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センエース~『2垓年』努力した童貞。理不尽に全てを奪われたが、必ず全て取り戻す~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
第二章 魔王を使って成り上がれ!! バレたら絶対に殺されるから気をつけろ!

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100/414

100話 ボクが困ること。

=================

・主要キャラ


猿の17番 「バカ奴隷」11歳。存在値9。

モンジン  「変態幽霊」たぶん2垓歳以上。存在値?

ポル    「オッサン」38歳。存在値30。

蛇の9番  「美少年」6歳。存在値5。

針土竜の3番「ヤクザのアネゴ」23歳。存在値70。

蝙蝠の7番 「ラストローズの忍。17番のバディ」28歳。存在値75。


ウルベ男爵    「17番の腕を切った貴族」32歳。存在値50。

カルシーン伯爵  「だいぶまともな貴族」23歳。存在値110。

ゼンドート伯爵  「狂気の貴族」38歳。存在値115。

ラストローズ辺境伯「若き天才貴族」15歳。存在値150。

セミディアベル公爵「悪魔的貴族」1001歳。存在値?

パメラノコット公爵「ラストローズの先生的貴族」500歳。存在値140。


ゼラビロス 「オールラウンダーの魔王」存在値500。

パリピーニャ「スーパーパワーの魔王」存在値500。

マパネット 「パンデミックの魔王」存在値500。

=================


 100話 ボクが困ること。


 最初は、自分の筋トレもかねて、『毎日腕立て100回する』っていうルールにしようかとも思ったんだけど、『ケガや病気で出来なかったりする可能性』も考慮して、今のようなルールにした。


(……もし、マジで、アリア・ギアスだとしたら、『生命力を分割して運用する。そのかわり、強力な魔法やスキルが扱えるようになる』というパターンである可能性が高い。気をつけろ)


(……『気をつけろ』って言われても、ボクに出来る事は特にないんだよなぁ……)


 などと言いつつ、一応は、元幼女型ダンジョン魔王の動きを警戒していると、

 女ダンジョン魔王の声が、ボクの脳内に響く。


『貴様がもっとも嫌がることは……コレだな……』


 そう言った直後、ダンジョン魔王が指をパチンと鳴らした。


 すると、足元に大きな魔方陣が浮かび上がる。

 禍々しい紋様が幾重にも重なった。


「なんだ、なんだ……?」


 ボクが困惑している間にも、魔方陣は淡く脈動しはじめる。

 そして、その中心に――


 二人の美女が、ふわりと現れた。


「え……えぇ?!」


 ブワっと全身に脂汗が溢れた。

 魔方陣の上に現れた美女……


 『外周西南西区』全体の支配を任されている貴族『カルシーン伯爵』と、

 魔王組のヤクザにアネゴと慕われている奴隷『針土竜はりもぐらの3番』。


 二人を見て、ボクは渋い顔で、天をあおぎ、


(なに、この状況ぉ……ああ、もう、めんどくさぁ……えぇ、もぉ……どうすりゃいんだよ、これぇ……)


 キテレツな状況にボクが困惑してフリーズしていると、

 カルシーン伯爵が、


「これは……転移のワナか……」


 伯爵は、最初こそ戸惑いの表情を見せていたが、

 すぐに、キっと表情を正して、周囲を睨みつけながら、


「最悪だ……逃げ道も見当たらない……密閉されている……」


 続くように、『針土竜の3番』も、顔に冷や汗を浮かべつつも、


「厄介なことになりましたね。……単純に、『ラストローズ辺境伯』と離れてしまったのが、とにかく痛い。……どうしますか、カルシーン伯爵」


 二人は、ダンジョン魔王を警戒しつつ、

 ボクや7番にチラっと視線を向ける。


 ちなみに、その間、ダンジョン魔王は、ニヤニヤと笑いながら、腕を組み、ボクらから距離をとっている。

 しばらく攻撃する気はなさそう……に見えるけど、実際どうなんだろう。


 などと思っていると、『針土竜の3番』が、


「猿の17番と、蝙蝠の7番……もしかして、あんたらも転移のワナにかかったのか?」


「え? あ、え、えっと……」


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