「やばい、やばい、やばい……どうしよう、どうしよう、どうしよう!」


 慌てふためくばかりのボクとは対照的に、

 モンジンは、黙って冷静に現場を見据えている様子だった。


 ボクが死ねばモンジンも死ぬらしいので、普通だったら、もっと慌てそうなものだけれど…… 


「なんで、そんな冷静でいられるんだ! もう1分を切った! パリピーニャが強いのは知っているけど、さすがにあと1分で魔王を殺し切れるとは思えない! 終わった! 死ぬ! 1分後に死ぬ! うわぁああ!」


 恐怖で頭がおかしくなりそうなボクの中で、

 モンジンが、ボソっと、


(なんでだ……)


「はいぃいい? なにがぁあああ?!」


(パリピーニャに、あのランクの戦闘力はなかったはず……)


「ちょっと何言ってんのぉおおお?! 幼稚園児に分かるように説明して! ボク、頭わるいからぁあああああああああ!!」


(パリピーニャは、残り時間と、敵の耐久力と、自分の火力……最初から全てを緻密に計算した上で、戦闘プランを組んで挑んでいる)



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