登場人物まとめ&今までのあらすじ【挿絵あり】
ここまでのネタバレと挿絵を含んでいますのでご注意ください。
お久しぶりです。ミノリさんの続きがある程度形になったので投稿を再開します。
まずは2章時点での登場人物紹介の補足と今までの大まかなあらすじです。
1章終了時点での登場人物や用語まとめも過去に投稿済みなので1章時点での詳細はそちらもご参照ください。
【ミノリ(隠塚ミノリ)】肉体属性:謎 魔力属性:無し
死ぬ直前まで遊んでいたゲームの世界に転生し、ダークエルフのような長い耳と褐色肌に赤い瞳という容姿と大きな弓が特徴の女性型ザコモンスターになってしまった為にいきなり人生が詰んでしまった女子高生で、転生して数日後に出会ったゲームの主要キャラで本来ならゲーム中盤で死ぬはずだった双子の少女を保護して2人の母親となった日から早15年が経ち、現在では三女を加えて娘が3人になり、次女も嫁を迎え、さらに孫も生まれた6人家族の大黒柱。
転生した頃から容姿は一切変化していないが、精神的には転生前の17年と転生してからの15年を合算した32歳が自分の精神年齢と考えていて、最近では周りからの女神扱いが日に日に悪化していることに頭を抱えてしまう日が多くなってしまった。
また、長女のトーイラがミノリに対して恋慕を抱き続けている為、頻繁にアタックされているのだが母の立場としてその一線だけは越えてはいけないと考えている。しかしトーイラから何度も土下座でお願いされてしまったらそんな固い決意もすぐに揺らいでしまうような弱々(よわよわ)な精神の持ち主で、さらに高所恐怖症でもある。
さらにこの世界がゲームのシナリオをただなぞっているだけではなく、転生前の自分が直前まで遊んでいた状態が世界に大きく影響している事が判明し、それによってゲーム本来の主人公であるザルソバ・シャリオンに非常に迷惑を掛けてしまったという自責の念から責任を取って彼女と結婚しようと血迷う度に娘たちから制止されている。
そして普通なら人間やモンスターだけでなく植物ですら何かしら有しているはずの魔力を一切持っておらず、肉体の属性すらも不明という完全に謎状態の人。
【トーイラ(オンヅカ・トーイラ)】肉体属性:光 魔力属性:光
義母であるミノリと恋人になりたいミノリの長女。ヤンデレ化する片鱗が頻繁に見え隠れするが暴走スイッチが入らない限り一線を越えられないヘタレ。
ミノリが振り向いてくれないのは自分が子供っぽい格好をしていたからだと髪型などを変えてみるなどイメージチェンジを図るもミノリは相変わらず母と子の立場を崩さないのでどうすれば振り向いてもらえるのかあれこれ模索中。
また、数年前に妹となった三女のリラを光の祝福を使ってその命を救った事がきっかけとなって最近ではリラから想いを寄せられており、つい口約束でこの先5年のうちにミノリと恋人になれなかったらリラの気持ちに応えるとうっかり伝えてしまったのが悩みの種の21歳。なまじっかリラの事も妹として大好きなので余計悩んでしまっている板挟み状態。
【ネメ(オンヅカ・ネメ)】肉体属性:闇(人間型) 魔力属性:闇(人間型)
トーイラの双子の妹で言葉遣いや思考が独特で基本的に無表情なミノリの次女。幼い頃にミノリに巻き付いた植物魔法がきっかけで束縛嗜好に目覚め、滅多に表には出さないが義母であるミノリを慕うあまり監禁拘束したい願望が根底に根付いてしまっている。
ミノリの愛情をめいっぱい受けてきたおかげで基本的には優しい性格だが、嫁としたシャルを始め、家族全員の身に危険が及びそうになるとゲーム本来の冷酷な性格になる。また、シャルとの間に最近生まれた娘のノゾミにミノリの臍の素晴らしさについてあれこれ教えた元凶の21歳。
成人となって嫁を娶り、さらには娘まで生まれて一児の親となった今でも相変わらず羞恥心は芽生えておらず、入浴後に全裸姿のまま家中を闊歩している事が度々ある。
また、仲間キャラ状態だと視界に見える【ゲームウインドウ】で家族の中で唯一【デバッグモード】のウインドウも視界に表示されている事もあって、それでしかできない壁すり抜けや技のON/OFF切り替えを時々自由にやっているらしい。
【リラ(オンヅカ・リラ)】肉体属性:闇(魔物型)→光 魔力属性:光
ミノリが数年前に保護し、義娘として新たに家族として迎えられた三女で、怪我で見えなくなった左目を眼帯で保護している現在11歳の吸血鬼。本来は贄としてゲームのラスボスになってしまう運命だったが、贄にする為の能力を持つネメをミノリが闇の使いよりも先に保護した事で偶然リラも贄になる運命を回避。
また、魔物の身でありながら光属性の魔力を持っている、という肉体の闇属性と相反しあう特異体質が原因で10歳を越えて生きられないはずだったが、トーイラの能力である『光の祝福』によってその危機までも回避する事ができた結果、光の祝福を授けてくれたトーイラに現在絶賛片想い中。
リラと相性の良すぎるトーイラの血を飲みすぎてしまうと普段と比べて異様にハイテンションとなる事があるものの基本的にはおとなしい性格。しかし押しだけはとても強い。
また、自分を保護して母親となってくれたミノリの事を母として純粋に慕ってはいるものの片思い相手であるトーイラがミノリに対して恋慕を持っている事もあってミノリの事を恋のライバルという意識も少なからず持っており、時々ミノリに対して負けん気のある言動をする事がある。
吸血鬼の身でありながらひなたぼっこが大好きでよく背中の羽を広げてうつ伏せになりながらうたた寝をしている。
【シャル(オンヅカ・シャル)】肉体属性:闇(魔物型) 魔力属性:火
女性モンスターである『ウィッチ』の一個体で現在はネメの嫁。以前はミノリの事を『お姉様』と慕うあまりにアホみたいな言動や行動が頻繁に出ていたがネメと結ばれてミノリ達とともに暮らすようになってからはその奇行は影を潜め、今ではとても良いネメのお嫁さん。でも時たまアホになる若干M体質の持ち主。
ぶかぶかな服を着るのが好きなせいであまり気づかれていないが、出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいるという意外と豊満な体つきの経産婦。
ちなみにふうふとなってから既に数年経っているのだが未だに伴侶であるネメの事を『ネメお嬢様』と呼び続けており、今後もこのままだと思われる。
【ノゾミ(隠塚望生)】肉体属性:闇(魔物型) 魔力属性:闇(人間型)&火
自分の事を『ノゾ』と呼ぶ、ネメとシャルとの間に生まれたまだ1歳にもなっていないミノリの孫。生後4ヶ月時点で4歳児並みの大きさまで成長しており、流暢な言葉遣いができるほどに知能が高く、魔力や体力もネメ並みで暴走しがちな健康優良児。ネメとシャルの魔力が混ざり合って生まれた魔法生物のような存在で、容姿もオッドアイのジト目にくすんだピンク髪と両親2人の性質が色濃く出ている。
魔力の属性は闇(人間型)と火のハイブリッド、肉体の属性は闇(魔物型)。
ネメの胎教という皮を被った英才教育のせいでミノリの臍に対するこだわりが本能レベルでこびりついているのかと思う程に尋常でない程に備わっていて、ミノリの臍を自分のものにしたいからと執拗に触ろうと狙ってくる悪癖がある。
【ザルソバ・シャリオン】肉体属性:土 魔力属性:土
ミノリが転生したゲームの世界本来の主人公である女剣士。世界を救った後手持ちのモンスター図鑑でずっと空欄だった最後の一枠のモンスターを討伐してその枠を埋めるために旅をしていたが、その最後の一枠である『ダークアーチャー』であるミノリと対峙した際、自分がモンスターである事を明かしてでも家族を懸命に守ろうとしたミノリの姿に惚れ込んでしまった結果、彼女が所持している図鑑が原因でいずれミノリに危害が加わってしまうのではないかと瞬時に危惧して先祖代々伝わるモンスター図鑑をミノリの目の前で燃やしてしまったという微妙に重い人。
さらにミノリの苗字が『隠塚』と聞いてから自身が崇拝する【オンヅカ神】すなわち『自分の導き手であるゲームの操作主である転生前の隠塚ミノリ』と同一人物だと判断した事でミノリを神として崇め、さらには恋愛関係になりたいと考えだしてしまった微妙どころでなくやっぱり重い人。
ゲーム本来の流れでは光の巫女であるトーイラから光の祝福を受けて土属性から光属性になるはずだったが、光の祝福はリラに与えられてしまったため影響により当人が元来持っていた土属性のまま。
その結果パーティー内にいた光フェチの仲間と結ばれるはずだったゲーム本来の展開にはならないまま独身を貫いたままになっていてある意味一番割を食ってしまっている。
トーイラとはミノリを巡る恋のライバル関係であるが、トーイラがザルソバに敵対心をもっている一方、ザルソバはトーイラの事を同志と思っており、敵対する意思は全く無い。
【ハタメ・イーワック(老婆)】
キテタイハの現町長でミノリを神として崇めはじめた元凶で傍迷惑な老婆。
現在の夢はミノリたちの住む森からキテタイハまでの街道にミノリたちの彫像を等間隔で設置し、今はまだキテタイハの町中だけに収まっている邪神像の並木道……もといミノリたちの彫像の並木道を町の外にまで広げ、ゆくゆくはミノリたちが住む森の入り口まで延長させる事。
【人物相関図】
・二章までのあらすじ
【第一章&第二章第一部】
死ぬ直前までプレイしていたゲームに転生して『元々は仲間キャラにする予定だったがボツになり、そのままザコに流用された女性型モンスター』になってしまったミノリ。
人間の敵であるモンスターであるがゆえに、話しかけても人間が自分の姿を見た途端逃げてしまい、このままでは誰かに討伐される運命にあるのではと怯えながら日々を過ごしていたミノリが助けたのは『双子は不吉である』という古くからの言い伝えだけで迫害された上に町を追放され、別のモンスターに襲われていた6歳の双子の女の子。
双子の正体は、ゲーム中盤で主人公と敵対して討ち倒される『闇の巫女ネメ』と妹を討ち倒したことを悔やんで自害する『光の巫女トーイラ』で、このままにすれば破滅する運命しか無い彼女たちをミノリは娘として保護してその運命から逃すべく最低でも15歳、できれば16歳までは育児がてら自分も必死に生き延びようと決意。
そこから始まる3人の生活。狩り以外ではなるべくミノリ達が住まう森から出ないように心がけていたのが功を奏したのか、時折トラブルはあったものの平穏な日々を送ることができ、無事娘たちは16歳の誕生日を迎えることが出来た。破滅する運命から娘たちを逃れさせられる事ができた事にミノリは安堵したのも束の間、所詮ミノリは『人間を見かければ自分の意思に反して本能的に襲いかかるザコモンスター』の立場である事には変わらず、徐々にミノリを蝕み始めていた『モンスターとしての本能』によって2人に危害を加えようとし始めた事に気づき、怯えたミノリは、もう自分がいなくても2人は大丈夫なほどに強くなったからと自分を殺すよう2人に願った。
しかし既にミノリ依存症となっていた娘たちはそれを拒否し、ヤンデレ化するなど大暴走。どうすればと悩んだ結果ネメの視界だけに見えていたデバッグモードのウインドウが鍵となって、ミノリの仲間フラグを切り替えることに成功し、引き続き家族として生活する事ができたのであった。
その後、娘のネメは既知の仲であるシャルという名のウィッチという女性型モンスターと婚姻し、オンヅカ家はいつしか4人家族に。
【第二章第二部~第二章第五部】
狩りをしていたミノリが保護したのは、ゲーム本来のラスボスになるはずだった吸血鬼の『リラ』という幼い少女。ミノリが『トーイラ』と『ネメ』を保護した事によって連鎖的に彼女も死ぬ運命を逃れていたのだ。
三人目の娘としてリラも育てることをミノリは決意をするも、当のリラは闇属性の肉体に光属性の魔力を持つ特異体質の持ち主で、相反する属性同士に肉体が耐えきれず10歳を越えて生きられない運命であり、リラはその事をミノリ達に打ち明けられないまま体調を崩す日々を繰り返しつつも幸せな日常を送ることが出来た。
しかしリラが10歳の誕生日を目前に控えたある日、幸せな日々に『死期』という終わりが迫っていた事でリラは泣きながら自身の特異体質について告げたのだが最近のリラは10歳の誕生日に近くなればなるほどリラは元気になっていて死ぬような兆候が全く見えない。
どうやらミノリの不在時にお腹をすかせて血が飲みたかったリラにトーイラがたまたま血を飲ませていたのが理由だったようで、トーイラの光属性が含まれた血は特異体質のリラと非常に相性が良く、そのおかげで体調が安定していたからだった事がわかった。
しかしそれだけではリラの特異体質を改善させたわけではなく根本的な解決ができていない。どうしたものかとミノリ達は頭を悩ませたが先に打ち明けられていたシャルはなんとかこの状況を打破する方法を探し出した。
それは『光の巫女』と呼ばれる存在が使える『光の祝福』で、これを与えられると肉体の属性が光に変わるというが、肝心の『光の巫女』がどこにいるのかわからないとシャルは諦観気味に伝えたが、それを聞いたミノリとネメの視線が向けられたのはトーイラ。
トーイラこそ『光の巫女』となるはずだった存在だ。それならすぐに解決しようと『デバッグモード』のウインドウが見える事で、自分はおろか仲間扱いの人物なら技から魔法から好き勝手いじり放題のネメによって光の祝福をあっさり習得したトーイラはリラに光の祝福を与えた事でリラの特異体質は改善され、彼女を救うことが出来たのであった。
同時に自分の命を救ってくれたトーイラに対してリラが恋心を抱いてしまうというトーイラにとっては新たな悩みどころが増えるおまけ付きであったが。
その後暫くの間は平和な日々が続いていたが、町へ買い出しに出かけたネメとシャルが出会したのはゲーム本来の主人公である女剣士。彼女は彼女自身が持っていたモンスター図鑑で埋まっていなかった最後の一枠を埋めるべく旅をしており、その一枠はミノリの種族であるダークアーチャー。
ミノリと相まみえる事もあったもののミノリはその最後の一枠が自分だとバレないようになるべく接点を持たないようにしていたのだが、シャルの妊娠が発覚後に家族全員で出かけた際に彼女と出会し、イベント用モンスターという特殊な存在でありミノリと同じくモンスター図鑑には載っていなかったリラに気づいてしまった。リラに手を掛けられてしまうのでは無いかと危惧したミノリは身を挺してリラをはじめ家族全員を守る為に、自身がモンスターである事を告白し自分を倒す代わりに家族には手を出さないように懇願。
そんなミノリの姿を見た女剣士こと『ザルソバ』はその姿に対し何故かミノリに惚れてしまったあげく逆にミノリの身に危機が及ばないように家宝だったモンスター図鑑を燃やして破棄した上でミノリに『ザルソバ』という名を名乗りながら告白。
デフォルト名でなく、明らかに転生前のミノリが名付けた『ザルソバ』を聞いた途端、『ここがただ単に前世で遊んだゲームの世界』ではなく、『ミノリがプレイヤーとしてザルソバをゲームクリアまで導く為にプレイしていたゲームの世界』であることに気がつき、ミノリは世界を救うべく一生懸命戦った主人公に『ザルソバ』などという酷い名前を彼女につけてしまった事に対して責任を感じて『責任を取って結婚する』などと血迷った不注意発言。
ある意味ポッと出のザルソバにミノリをかっさわれるとショックを受けたトーイラとネメ、そしてシャルの暴走スイッチが作動。不注意な発言をしたことを謝罪しながらその場から逃げ出すミノリであったが、既に押されてしまった暴走スイッチは戻ることなくリラを除く全員がミノリを堕とそうと追いかけ回したのであった。ちゃんちゃん。
その後、妊娠していたシャルは無事に女児を出産……というよりシャルが寝ている隙を狙ってお腹からミノリの初孫にあたる『ノゾミ』が飛びだした事でオンヅカ家はその日から6人家族となり、気づけばミノリがこの世界に転生してから15年の月日が流れていた。
本編はこのあと12時からストックがある限り毎日投稿予定です。




