【登場人物紹介】その41-2
第41章登場人物
ソア 17歳 【幼女賢者様】 1817話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課2年5組〉に所属する女子。「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。
ミツルの双子の姉であり、〈エースシャングリラ〉の初代ギルドマスターに就任。
ミツルと同じブラウン系。ゆるふわウェーブで肩より少し長いくらい。
瞳はキラキラ光るオレンジ系。まん丸の大きいお目々はロリ度120%。
ミツルのことが大事で、支えたいとは思っているが、ついミツルをからかいたくなってしまう複雑なお姉ちゃん心を持っている。ミツルには「そんなもの、とっとと捨てろよ姉ちゃん!?」と昔からせっつかれているが、未だに捨てられていない。
第四十一章では〈エースシャングリラ〉に加入した。
昨年度の卒業でギルドが解散し、〈エデン〉の第二下部組織の創立&募集を狙っていたところ、物の見事に狙い違わずゴールイン。
あっという間に上級職、あっという間にAランクギルドになってしまい、放心状態のミツルを含むギルドメンバーを、持ち前のマイペースさで引っ張っている。
ミツル 17歳 【プリンスヒーロー】 1817話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課2年5組〉に所属する男子。「子爵」「男」カテゴリーを持つ。
ソアの双子の弟であり、〈エースシャングリラ〉の初代サブマスターに就任。
ソアと同じブラウン系。お坊ちゃんスタイルというのだろうか、なんだかよく躾けられた子ども的な感じを思わせる。ショタ度120%。
ソアがあんな性格なので僕がしっかりしないと、と気張る頑張り屋さん。
なお、ソアのことは、ちょっとアホだと思っているのは秘密だ。
第四十一章では〈エースシャングリラ〉に加入した。
昨年度の卒業でギルドが解散し、〈エデン〉の第二下部組織の創立&募集をソアと狙っていたところ、物の見事に狙い違わずゴールイン。
だが実際の〈エデン〉の教えは想像を軽く踏み潰してぺっちゃんこにするレベルでとんでもなく、創立して1ヶ月ちょっとでAランクギルドになった。
ミツルは点になった目が戻らなくなった。
シオン 17歳 【思伝生誕の海姫】 1818話・初登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課2年5組〉に所属する女子。「男爵」「姫」カテゴリーを持つ。
第一印象はクール系。実際は面白系のボケキャラ。
白に近いが薄く青みがかっている髪をボブくらいに伸ばし、一部が三つ編み、光沢のあるバレッタを2本付けている。瞳は黄緑系。身長はそこそこ大きくサチたちと同じくらいだが、胸はリーナを軽く超え、シズやトモヨに迫るレベル。
マシロガチ勢。もしくはマシロ命。元〈新学年1年生〉で【人魚姫】となり、同じクラスで唯一の同じヒーラーだったマシロと親友になった。
クラスに2人だけのヒーラー。無二の親友。シオンがマシロを超大事と思うまで時間は掛からなかった。
第四十一章では〈エースシャングリラ〉に加入した。
そしてラナ王女殿下の弟子みたいなポジションにいたマシロにイメージが崩壊した。クラスで2人だけのヒーラー、どこでも一緒で横にいる相手だと思っていたマシロは、遙か高みにいたのだった。ぴえん。
また、学期末テストの時まだ下級職だったシオンは〈2年5組〉。〈2年1組〉のマシロとクラスが離ればなれになってしまったのだった。ぴえ~ん。
フェンラ 16歳 【雷速空戦雷狼】 1822話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する女子。「狼人」「獣人」「女」カテゴリーを持つ。
〈エデン店〉をオープンする際、店長代理のセラミロが連れてきた見習い従業員10人のうちの1人で、年齢が下の子のリーダーをしていた。
銀色の長髪。しかも銀髪の中に金髪が一部入っており、狼耳と合わせて高貴な身分を思わせる。瞳も金色だ。〈エデン店〉の従業員としてビシバシ鍛えられた、笑顔の似合う清楚美人という雰囲気を放っている。身長は高くリーナよりも少し高いくらい。
第四十一章では念願叶い、〈エースシャングリラ〉に加入。
将来〈エデン〉に加入するためにがんばって来ただけあり、とても真面目で優秀。
従業員の頃から〈エデン〉のメンバーから英才教育にも似た指導を受けていたので勉強もできるしダンジョン的な考えもしっかり〈エデン〉済みだ。
従業員の中ではクラミィと一番仲が良く、お互い支え合っており、〈エースシャングリラ〉の1年生のトップと認められつつある。
クラミィ 16歳 【暴食】 1822話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する女子。「熊人」「獣人」「女」カテゴリーを持つ。
〈エデン店〉をオープンする際、店長代理のセラミロが連れてきた見習い従業員10人のうちの1人。フェンラと一番仲がいいが、尊敬しているのはルルやミジュ。
名前が可愛すぎて恥ずかしいから呼ぶときはクラと呼んでほしいと言って回っている元気っ娘。髪はショートボブくらいの黒髪。目も黒色系。
ハンナよりも少しだけ身長が高く、カルアくらい。ギリギリロリではないくらいだ。
第四十一章では念願叶い、〈エースシャングリラ〉に加入。
身体能力が抜群で、〈エデン〉の超パワーレベリングを受けても動きがカクカクすることがなかったほど。
マルテイナ 16歳 【モフモフ選手権世界一】 1833話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」「女」カテゴリーを持つ。
愛称はマルティ。
〈エデン店〉をオープンする際、店長代理のセラミロが連れてきた見習い従業員10人のうちの1人。〈エデン店〉オーナーのゼフィルスをご主人と呼んでいる。
人懐っこく、黄緑色のとてもふわふわな髪と尻尾が自慢で、よくもふられている。むしろ自分からもふられに行っている子。とにかくちっちゃくて、元従業員組のマスコットでもある。
第四十一章では念願叶い、〈エースシャングリラ〉に加入した。
ユナ 16歳 【後陣の姫大名】 1825話・初登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」カテゴリーを持つ。
指揮官の才能があると見込まれ、【後陣の姫大名】を目指していたが、たったの2週間で勇者に目的の上級職に就かせてもらった。感謝はしているが、実感がちょっと薄かったりするのは秘密。
〈エデン〉のメンバーにはみなとても強く敬意を払っているが、特にリーナを慕い、リーナの教えを貪欲に吸収しようと頑張っている。
リカやキリちゃん先輩のように、背が高くスラッとしている黒髪黒目の女子。
ただ雰囲気は全く異なっていて、厳しい美人上官を思わせる強気な顔立ちをしている。侍というよりも艦長の方が似合いそうな雰囲気だ。
黒髪ストレートの後輩女子で、背は高くリーナよりやや高いくらい。気がやや強く、指揮向きな姿勢を持っていて、リーナから素質があると大変可愛がられることになる。
第四十一章で、第四回大面接で選ばれ〈エースシャングリラ〉に加入した。
サンダダ 16歳 【金剛王】 1825話・初登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する男子。「ドワーフ」「男」カテゴリーを持つ。
〈エースシャングリラ〉の第四回大面接で合格した唯一の男子。
身長は低く、横に広く、顎髭たっぷりという標準的なドワーフ体型。ブラウン系の髪と目を持つ。
ドワーフの中でも生産活動にさほど興味がなく、むしろ武器を使うことの方が興味をそそられるタイプ。そこで強い武器の宝庫である〈エデン〉の下部組織に加入を求めた。結果は無事合格である。
ミアハ 16歳 【御館姫】 1833話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属する女子。「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。
ギルドバトルではユナと組むことが多そうだからと一緒に活動することになり、仲良くなった。
シエラと同じく金髪碧眼の姫カット女子。シエラに割と似ているのだが、シエラの妹では無い様子だ。ちなみにどこがとは言わないが一部がかなり大きく、ヴァンは何度もぶっ倒れているレベル。
第41章で、第四回大面接で選ばれ〈エースシャングリラ〉に加入した。
ネイミト 16歳 【ルミナスフローラ】 1833話・正式登場〈エースシャングリラ〉所属
〈戦闘課1年1組〉に所属するノーカテゴリーで、明るく元気な一般代表的な女子。
愛称はミト。
オレンジ系の短めの髪を持つ細身の普通の子。普通なのが割と清涼剤のようで〈エースシャングリラ〉の男子から人気がある。ゼフィルス的にはマシロの後継を目指してもいい性格だなと、純粋なミトを見て思っていたりする。
第41章で、第四回大面接で選ばれ〈エースシャングリラ〉に加入した。
ヴァンダムド 80歳 【学園長】 第8話・初登場
〈国立ダンジョン探索支援学園〉学園長。ファグナー公爵当主。
サンタと見間違えるほど白い髭をたっぷり伸ばし、がっちりとした体型のご老公。フィリス先生やノーア、ヴィアラン会長の祖父に当たる。
第四十一章では、〈エデン〉が下部組織を創立。
これでまた優秀な人材が増えてくれるに違いない。そう思っていたら何やら学園で不穏な気配が。みんな分かっているのだ〈エデン〉の下部組織に加入した者が勝ち組であると。日に日に緊張感が高まる学生たちの緊張を解すため、学園長は〈学園春風大戦〉の開催を決定する! なお、その瞬間〈エデン〉が第三回大面接を決めたので狙いがやや台無しになったがそれはともかく。
無事に〈エースシャングリラ〉最初の10人が決まり、この10人は注目しておこう。そう思ったのも束の間、〈学園春風大戦〉が終わった時には〈エースシャングリラ〉がAランクギルドになっていたんだ。
学園長はなにがなんだか分からなかったという。
ミストン 48歳 【敏腕研究学者】 第65話・本格的に登場
研究所の所長。運命の日までに1年生全員に実験を施すぞーをモットーに奮闘し、そして多くの発見や効率化を図り、無事1年生全員に処置を施すことに成功した。
今や知らない者はいない時の人。
第四十一章では新入生がやってくる。
さあ研究所職員総出で研究発表会の始まりだ!
この1年で研究しまくった資料を手に新入生をハンティング! ちょっと頭がハイになった研究員たちに捕まってしまい、無事高位職に発現する新入生がわんさか出た。
その実り具合にミストン所長も涙。滂沱の涙を流しながら感激し、次の運命の日までに学生全てを高位職にしようと掲げてハンティングに出かけたのだった。
コレット 25歳 【ヴィクトリアンメイド長】 第1140話・正式登場
〈ダンジョン公爵城〉で働く学園長のお茶くみメイド。
スーツ姿でクールなところから、ゼフィルスからはクール秘書と呼ばれていたが、いつの間にかメイド服装備になっていた。
第三十五章では〈気付け人〉なる二つ名を頂戴した。
第四十一章では、ゼフィルスが2週間ほど学園長のお仕事を手伝ったりしながらおとなしくしていたおかげで――蘇生茶の出番がなくてそわそわ。なんか普通にメイドをしていた。
しかし〈エースシャングリラ〉なる下部組織を創立すると聞いて「私の出番、来ましたね」と立ち上がったのだった。学園長からはずっと座っていてほしいなることを言われたが、メイドがジッとしてはいけませんよね。
シトラス 25歳 【ゴッドハンド】 第750話・初登場
ハンナちゃんストーリー52話にも登場。
〈保健室の先生〉。優秀な高位職の先生で、拳の一撃で今にも死にそうな急患を救った逸話を持つ。
第三十八章から、学園長専属の医者となった。
第四十一章では、学園長の容態が落ち着いたので(?)、新たに新規採用した元〈回復課〉の学生たち、つまり後輩たちの指導役になったりして色々と指導した。
もちろん学園長については禁則事項だ。
カイエン 19歳 【ブレイン】 第948話・正式登場
Aランクギルド〈サクセスブレーン〉の元ギルドマスター。
常にかっこよく、人から好かれる気遣いの良さと優しさを持ち、ギルドマスターに就任してから昨年度〈学園春風大戦〉まで無敗だった。ギルドを常に勝利に導いてきた完全無欠のギルドマスター。と思われているが、実際は感性が一般人の苦労人。ただギルドメンバーからの期待に応えていただけなのに、人物像が勝手に一人歩きして大きくなり過ぎて後戻り出来なくなり、今では期待を裏切らないよう頑張って演じていたりする。こっそり胃薬を常備しているのは秘密。
第四十一章では、ついに学園長室に正式採用。この頃はゼフィルスが大人しかったためにまだ平和だったが、すぐに激務に変貌した。
カイエンは即戦力として学園長に〈エデン〉の動きを逐一報告したり、その対策や対応方法の提案などをすることになった。
……〈エデン〉の対応方法? カイエン先輩がんばって!
ユミキ 20歳 【フリーダムメビウス】 第547話・正式登場
校内ニュース〈学園の鳥〉に所属する女性。ノーカテゴリー。
その正体は謎に包まれている。掲示板の「調査OG」さんご本人。
パープル系の髪を腰まで伸ばし、ブルー系の瞳を持つ高身長のスレンダー体型。
装備アイテムである〈メビウスの輪〉は9つの球体カメラ。これを飛ばしスキルで操り情報を収集している。
各地で様々な情報を収集しているため神出鬼没。
ゼフィルスとは割と仲が良い。
第二十一章の時にカイリの姉だと発覚した。
第四十一章では、〈エデン〉が大人しいことを良いことに、〈攻略先生委員会〉の活動に参加してダンジョンに潜ったり、この1年間の〈エデン〉の主だった活動の纏めなんかを行なった。
オスカーとシンジにも資料系は手伝ってもらおうかと思ったが、なんか新婚さんしてるので遠慮した。
フィリス先生 21歳 【炎国姫】 第12話・初登場
迷宮学園、〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉の教員。そして同専攻の卒業生でもある。リカの3つ上のお姉さん。〈攻略先生委員会〉のメンバー。
去年1年間、とてもとんでもないクラスを率いた経験を買われ(?)〈戦闘課2年1組〉の担任に抜擢された。
美人教師であり、彼氏の有無については、第十六章でついに彼氏無しだと判明した(お父様情報)。
第三十八章で【炎国姫】に〈転職〉した。
第四十一章では、またも〈戦闘課1組〉の担任に抜擢された。無論、〈3年1組〉、ゼフィルスのクラスである。もうフィリス先生に怖い物なんか無い。
〈戦闘課〉歴代の中でも最強の学年〈3年1組〉の担任を務めたとなれば、経歴は十分を突破して追いつける人材が皆無まである。あのゼフィルスの担任を3年間務めた先生であるぞ? お?
これでいつでも婿を迎えて実家を継いでも大丈夫だ。(全然大丈夫じゃない)
キリエ(キリちゃん) 20歳 【紅の竜峰将】 第45話・初登場
迷宮学園・本校に所属する先生。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
〈千剣フラカル〉の元サブマスター。現在は〈攻略先生委員会〉の副隊長。
リアクトネー侯爵家の次女でフィリス先生の妹、リカの姉。
本名はキリエ。袴姿で黒髪ポニーテール。身長は高く、スラリとした美少女。
ただ目力が強く、話し方からも堅いイメージがあり、よく知らない人からは敬遠されがち。
しかし、実力は高く、ゼフィルスの知識チートを朧気ながら見抜いた眼力を持つ。二つ名は〈鬼将キリエ〉。
第二十八章では学園公式ギルド〈攻略先生委員会〉の初代副隊長に任命された。
第四十一章では、〈攻略先生委員会〉の新しい人材たちを迎え、なぜか先輩が後輩に教わるという逆転現象を起こしながら〈巣多ダン〉でレベル上げに勤しんだ。
そしてついに、キリちゃん先生も六段階目ツリーを開放した。
ハク 18歳 【大妖怪九尾】 第552話・初登場
〈戦闘課3年1組〉にクラスが変わった女子。カテゴリー「狐人」「獣人」を持つ。
二つ名は〈百炎〉。〈百鬼夜行〉の新ギルドマスター。
袴のような和風装備に身を包みワンドを装備している。白髪に白い三角耳、そして大きくモッフモフな尻尾を持つ。
尊敬しているのはヨウカ先輩。ほとんど師弟関係。
京都弁風な訛り口調で、結構人懐っこく絡んでいく性格。
教室ではミサトとメルトに夢中というか、とても懐いていてミサトに嫌がられている姿はすでにクラスの名物になっているようだ。
第三十八章では六段階目ツリーを開放した。
第四十一章では無事〈1組〉に進級。割とギリギリの〈1組〉だった様子でやや冷や汗だが、そんなことはすぐに忘れてミサトとメルトを探してラブコールした。
もちろんミサトからは嫌がられ、メルトには逃げられた。
アイシャ 18歳 【イモータルシャダウン】 正式登場話・不明
〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。ノーカテゴリー。
〈集え・テイマーサモナー〉所属。
1年1組で名前の明かされなかった5人の女子の1人、唯一の1組継続者。〈闇の塔〉所属だったが、解散してしまい現在はAランクギルド〈集え・テイマーサモナー〉に所属している。
頭が非常に良く、テストでは学年で毎回10位以内につく猛者。
クラス対抗戦では決勝戦で最後の戦いまで生き残り人気が急上昇した。
茶系の三つ編みにメガネをしている文学少女タイプ。
第四十一章では〈秀才のアイシャ〉の名は伊達ではなく、魔の、あるいは伝説の〈戦闘課3年1組〉に所属し、さらには〈学園春風大戦〉ではギルドマスターを務めた〈集え・テイマーサモナー〉がSランクギルドに昇格した。
アイシャの秀才がパナイ。
エレメース 18歳 【撃滅の剣姫】 第1471話・正式登場
〈戦闘課3年2組〉所属の「男爵」カテゴリー女子。
元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【剣姫】に〈転職〉させてもらった。
赤髪三つ編みカチューシャがチャーミング。〈千剣フラカル〉のギルドマスター。
防御にも優れていたためクラス対抗戦決勝戦ではラウの護衛を任され、最後は身を犠牲にしてラウを守り切った。
第四十一章では、なんとか〈千剣フラカル〉を持ち直し、無事Sランクギルドに恥じない実力を揃えることができた。
だがもちろんこれからだ、まずは恒例の新しい人材確保に走る。
名声と実績、そして貴族家の出身者を多く抱える〈千剣フラカル〉という特性上、その顔の広さはかなりのもので、「公爵」家や「侯爵」家の子女を多くギルドメンバーに加えることができた。そのうち何人かが〈エデン〉に挑みたいとか恐ろしいことを言っていた気がするが、〈エデン〉には年に1回しかない〈SSランクギルドカップ〉以外ではギルドバトルを仕掛けられないので安心した。
ナツキ 18歳 【炎刀大名】 第1471話・正式登場
〈戦闘課3年2組〉所属の「侯爵」カテゴリー女子。〈千剣フラカル〉のサブマスター。
元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【炎武侯】に〈転職〉させてもらった。
上級職、高の上で、火属性最強の物理スキルを覚え、相手の『火属性耐性』を下げるという非常に強力な職業だったが、〈1組〉相手ではほとんど足止めにもならなかったという。
第四十一章では、エレメースを助け、弟たちを呼んだり知り合いに声を掛けたりして貴族の子女を多く〈千剣フラカル〉に入れることに成功した。
エラゼル 16歳 【軍事学者】 第1824話・初登場
「公爵」カテゴリー男子。〈千剣フラカル〉の新メンバー。
王宮魔導師団団長のレビエラや、研究所のラミィエラス(通称:ラミィ研究員)の弟で末っ子。司令官の教育に力を注ぐ「公爵」家の出であり、その能力は優秀。
現在は世界最高のギルドである〈エデン〉を相手に自分がどこまでできるのか、次の〈SSランクギルドカップ〉戦で挑んでみたいと思っている。
シンジ 19歳 【エウレカカオス】 第1493話・正式登場
校内ニュース〈学園の鳥〉にインターンしている男子。ノーカテゴリー。
〈調査課2年1組〉所属。〈ギルバドヨッシャー〉に正式に加入。
掲示板の元神官、現在の索神ご本人。
絶望と混沌蔓延る2択から、オスカーをツモって弟子になってしまった。
第三十七章では、〈ギルバドヨッシャー〉へ正式に加入した。
第三十八章では、なんとシンジが六段階目ツリーを開放した。
第四十一章では、魔殴と戦慄が分校に戻ってしまい、混沌の面倒を1人で見なくてはならずあっちへ行ったりこっちへ行ったりと師に振り回された。
するといつの間にか〈ギルバドヨッシャーの神混さん〉の二つ名を頂戴していた。シンジは思わず気絶。オスカーはシンジを支えながら「こんとーーーん!」と叫んだという。
このままではマズい。そう思ったシンジはオスカーから離れ、〈エデン〉に移籍することを決意する! なお、不合格で一瞬で戻って来た。元の鞘に収まるのは、思いのほか早かった模様だ。
さらには新1年生に混沌を押しつけようと画策するも、実はその1年生が混沌の身内だと判明する。混沌が2人に増えた! しかし、焦るシンジに吉報が舞い込むことになる。それは……。
コミツ 19歳 【剣匠】 第1831.5話・正式登場
〈戦闘課3年43組〉に所属するノーカテゴリー男子。
〈無敵の剣士〉のメンバーで掲示板の「剣士3年生」ご本人。
語尾に「っす」を付けるクセがある。実力は並(?)。
掲示板住民の中でも最古参の1人で、第一章から登場していたが、名前が判明したのは第四十一章になってだった。
第四十一章では〈エデン〉の下部組織、〈エースシャングリラ〉の踏み台になってしまいDランクに転落した。
ターニア 18歳 【ハイクルニャイダー】 第1471話・正式登場
〈戦闘課3年2組〉所属の「猫人」「獣人」カテゴリー女子。
元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【ハイニャイダー】に〈転職〉させてもらった。〈獣王ガルタイガ〉の新ギルドマスター。
第四十一章では、〈獣王ガルタイガ〉の新ギルドマスターとして活動することになった。でも本当はゼルレカがこの席に座るはずだったのに大抜擢されて不安いっぱい。
え? 自分が〈獣王ガルタイガ〉を率いるの? と未だに信じられずただただ頑張り中。
また、〈天使縛りの鎖鉄球〉が無く、〈天使の聖剣〉や〈集え・テイマーサモナー〉が出場すると聞いて〈学園春風大戦〉は見送った。
インテア 【幸福の光猫】 登場話??
〈獣王ガルタイガ〉の新サブマスター、〈戦闘課3年3組〉所属。
猫人ではかなり珍しい頭脳派で、身長も含めてミミナ先輩に似ている子。
新ギルドマスターのターニアを支えている。
ワイア 18歳 【黄金のフードファイター】 登場話??
〈中毒メシ満腹中〉の新ギルドマスター。ダムダンの後輩。〈戦闘課3年12組〉。
食事を取られないよう守る『僕らの食は僕らのもの』や、食べるとあまりの辛さにダッシュ力が爆発的に上昇する『爆辛ダッシュ』で〈学園春風大戦〉でも大活躍。
Aランクギルドに近いと言われていたBランクギルドだったが、惜しくも敗北した。
アディ 18歳 【覇道食雷森主】 第536話・本格的に登場
〈戦闘課3年2組〉に所属する女子。カテゴリー「熊人」「獣人」を持つ。
Aランクギルド〈ハンマーバトルロイヤル〉のギルドマスター。
茶髪を二つに結んだだけの適当な髪型に、仲良しのレミはいつも困った顔をしている。あんなハンマーがなんで軽く振り回せるのかという細腕。
口癖は「アホバカマヌケー」。ツッコミを入れるときは大きなハリセンでぶっ叩く。また、最近変な人物にばかり好かれる属性をお持ちだ。
第四十一章では、ついに変な先輩たちが全員卒業してギルド改革に成功。
アホとバカとマヌケを全員たたき直したことで〈学園春風大戦〉では見事にAランクギルドに返り咲いた。
レミ 18歳 【ビームレーザー・アクセラレータ】 第536話・本格的に登場
〈戦闘課3年2組〉に所属するノーカテゴリー女子。
Bランクギルド〈弓聖手〉の新ギルドマスター。
頭に三角巾を結び、エプロンのような装備をしたお姉さんっぽい女子。クラスメイトがバカなことをやらかすと容赦なく巨大なハリセンでお掃除していた。
家事全般が得意で、構ってほしい系男子にかなりの大人気。面倒見が良く、自身の見た目に適当なアディの世話をよくしている。
第四十一章の〈学園春風大戦〉では、アディのギルドと組み、かなり良いところまで行ったのだが、惜しくも……本当に惜しくも四位敗退。
そろそろ〈ハンマーバトルロイヤル〉と合併する時かもしれないと考えている。
アケミ 18歳 【ハザードテンペスター】 第555話・初登場
〈戦闘課3年2組〉に所属する女子。ノーカテゴリー。
二つ名は〈生還のアケミ〉……いや、最近は〈あのアケミ〉が定着しつつある。
(元戦闘課1年12組所属)。Bランクギルド〈炎主張主義〉の新ギルドマスター。
茶髪のボブヘアーにメイジが着るような典型的な魔女っ子ローブに身を包む女子。
元〈12組〉のリーダーであり、ダンジョンで戦闘不能になった事が無いことが自慢。どんなダンジョンでもしぶとく生き残るとクラスメイトたちから尊敬されている。だが対人ではあまり強くない様子で、やられる度に「あのアケミが!」「あのアケミが!?」と騒がれる。筋肉へのトラウマを抱えている。
第四十一章では〈炎主張主義〉の新ギルドマスターに「あのアケミ」が就任し、〈学園春風大戦〉に参加したことでみんなやられないやられない。
なんかギルドマスターのおかげで〈炎主張主義〉がやたらとしぶとく生き残るようになった。もちろん、最後はやられるのもお約束だ。
エイローゼル 18歳 【エンシェントサンクチャリエ】 第751話・初登場
〈戦闘課3年3組〉所属の「エルフ」の男子、Bランクギルド〈新緑の里〉のギルドマスター。割と苦労人気質。
第四十一章では、なんか〈エデン〉のギルドハウスにすんごい精霊力の木が植えられていてギルドメンバーのみんなでピクニック気分で見に行ったりした。
それ、最上級ダンジョンから持ち帰った〈エルドワ神樹〉っていうんです。
〈学園春風大戦〉では出場し、そこそこ良いところまでいったものの、敗退。
オルク 19歳 【ルシファー】 正式登場話・不明
〈戦闘課2年10組〉所属の「悪魔」カテゴリー男子。〈筋肉は最強だ〉所属。
掲示板の元冒険者3年生。現在は悪魔冒険者、略して悪冒ご本人。
天からマジもんの祝福を受けたような運命力を持つ。
第三十八章では六段階目ツリーを開放。
第四十一章ではクラス替えでまさかの〈戦闘課2年1組〉に所属!?
バカな、あの冒険者が!? しかし冒険者は六段階目ツリーの開放者。階層更新数でもなんと上級上位ダンジョンに入ダンする実力を持つ(?)! この前の〈SSランクギルドカップ〉ではベスト八だった。
バカな、考えれば考えるほど1組にふさわしい人材だと? あの冒険者が!?
しかし、よく見たら10組だった。
だってテストは赤点ギリギリだったもの。
また〈学園春風大戦〉では最も注目度が上がった選手としてまた多くのファンができたとか。
サターン・ジーロン・トマ・ヘルク 18歳 第213話・初登場
【魔に落ちた暗黒魔道師】・【破壊道を進む剣壊】・【撃滅斧破り】・【運命の戦士】
〈戦闘課1年1組〉に所属していた将来有望(?)だった少年たち。現在〈戦闘課3年50組〉、Cランクギルド〈天下一パイレーツ〉所属。
「あげて美味しい〈天プラ〉さん」、通称〈天プラ〉と呼ばれファンもいるほどの人気を博している。ファンからはそれぞれ〈天プラ魔法使い〉〈天プラ剣士〉〈天プラ斧士〉〈天プラ戦士〉と単品で呼ばれることもある。モニカから〈天かす〉さんの呼び名を広げられたくなければ、と強請られたが、なんとか大事にはならずにすんだ。
〈天プラ〉のあだ名は続行だ。
第四十一章ではモニカがギルドマスターの座をサターンに返還すると言いだして笑顔で了承した。だが、その後に渡された脱退申請に目が飛び出そうになるほど驚くサターンたち。いかん、モニカを脱退させてはいけない!
あれやこれやと理由を付けて揉めているうちに今度は〈天使の聖剣〉ギルドにランク戦を挑まれてしまい……!
モニカが参加しなかったためか、簡単に〈天下一パイレーツ〉はBランク落ちしてしまったのだった。
もちろんそれでは終わらないのがサターンクオリティ。〈エデン〉がモニカを引き抜いたと知って、なぜか〈エースシャングリラ〉と〈決闘戦〉をすることに!
負けたらモニカと一緒にBランクの地位まで奪われる! 絶対に負けられない戦い! でも負けてしまい、〈天下一パイレーツ〉は一気にCランクにまで落っこちてしまったのだった。
さらには、〈学園春風大戦〉にエントリーし直すことも忘れた。
あとがき失礼いたします!
作者の大好きなお★様、お待ちしております!




