表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/600

94.転生!異世界より愛をこめて ☆

[作者]

弁当箱 様


[あらすじ]

 世界は俺中心に廻っている、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました。えぇ、そんなことはないんです。世界は金で勝手にクルクルやってるみたいでして、それはもう俺の意思なんて関係なく、日々飽きもせず大回転ですよ。ふとそれに気づき始めたのは高2の夏でして、いくら待っても美少女は降ってこない、どこぞやの組織に拉致されない、授業中にテロリストやってこない、もう俺なんで生きてるんだろう、某涼宮さんじゃないんですけどね、自分の小ささというか現実とかいう糞みたいな物を受け止めざるを得ないなぁなんてそんな悟りを開き始めてた時期だったのですが、俺は勘違いしてたんですね。そういう何かしらのチャンスっていうかオポテュニティ?そういうものがあっちから訪れる訳がないということに気付くんです。ああ、なぜもっと早く気づかなかったんだろう、だけどそれに気づいた俺が歓喜してる暇なんてない。すぐさま行動に移しましたとも。そしたらね、死んじゃいました(笑)

 俺、転生。


[感想]

この作品、新規のなろう読者の人で、知っている人はもうほとんどいないのではないでしょうか。勿体無い。本当に勿体無いです。

あらすじを読めばわかりますが、コメディ色が強いです。主人公の最初のチート能力こんにゃくですしね。だけど、後半にかけてシリアスがある場面はとことん雰囲気が重くなります。ルルと相棒のくだりは何度読んでも泣けます。

上手くコメディとシリアスが合わさっていますね。というか後半のシリアス度がやばいです。私本気で泣きました。いや、今感想を書いている状況でも泣きそうです。もうまじでルルがメインヒロインでいいと思う 泣

文章力や、設定などは私がみても少し引っかかるところはありますし、そういうことに詳しい人が読んだらもっと突っ込むところもあるかもしれません、ですがそれを補う非常に良いところに溢れた作品となっています。

ほんと、なんでこんないい作品が打ち切りになっているのか謎です。

あと、後半の雰囲気は重いのですが、話のテンポが凄く良いので、余裕で2日、もしくは1日で読み終えられると思います。しかし、これは内容が薄いというわけではありません。むしろ読み応え十分だと思います。

コメディとシリアスその両方が合わさった作品、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


[評価]

総合評価:8.5

恋愛:8

ハーレム:5

無双:5

涙:10


[その他]

書籍化作品

完結済み作品

文字数:50万文字

読了時間:15時間程度

作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n9475bv/



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ