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悪逆無道の異世界冒険記  作者: ボルトコボルト
187/192

187 依頼の報告

悪魔アムドゥスキアスを倒した俺達は、冒険者ギルドに向かう。


途中でレッドデビルベアの袈裟懸けとキラービーソルジャーのビーワン、ビーツーと別れた。3者はそれぞれ群れに戻った。


そしてゴブリン達も野営地に戻り、俺とジャイアントハーフの聖騎士リンと、剣聖ルイと、ゴブリンキングのゴブマルの4人で冒険者ギルド行く。


ゴブマルは一緒に歩いてはいないが、どこかに隠れながら、ついてきてるはずだ。


呼べば、シュタッと現れるからね。


冒険者ギルドの受付で、俺は冒険者証を提示しギルド長に面会を求めた。


「Eランク冒険者のタクミだ。依頼の報告でギルド長に面会をしたい」


「は? Eランク」


「そうだ。直ぐに面会したい」


「いやいやいや、無理でしょ。ギルド長も忙しいので、Eランクの冒険者と面会する時間は無いわよ」


「ほう、そうか、分かった。面倒臭いから 、じゃあ、会わなくてもいいや」


「あのねぇ、その口のききかた生意気よぉ。改めた方が良いわよ」


俺は無視して後ろにいたルイに声を掛ける。


「ルイ、袈裟懸けとユニコーンの依頼を除いて、報告しておいてくれ。袈裟懸けとユニコーンは未達成でいいから依頼キャンセルだ」


「はい。承知しました」


ルイが冒険者証を提示して依頼の報告を行う。


「え? 剣聖ルイ様?」


「そうですよ。討伐証明の素材はカウンターに置いて良いのかな?」


「は、はい。……ちょっと待ってください。ギルド長に面会の許可を取って来ます」


受付嬢がカウンターの奥に行こうとしたので、俺は手を掴んで引き止めた。


「いや、いいよ。もうギルド長に会う気はなくなった。依頼達成の報告と未達成キャンセルの連絡の処理をしてくれ」


「ちょっとぉ、離してよぉ」


「いいから受付の仕事をしろ。ルイ、依頼達成の報告とキャンセルだけしろ。他の事は一切話すな。食堂で待ってるぞ」


「畏まりました」


俺はカウンターに討伐証明の素材を置くと、ルイに指示して、ギルドに併設された食堂に向かった。


討伐証明の素材はエルダートレントの他にも、ゴブリン達が倒したものもあるので、カウンターに山のように重ねた。


「ルイさん、あの生意気なEランクに弱みでも握られてるのですか? ギルドで相談にのりますよ」


「いやいや、タクミ様はパーティーのリーダーだし、私より強いよ。このエルダートレントを倒したのも、タクミ様だ。」


「え? これってエルダートレントの特殊個体じゃないですかぁ! こんな大きい魔石初めて見ました。これを倒したのがあのEランクですかぁ? 信じられませんねぇ」


「あのねぇ、タクミ様に失礼な事を言うと後悔しますよ」


「え? だってEランクですよ」


「タクミ様は、ドラゴンスレイヤーでもあり、デーモンスレイヤーでもありますが、この領地はサトウ国の傘下に入ったのを知ってますか?」


「は、はい。知ってます。……ドラゴンスレイヤー? でデーモンスレイヤー?」


「タクミ様はサトウ国で一番偉い人──」


ゴン!

「い゛でっ」


ルイの後頭部に、俺が投げたモンスターの魔石が直撃した。


「ルイ! 余計な事は言うなよぉ! 早く報告を済ませろぉ!」


「す、すいません」


ルイは涙目で後頭部を押さえる。


それを見て、受付嬢の顔が青くなった。

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カクヨム様にて先行掲載中、

続きが気になる方はどうぞ。


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下記小説も読んでいただけたら嬉しいです。


モブキャラ異世界転生記~モブキャラに転生しちゃったけど従魔の力で何とかなりそうです~

URL https://book1.adouzi.eu.org/n9298gk/


Sランクパーティーに捨てられたポーターは実は最強の空間魔法使いだった。~虐げられた世界に『ざまぁ』するんだぁ!~

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