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センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

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5話 セン。


 5話 セン。


 『ナンバーネームを名乗れる』のは『ボクだけ』にしたい。

 ――というわけで、将来的に、ボクが権力を握ったら、奴隷がナンバーネームを名乗るのを禁止しようと思う。


「お前の思考は、マジで、一切理解できねぇ」


 20番は、バカを見る目でそう言ってから、


「ちなみに、なんて名前で登録したんだ?」


「セン」


「へぇ。意味とかあるのか?」


「特になにも。パっと思いついただけの二文字。名乗る気がないんだから、テキトーでいいだろ」


 意味を聞かれたことで、なんとなく、今、気づいたけど、

 センって名前にした由来は、

 たぶん、アバターラが叫んだ拳の名前だ。

 『閃拳せんけん』……

 だっさい必殺技名……

 けど、なんでかな……

 なんか、心に残っている。



 ★



 10分程度の休憩を終えて、

 また基礎トレが再開された。

 両手両足に、5キロの重りを付けた上での持久走。

 10キロを1時間で走れと言われたが、ボクは15分弱でギブアップ。

 もし、ボクを笑うやつがいたら言ってやる。

 やってから笑え!

 全力の200メートルダッシュを5本走ってから、5キロの重りをつけて15分走ってみろ!

 運動不足の人だったら、絶対にゲロ吐くから!!


 ……流石に、みんな、これは走り切れないだろう……と思ったが、

 ボク以外は全員、ちゃんと走り切ってみせた。

 みんな、苦悶の表情を浮かべているけれど、まだ、体力的に余裕がありそう。

 すげぇな、マジで。

 マジか、あんたら……

 みんなのことが、異世界人に見えてきた。


(そんな安いボケで、ツッコんでもらえると思うなよ)


 モンジンが、なんかほざいている。

 ボクは気にせず、ゲロを吐く。



 ――続いて、連続斬撃訓練。

 『老界○神でも入ってんのか』ってぐらい『クソ重たい木刀』を左右上下に30秒フルスイングして、10秒休憩して、また30秒フルスイング……というのを50セット。

 当然100セットもできるわけがなく、ボクの腕は5セット目でパンパンになって感覚がなくなった。


 ほかにも、腕、首、腰、腹、背を鍛える基礎トレを30分ずつ濃密に繰り返した。

 全てのトレーニングで、ボクは『序盤に死んだ』けど、それでも、全身バキバキ。


 最初は、監督役のカルシーン伯爵に『もっと頑張れ』と怒られていたが、

 もう、ここまでくると、カルシーン伯爵も、何も言わなくなっていた。

 ただただ、冷たい目で睨んでくるばかり。


 奴隷だった時に助けられたことがあるので、

 ボクは、カルシーン伯爵に好意を持っていたけれど、

 今回、しごかれたことで、普通に嫌いになってしまった。


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