表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

71/87

ヤツが来る⑨-めちゃくちゃ面倒な女


しかしここで気がついた。

ひとつだけ察した。


「あの……本……」


所在不明のダンボールの中にあった、やけに目立つ赤色をしていたあの本。


「引き金はあれ……ああね……」


曰く、夢魔が人の夢に入るにはいくつか条件があるらしい。あの怪しげな唐紅表紙の厚い本が、その条件を満たすためのピースなのだろう。


「正解〜です…綾さま……流石の記憶能力です……♪」



それが世辞なのか真の褒め言葉なのかはどーーおでも良いですが。


……いや、そもそもの話。


「……そもそも私はアホでしょう。敵対状態みたいな夢魔がいるのに全く無警戒だった私は………」

「ア、アホ…………?」


もうなんか、疲れた。

リーリスの顔すら見たくない。


「えっ……綾さまそんなところに寝転が…………」


「ええそうですアホです。馬鹿でもあるし間抜けでしょうな」

「綾さ…………ええ……?綾さま拗ねたんですか…………?」


「は?拗ねてねぇです。もう好きにして下さい。夢の中で夢魔に勝てる訳もないんですから。なんですか?なんならここで腹でも斬りましょうかええ?」

「は、ハラキリは……い…いけません……よ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ