1章の登場人物
ユーリ
この物語の主人公。アクアと2人暮らしで、生活費はユーリの家にあった資金をカタリナの両親が管理していて、余った分はユーリとカタリナの結婚資金にする予定にしている。
アクアとの出会いは記憶にないほど幼いころで、その時からずっとアクアと一緒に居る。家にはスライムの資料が多くあり、ユーリのスライムに関する知識はそれがもとになっている。
アクア
ユーリのペットで、ユーリにはハイスライムだと思われているが、実は特別に危険なモンスターのオメガスライム。感情が芽生えてそう時間がたっていない。
とにかくユーリが大好きで、ユーリを傷つけるものは何があっても許さない。だが、一般的なケンカくらいであれば、相手によっては許している。ユーリからの好意がないとわかっているような人物であれば、悪口ですら危ない。
カイン
カタリナに惚れている。理由は顔。そのためカタリナとよく一緒に居るユーリに突っかかっていたが、それによってカタリナにはゴミくらいにしか思われていない。カインが死んだとき、カタリナは内心大喜びした。
カタリナ
ユーリの幼馴染。茶髪を耳が隠れるくらいの長さにしていて、髪飾りを毎日変えている。いつも釣り目。ユーリが弱かったころはユーリの代わりにモンスターを倒しており、弓の腕は相当高い。カタリナがいなければ、ユーリは本編開始までに死んでいた可能性が高い。ユーリもそれを自覚していて、だからカタリナの口の悪さを気にも留めていない。あんたと呼ぶのはユーリだけであり、アクアもそれを知っている。ユーリは気が付いていない。
ステラ
ユーリの通う学園の教師。藍色の髪を長く伸ばしていて、おっとりした雰囲気。ユーリとアクアの仲の良さを見て、指輪を渡す候補としてユーリに目をかけていた。召喚技について詳しいのは、指輪を使いこなそうとしていたころの名残。結局テイマーとしての才能はなく、だれかに夢を託すために教師になる。その夢は、指輪を使いこなせるほどモンスターと絆を深めることで、ユーリとアクアならそうなれるのではないかと期待していた。
アリシア
赤い髪に高い身長の冒険者。風刃と呼ばれており、知名度が高い。一般的な冒険者ではまるで敵わないキラータイガーに対して、特に何とも思っていない様子を見せる。ユーリの実力を見て、少しだけ気にかけている。
レティ
アリシアの契約モンスターであるハーピー。アリシアとはとても親しく、まさに一心同体と言っていい。ハーピーの中でも強者と言われているが、アリシアの方が強い。
ミーナ
エンブラの街に住む剣士見習い。ピンク色の髪を後ろでまとめている。剣の腕に相当自信があり、だからこそユーリに負けたことが今後に大きく影響する。大体何をしている時も笑顔だが、剣を握ると雰囲気が変わる。
マカロフ
エンブラの街の闘技大会1回戦でユーリと戦う。剣一本で身を立てることを目標にしている。恐らくその目標はかなわない。
アーノルド
エンブラの街の闘技大会2回戦でユーリと戦う。契約技を弱者の技と思っている。その真実を知るときに無事でいられるかは定かではない。
スタン
エンブラの街の闘技大会3回戦でユーリと戦う。弓の腕に自信があるが、カタリナの方が強い。カタリナの実力を見れば、心が折れていたかもしれない。




