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短編の歴史

ショートコント、アイスクリーム屋

作者: 紅の専用機(カスタム)くん
掲載日:2019/09/21

残暑の残る九月

(ツッコミ)

店主(ボケ)の経営する

アイスクリーム屋さんを見つけて入っていく。



(ツッコミ)「いやー、今日も秋なのに暑いなぁー、おっとこんなところにアイスクリーム屋さんがある、入ってみよう」


店主(ボケ)「へい、らっしゃい!どんなフレイバーをお探しで」


客「いや、ここって、お寿司屋さんみたいなところだったっけ?」


店主「えっ!?アイスクリーム屋さんですけど?」


客「なっなんか俺が変なこと言ってるって思われてる!?」


店主 「いえ、別にそんなことはないですけど」


客「いや、ないんかい!まぁええわ、うーん、どうしようかな、色んなものがあって、迷うなぁ、じゃあ、とりあえず、チョコと、バニラ、ダブルで」


店主「分かりました、チョコとバニラ、サビ抜きで」


客「ちょっと待った、サビって言った覚えはないんだけど!?」


店主「あっ、すいません、サビって言うのはうちの店専用の言葉で、三個のピンボール抜きでで、サビ抜きなんすよね、テヘペロ」


客「分かりにくいわ、その用語、専用って、ガンダムか!もっとアイスクリーム店言うたら、ダブル、トリプル、とかあるやろが、あと、テヘペロはいらんわ」


店主「あの、先程はわかりづらい用語を使ってしまい、申し訳ありませんでした。よろしければ、今後とも、ごひいきにスタンプカードをお客様専用にお作りしてお詫びして差し上げたい所存でございます」


客「急に態度が重くなる!スタンプカード?まぁもらっておくわ」


店主「それじゃあ、またのご来店をお待ちしております」


客「また、来るわ、じゃないわ!まだ、わしゃあ何も食うてへんのじゃあ」


店主「そうでしたっけ、正直、クレイマー対応はこんな感じでいいかなって思ってました」


客「いやいや、問題あるなこの店、専用用語といい、言葉遣いといい、どんな責任者がやってるんだか……」


店主「はい、この店は僕だけが元気にやってます!」


客「おい、ちょっと待て、僕たちが元気に働いてます的な調子だけどなんか悲しくなってくるぞ!」


店主「昨日、彼女に寿司屋に連れていったら、あんた、どんだけ寿司が好きなのよ、私と寿司、どっちが好きかと言ったら、正直、寿司のことで頭がいっぱいだったので、寿司が好きと言って振られました、うぇーん(号泣)」


客「いや、そこは彼女って答えるのが普通じゃない?」


店主「普通って!何ですか!?お客の癖に生意気な口を叩きやがって!?」


客「急に偉そうになってる!?普通、普通かぁー、普通ってお前にもわかるのか?」


店主「いや、わかりません。だけど、ちょっと分かったような気がします」


客「何が分かったんだよ」


店主「しんみりと分かったんです、やっぱ、俺、寿司屋を開くべきなんだなって、ありがとうございます、お客さん、俺、今日からこの店、たたみます!(走り去っていく)」


客「うん……そうか!俺は、普通のアイスクリーム屋さんに行くわ!」


ー完ー



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