68.魔法書を作る人 ☆
[作者]
いくさや 様
[あらすじ]
35歳童貞社畜の四十万静はサービス残業中に過労で倒れてしまう。
思い返せば酷い一生だった。オタばれからいじめられ、以来だれにも心を開かず、就職してからは働いて働いて、友達も恋人もなく孤独に生きてきた。
結局、そのまま息を引き取った静は異世界に転生し、7歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。
折角、手に入れたチャンス。今度こそ誰にも束縛されず自由に、心を開いて生きようと決意する。
こちらの世界には漫画もアニメもないけれど、どうやら魔法はあるらしい。
今こそ、あの名作で描かれた魔法を実現するとき!
決意を胸に静はシズとして生きる。
[感想]
私はこの作品で猫耳萌えに目覚めました(キリッ)
なんというんでしょう、魂から猫耳最高と言いたくなるこの感じ。
作品に関係ないんで語るのはやめときましょう。
この作品のポイントはタイトルにもある通り魔法書です。異世界もので魔法はもはや定番といってもいいものですが、この作品では魔法を使うための道具や魔法陣が深く関わってきます。
主人公が前世で元オタクなので、ときどき黒歴史を連発して悶えるという流れがあるのですが、私は地味にそこが好きです。
あと、この作品には主人公が少なくとも2人いると私は思っています。まあもう1人は終盤に出てくるだけですが。かなりの喪女なんで楽しみにしていてください。
そして最後まで読んだら全員とまでは言わないんですけど結構な人が泣ける作品となっているのではないでしょうか。少なくとも私は師匠のところで2回、喪女のところで1回泣きました。
そしてそして、猫耳の可愛さに萌えてください。
前世の後悔を糧にして魔法を習得し第二の人生を歩んでいく男の物語、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:8.5
恋愛:5
ハーレム:0
無双:5.5
[その他]
書籍化作品
完結済み作品
文字数:90万文字
読了時間:30時間程度
作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n0186bu/




