ここまでのあらすじ(第25話~エピローグ)
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どちらともよろしくお願いします。
かつて最強の軍師といわれたヴァロウ・ゴズ・ヒューネルは、上級貴族たちの卑劣な謀略により命を落とした。
だが、同じく命を落としたリントリッド王国メトラ王女に助けられ、彼女とともに魔族に転生する。
13歳にして第六師団師団長ゴドラムの補佐として付くようになったヴァロウだったが、その時魔族側は『毒の勇者』ヒストリアの猛威により、最大のピンチを迎えていた。
ヴァロウは当時の魔王城ラングズロスへと撤退する案を提起。
だが、魔王とその副官が集う御前会議で却下されてしまう。
さらに強行に真っ正面からヒストリアを倒すと豪語したゴドラムとも、険悪な仲になっていった。
そんな最中、ゴドラムが人類側へと寝返ったという噂が持ち上がる。
事実、ゴドラムは補佐であるヴァロウとメトラだけを残して、軍規に反して単独で出撃をしてしまった。
そのことから、第一師団ドラゴランや魔王ゼラムスは、ゴドラムが裏切ったと判断する。
しかし、それはヴァロウが作った偽の噂であった。
一方、裏切りの汚名を着せられたゴドラムと第六師団は、結局ヒストリアによって壊滅の憂き目に遭ってしまう。
命からがらラングズロスに戻ったが、撤退戦が始まった魔王城はもぬけの殻。
残されたのは、ヴァロウの手紙だけだった。
さようなら、親愛なる師団長殿。
あなたの英雄的行為は、後の世にまで語り継がれるでしょう。
ヴァロウ(第28話)
そこでゴドラムはヴァロウの謀に気付く。
しかし、もう遅かった。
ゴドラムは追撃してきたヒストリアとラングズロス城とともに、爆散する。
ゴドラムの裏切りを演出し、当初の予定通りヴァロウは、魔王ゼラムスとともに西の古城ドライゼルを目指す。
だが、人類もしつこかった。
5000の騎兵の猛追を受ける。
だが、ヴァロウはたった100名の竜人族によって壊滅させてしまう(第31話)
目覚ましい活躍によって、ヴァロウは魔王はおろか他の魔族からも一目置かれるようになる。
しかし、戦いは終わらない。
ラングズロス城とともに爆散した『毒の勇者』ヒストリアが生きていたのだ。
そのボロボロな姿を見て、ヴァロウたちを追い詰めた人類軍は唾棄する。
捨てられた勇者の姿を見たヴァロウはかつての己と重ね、怒りを露わにする。
そこにやってきたのは、魔族軍の援軍だ。
地を埋め尽くすほどの竜人族、空には鳥人族。
一転攻勢を仕掛けた魔族軍は、人類軍を容赦なく平らげる(第34話)。
ドライゼル城を今後の拠点とすることになったヴァロウは、正式に魔王の副官となり、ゴドラムの後を継ぎ第六師団師団長に就任する。
ゴドラムによって獄に繋がれていたザガスを自分の師団に引き入れたヴァロウは、次なる戦場へと旅立つのであった(エピローグ)




