表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/414

38話 モンスターは物質だ。


 38話 モンスターは物質だ。


 『殺すぐらいだったら死んだ方がマシ』……なんて極端なことは思わないけれど、例えば、交通事故なんかでいうと、『子供数人を巻き込んでの事故』とかを起こすぐらいだったら、自分が轢かれる側の方がまだマシだと考えてしまう……ってことは普通に誰でもありえることだと思う。

 『何人殺してもいいから、とにかく自分だけは助かりたい』と考える人もいるにはいるだろうけど、ボクは、その考え方に抵抗感がある……それだけの話。

 ボクが善人だから……とかそういうことではなく、シンプルに、チキンだから……


 ……などと、そんな風に、うだうだと悩んでいると、

 そこで、モンジンが、


(モンスターは、物質だ。虚理生命は純粋生命とは違う。破壊されることが前提であり、無限に再生し続ける。だからって、遊びで拷問したりするのは違うと思うが、奴らは、『純粋生命体の命を奪うこと』を目的として行動し、『純粋生命体の糧になること』を存在理由にしているから、むしろ『倒す』ことからは逃げない方がいい。虚理生命の魂魄を回収することで、純粋生命の質量が底上げされる。その流れは結果として、世界の寿命と質を高め、虚理生命の質向上にもつながる)


「ごめん。ちょっと言っていることが難しすぎるよ……」


「動物を食って生きて、クソして、そのクソが肥料や薬になって、動物のエサが育ち寿命が延びる……みたいなサイクルをイメージしていればいい。人間がモンスターを倒すことは、モンスター側にとってもメリットがあるんだ。世界はそういう風に出来ている。お前が生きることは、世界の循環のために必要なこと。『生きること』に『意味』は存在する」


「……よくわからないけど……まあいいか……」


 そこで、ボクは腹を決めて、


「ゴブリン……そのホブゴブリンを殺してくれ」


 正式に命令を出した。

 すると、ゴブリンは、なんの抵抗感もなく、

 握りしめた拳を、麻痺っているホブゴブリンの顔面に、

 何度も、何度も、何度も、たたきつける。


 ホブゴブリンは、マパネットの攻撃で死にかけているが、

 耐久がそれなりに高いのと、

 ゴブリンの火力がなさすぎるので、

 殺し切るのに、なかなか時間がかかった。


 ゴブリンが、何度も、何度も、何度も、殴りつけたことで、

 ホブゴブリンは、ようやく息絶えた。


 そして、光の粒子となって、ボクの中へと注がれていく。


「よっしゃぁああ! 念願の経験値を手に入れたぞ! ここからボクの伝説が始まる! ようやく始まるんだ、ボクの時代が!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ