表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

137/414

137話 道徳の奴隷。


 137話 道徳の奴隷。


 流れの中で、ラストローズ辺境伯が、ボクに、


「17番、できれば、君も、5番と魔王使いの捜索に協力してくれ。いや、特別、何かしてほしいと言っているのではない。君は、どちらの顔も知っているのだから、どこかで見かけたら通報してほしいんだ」


「あ、ハイ。もちろんでーす」


 実質的に5番を誘拐したのはボクだし、アバターラはボクの分身だから、絶対に通報なんてしないけどね。

 ここでそれを言ったらどんな顔をするかな……という好奇心がムクっと湧いたけど、もちろん、実行はしない。

 そこまでバカではないのですよ。


「17番、一つ忠告しておく。魔王使いを見つけた時に、変な正義感を出して、尾行したり、捕まえようとしたりはしないように」


 ラストローズ辺境伯は、ボクのことをなんだと思っているのだろうか。

 ボクに正義感なんかないよ。

 ゼンドート伯爵のような、極端な悪ではないつもりだけど、

 決して、正義の味方じゃない。


「魔王を召喚できる『道徳の奴隷』は危険人物の中の危険人物だ。近づかない方がいい。見つけたらすぐに逃げて、とにかく一刻も早く通報してくれ」


「心配あざっす。ミッション、オケでーす」



 ★



 家に帰る道すがら、ボクはモンジンと、今後のあれこれについて相談していた。

 できれば、7番にも作戦会議に参加してほしかったけど、今は無理。

 ラストローズ辺境伯の側にくっついているからだ。


 どうやら辺境伯は、今回の件を上司であるパメラノコット公爵様に報告しに向かったらしく、7番はその付き添いをしているらしい。


(……アバターラが魔王を召喚できるって、ほんとありがたいよね。今後、戦略の幅がかなり広がる)


 あのとき、ゼンドート伯爵をぶっ飛ばすついでに、

 『アバターラでも魔王を召喚できるのか?』を検証してみたんだけど、

 見事、アバタくんは、ゼラビロスを召喚してみせてくれた。

 これはデカい。これはアツい。


 さらに――


(アバターラって、もしかして、ボクが消さない限り、ずっと活動できる?)


(っぽいな。召喚してから、もうかなり時間が経ってるが、今も普通に5番姉妹を保護して動いてるしな)


 ちなみに――

 『燕の5番』の妹、『牡蛎の10番』もすでに確保済み。


 いろいろ考えた結果、5番姉妹は『7番の秘密基地』でかくまうことにした。

 ラストローズ辺境伯たちが『魔王使いをどうするべきか』って会議してる間に、こっそり7番と話し合って決めたんだ。


(アバターラって、そういう仕様? 一度出したら、無限に運用できちゃう感じ?)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ