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センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

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142/414

142話 格上は格下に『地球破壊努力を薦める』のが、世の常。


 142話 格上は格下に『地球破壊努力を薦める』のが、世の常。


(就職に有利な道具を出してよ、モンジえもん!)


(しょうがないなぁ、17番太くんは。ぱぱぱっぱぱー、ビッグ努力ぅ)


(君は根性論ばっかりだな……『頑張る』っていう選択肢以外は一つもないの?)


(あと、『どこでも努力』と『地球破壊努力』あたりがおすすめだが、どれにする?)


(……努力したところで、就職はできないよ)


(1000年ぐらい努力すれば、たいていのスキルは身につくぜ)


(……そうだね)


 ボクはため息交じりにそう流してから、


(やっぱ、ダンジョンで、『就職に有利な神器』を回収するのが一番現実的かなぁ……)


(……『装備するとTOEIC800点以上になる指輪』とかな)


(転生前だったら、喉から手が出るほど欲しい指輪だけどねぇ……)


 今日の分の召喚リミットは、もう使い切っているから、

 ダンジョンにいくとしたら明日だな……


 ★


 《雅暦がれき1001年7月18日朝》


 朝起きると、いつもどおり、9番が、ボクを抱き枕にしていた。

 穏やかで平和な朝だ。

 空も雲一つない快晴。


「うーん」


 と、背伸びをしながら、あくびをしていると、

 ボクの横に、小さなリス……マパネットがシュっと現れて、

 ソっと、一枚の紙を置くと、そのまま消えていった。

 ……その間、およそ、コンマ2秒。


「おそろしくはやい置き手紙。ボクじゃなきゃ見逃しちゃうね」


 などと、ノリだけの言葉を口にしつつ、ボクは、その紙を手に取って、中を確認する。


 『アバターラの動向の詳細』が書かれていた。


 ちなみに、この形での連絡方式は、モンジンが提案してくれたもの。

 これなら、5分しかない魔王召喚時間を極力無駄にしないで済む。


 えー、なになに……

 『姉の5番は身体能力が高いけど、妹の10番はひ弱。ただ、10番は、アイテム制作に長けている』

 んー、知ったこっちゃないねぇ。

 ……こういうどうでもいいプチ情報は省いてほしいなぁ。

 なんでもかんでも、報告しなくていいよ……


 ため息交じりに、続きを読んでいく。

 どうやら、アバターラは、魔王マパネットを駆使して、『魔王組ヤクザ』の事務所にカチコミを仕掛けて、ヤクザ連中を、片っ端から植物人間にしつつ、金品やマジックアイテムを強奪しまくっているらしい。


 現時点で既に5000万ユウガほどの現金を回収……

 5000万?!

 すげぇ額だな……


 なんて思っていると、モンジンが、ボソっと、


(アバターラくん、ずいぶんと精力的だねぇ。元気があって大変よろしい)



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