表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

248/414

47話 常識だろう、バカが。


 47話 常識だろう、バカが。


「な、なんだ……あんたは……いったい、何者……」

「センエース、探偵さ」


「……た、探偵?」


「気にするな。俺の発言は、基本的にフルシカトでオールオッケーだ。耳をすましたところで、鼓膜の無駄」


 そんなこと話していると、『センに殺された魔王の死体』がヒュンヒュンと形と変えていく。


「な、なんだ?!」


 と、新鮮な驚きを見せる3番に、センが、


「魔王を殺すと宝箱になる。常識だろう、バカ者め」


「そんなものが常識であってたまるか!」


 まっとうなツッコミをしてくる3番に背を向けて、

 センは宝箱を開ける。

 中には、腕輪が一つと、いつもの説明書が一枚。


「これか……」


 そう言いながら、センは、腕輪を取り出し、装着しつつ、

 説明書をじっくりと確認していく。


「名称は……『エグゾギア【魔王】の腕輪』。……いいねぇ」


 本音を口にしつつ、この腕輪がどういう仕様なのか、しっかりとチェックする。


「……オーラやMPを消費することなく、エグゾギアを使える腕輪。ハンパないねぇ」


 そこで、それまで黙ってみまもっていた黒猫の99番が、


「17番……その、エグゾギアというのは?」


「機動系魔法の最上位だ」


 機動魔法は、搭乗型の魔導戦闘兵器を召喚する魔法。

 簡単に言えば『ガン〇ム』を召喚することができる魔法である。


 その最高位が最強決戦兵器エグゾギア。


「分身魔法の最上位がオーラドール・アバターラで、機動系魔法の最上位がエグゾギア。まあ、エグゾギアは『システム』だから、『魔法』とはちょっと違うが、その辺を語りだすと長くなるからやめておく」


 そう言い捨てつつ、

 仕様書を細かくチェックしていく。


(……『俺が獲得した経験値』を使って強化することが可能……なるほど。『俺』が獲得した経験値を強化素材に出来るから、『副人格にプールされているかどうか』はどうでもいいってことか)


 これまで、センが、いくらモンスターや魔王を倒そうと、その経験値は、すべて、センの中にいる17番に注がれていた。

 だから、センの存在値はずっと9のままだったが、『経験値をエグゾギアに注ぐ』という形にすれば、今まで稼いできた経験値を、『実際に使える力』として振るうことができる。


 仕様書を最後までチェックしたところで、

 センは、看過できない一文を見つける。


「……エグゾギアを使用できる稼働時間は、最大でも一日5分が限度……え……み、短っ……」


 真っ青な顔になるセン。

 頭を抱えて、


「え、俺……ゼンドートを5分で殺さないといけないの?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ