3章の登場人物
ユーリ
冒険者チーム、オーバースカイのリーダー。これまでに出会った人物のほとんどがオーバースカイに加入したことで、オーバースカイがユーリの中心になった。
これまでの出会いにも新たな出会いにもとても感謝していて、冒険者になったことを喜ばしいと感じている。
アクア
ユーリのペットでスライムの中どころか世界で最も強い存在。
ユーリの周りの人にも情を感じていたが、結局アクアの行動を変えるには至らなかった。それに苦しみを感じているが、ユーリとふれあう事で痛みはほとんど忘れる。
カタリナ
ユーリの幼馴染でノーラの契約相手。
アクアを憎む気持ちが薄まっていき、和解したいと考えるように。カタリナにとってユーリが最も大切だが、2番目はアクアで3番目はノーラ。両親はさほど大切ではない。
ステラ
ユーリの元教師で同居相手。
アクアがステラを利用してユーリに与えた指輪がこれからのステラの運命を大きく変えることになる。
アリシア
ユーリの師匠だったが、オーバースカイのメンバーに。
オーバースカイの人間に対しては優しいが、ほとんどの人間に対しては冷徹で人と思っているかすら怪しい。
オーバースカイという希望を目の前にして、若干丸くなった。
レティ
アリシアの契約モンスターのハーピー。
いつでも朗らかだが、先ほどまで和やかに会話していた相手でも平気で殺せる。例外は本当の意味で親しい人くらい。
ミーナ
ユーリのライバル。ユーリが新たに手に入れた力であるミア強化がミーナの運命を決めてしまう。
同格の相手に今まで出会わなかったからこそ、ユーリのライバルであることを強く意識している。
ヴァネア
ミーナの契約モンスターのラミア。
基本的にモンスターらしい残酷さは薄れていないが、親しい人のためにそれを抑える事ができる。
ミーナと出会わなければ厄介なモンスターとして討伐されていた可能性が高い。
サーシャ
カーレルの町の有力者であるエルフィール家の娘で、冒険者としてのオーバースカイのサポートを担当。
王家ともある程度かかわりがあり、オリヴィエがただの王女でないと察している。
ユーリヤ
オーバースカイのメンバー。ユーリの事が大好きな様子。本気を出せば相当強いが、実力を出すつもりはない。
基本的には穏やかだが、ユーリに敵対すればその限りではない。
ノーラ
ユーリのペット2号。もとは猫型モンスターだったが、進化することで人のような姿に。
進化前と耳や尻尾だけは変わらないが、後は人そっくりな見た目。
黒い髪に細い体形をしていて、ユーリと身長や髪の色などがそれなりに似ている。
フィーナ
オーバースカイのメンバー。茶髪で物静か。契約技では無い特殊な力を持っている。衝撃を放つことで敵を攻撃する。
基本的に人間扱いされてこなかったので、まともに接するだけでもだいぶ好意的な反応を返す。
メルセデス
ユーリの弟子でスライム使い。
水色の髪をしていてそれなりに小柄。ユーリに憧れたきっかけは王都の大会。
基本的にスライム使いとして邪険にされてきたので、人との接し方がよく分かっていない。
ユーリの弟子となったことでめきめきと成長する。それでもユーリよりははるかに弱い。
メーテル
メルセデスの契約モンスターでハイスライム。
アクアより薄い色をしており、見た目の違いはすぐに分かる。
メルセデスの横で常識人ぶっているが、根本的に人の事が理解できておらず、単なる真似になっている。軽い会話だけならおかしくはないので、メルセデス以外は気づいていない。
オリヴィエ
ユーリたちが住む国アードラの王女とは仮の姿。その正体はアードラを建国したアーデルハイド。
ユーリと戦うならば、大抵の状況でオリヴィエが勝つ。殺し合いになるとアクアが干渉する。
基本的に自分が強いから人に無防備に接しているだけで、根本的には人間不信。
リディ
くすんだ金髪を持つ小柄な契約者。オリヴィエの近衛。
炎を使って空気の流れを操作したり、酸素をうまく敵から奪ったりできる巧みさを持っているが、それが役に立つ相手と戦うことは無いに等しい。
お茶に対する強いこだわりを持っているが、あまり他人には理解されない。
イーリス
リディの契約モンスターのドラゴニュート。
ただのドラゴンよりはよほど強いので、相当強いはずなのだが、近くにいる人間はイーリスより強い人がかなり多い。
アリシアに勝てると自称しているが、殺し合いならば手段を選ばないアリシアが勝つ。
ミア
ユーリにミア強化を与えて死んだモンスター。ユーリの心には強く残っているが、他の人はあまり覚えていない。




