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ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~  作者: ニシキギ・カエデ
第四十一章 新しい下部ギルド創立!〈学園春風大戦〉で大勝利!

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  【登場人物紹介】その41-1




 登場人物紹介 〈エデン〉所属


 ゼフィルス 18歳 【救世之勇者】〈エデン〉所属


 本作の主人公。〈エデン〉のギルドマスターであり、〈ダン活〉をこよなく愛するプレイヤーの一人だった。

 今もリアルな〈ダン活〉をはしゃぎながらプレイ中。

 第四十一章では最上級ダンジョン攻略の後始末も一段落したので、〈SSランクギルドカップ〉の報酬にもらった第二下部組織(ギルド)の創立をすることにした。

 そんな中、学園から〈学園春風大戦〉を行なうという発表がなされた。しかもその日時が例年よりも2週間遅れで開催するというのだから大変だ。ゼフィルスは思いついてしまったのだ。「これ、頑張れば第二下部組織(ギルド)を1ヶ月でAランクギルドまで育てられるのでは?」と。

 学園長痛恨のミス! せめて例年通りの日時で開催していればまだ平和だったのかもしれないのに! 未だかつてない目標を掲げ、ゼフィルスが盛大に立ち上がってしまった。もう抑えられる人はいない!

 ゲームには無かった第二下部組織(ギルド)という、ゼフィルスも手探りのギルドをAランクにすべく、ゼフィルスは今日も効率全開の爆速で突っ走る!

 ちょうど都合良くBランクに落っこちた〈天下一パイレーツ〉を踏み台にして、ついに〈学園春風大戦〉のAランク戦へ〈エースシャングリラ〉を送り込むことに成功。

 さらに優勝という快挙を果たした!

 おかげで学園長の目が点になったという。 



 ハンナ 18歳 【アルケミーマイスター】〈エデン〉所属〈生徒会・生産隊長〉


 本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。

〈エデン〉では貴重な生産職。生産7人衆の1人。

 以前魔石とポーションの大量納品で話題を呼んだことから〈魔薬(まくすり)錬金のハンナ〉と呼ばれている。

 第四十一章では、ゼフィルスが忙しい代わりにギルドメンバーがちょくちょく最上級ダンジョンで採集をしてきてくれるので、最上級アイテムの生産にはさほど困らなかった。

 レイドボスに挑まなければ、フルメンバーじゃなくても最上級ダンジョンには潜れるのだ。

 また、ハンナは進級のおり、〈生産専攻〉代表の挨拶をすることになった。

 3年生で代表ということで、まさに生産部門のトップと名実共に認められた形。

 2年生や3年生のみんなだけではなく、なぜか新入生の多くもハンナを知っていたり、ハンナに憧れて生産職になったりした者も多く、全〈生産専攻〉学生が揃ってハンナにキラキラした視線を向けた。

 そんななか壇上に上がって代表の挨拶をやりきったハンナは、とてもがんばってゼフィルスから褒められたのだった。



 シエラ 18歳 【操聖(そうせい)の盾姫】〈エデン〉所属


 伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。二つ名〈操盾〉。

 入学ジョブ測定の時にゼフィルスと縁を持ち、その後再会して〈エデン〉に誘われた。

 現在〈エデン〉のサブマスターとしてゼフィルスを支えている。

 第四十一章では、ゼフィルスが今度は第二下部組織(ギルド)の創立に燃えていた。これならおそらく大事にはならないだろう。きっと学園の狙い通り、ちょっと伝説の職業(ジョブ)持ちがたくさん増えるだろうけれど、想定内の許容範囲に収まるはず。

 と、どこか安心しながら見ていたシエラだったが、気が付けば〈エースシャングリラ〉がAランクギルドになっていて……。学園があわあわしたことになってた。

 どうやらゼフィルスは、学園の想定の範囲内を簡単に踏み越えてしまったらしい。

 ちょっとゼフィルスをノンストップさせすぎたかもしれないとこっそり反省するシエラだった。



 ラナ 18歳 【大聖女】〈エデン〉所属


 王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。

 勇者と聖女が同世代に現れるなんてロマン。そんな理由からゼフィルスに突っかかり、自分が立ち上げる予定だったギルドに勇者を誘おうと画策するも、ゼフィルスの話術により撃沈し、ギルド〈エデン〉に加入する。

 兄のユーリと喧嘩していたが、十六章で無事仲直りした。

 第四十一章では、新メンバーが増えまくってご満悦。特にミトなどがお気に入り。シオンはオリヒメに取られた。

 マシロを育成したことで、後輩を育てる楽しさを覚えたラナが、今度はミトにも英才教育という名の〈エデン〉流を叩き込み始める。

 そうして2週間も経った頃には、なかなかに立派な第三のラナの見習いみたいな子ができていたのだった。

 さらに最近加入した【偽者】女子も、卒業していったエリエルと同じく【偽聖女】になると知って、そっちにも聖女らしさ(?)を教え込もうと画策しているらしい。



 エステル 18歳 【戦車姫】〈エデン〉所属


 騎士爵家令嬢で「騎士爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名〈槍戦姫〉。

 ラナ王女の護衛として行動していた時にゼフィルスと出会い、そのままラナ王女ごとギルドに勧誘を受ける。

 エステルを【姫騎士】にラナを【聖女】にするという無茶な条件であったがゼフィルスは見事成し遂げたため忠誠を誓い、ギルド〈エデン〉に加入した。

 第四十一章では、エステルも後輩の育成に一役買う。

 ゼフィルスがどう考えても〈乗り物〉の運用を考えている構成で「騎士爵」家の男子たちを大量に〈エースシャングリラ〉に迎えたので、その指導者の1人に選ばれたのだ。

 アイギスやアルテ、ロゼッタなどの〈エデン〉の【姫騎士】組で、後輩たちへと指導する。後輩の男子たちはさぞ大変だったことだろう。

 もちろん後輩騎士男子たち全員の推しが〈エデン〉の【姫騎士】組になったのは当然の帰結だった。



 カルア 18歳 【スターエージェント】〈エデン〉所属


 傭兵団出身で猫の獣人、「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 二つ名は〈見晴らしの黒猫〉。現在〈戦闘課3年2組〉。

 元々Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉に所属予定だったが、完全に勘違いしてゼフィルスに売り込みをかけて採用される。

 現在〈エデン〉でもっとも素早い。

 カレー大好き、食べるの大好き。また、カレーは飲み物だと勘違いしている。

 カレーは食べ物だとゼフィルスに諭されたがまったく信じていない。

 第四十一章では、自分の後輩現る。

 フェンラが自分と同じ感じの素早さ特化型になると知って、少しお姉ちゃんぶってみたりした。元〈エデン店〉従業員はみんな妹みたいなものなのである。

 また、〈樹界ダン〉の次は〈猫界ダン〉。早く攻略に行こうとゼフィルスを急かす様子が度々確認されたらしい。




 リカ 18歳 【先陣の姫武将】〈エデン〉所属


 侯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「侯爵」「姫」を持つ。二つ名は〈崩将〉。

 ぬいぐるみが大好きで、ある日特大〈モチッコ〉モチモチぬいぐるみ(現在のモチちゃん)を購入しに行った所でゼフィルスと遭遇。なんやかんやあり〈エデン〉に誘われて了承した。

 毎朝ギルドに寄り、モチちゃんを愛でるのを日課にしている。

 第四十一章ではカルアに続き、リカにも後輩来たる。もちろんユナだ。

 同じ【姫侍】ということでしっかり教えようとマンツーマンで指導を開始、したのだが。どうもユナはリーナのような指揮官タイプになりたいらしく、リーナと教えを分担するように……! しかし、指揮官でも接近戦はできるよう、しっかりとリカが指導してあげたようだ。



 ケイシェリア 18歳 【エレメンタラーハイエルフ】〈エデン〉所属


 とある森のエルフの里出身で、「人種」カテゴリー「エルフ」を持つ。

 愛称はシェリア。二つ名は〈幼護のケイシェリア〉。

 エステルの家とは古くからの交流があり、その縁で〈エデン〉に紹介された。

 自分で「エルフ」加入条件を持ってくる猛者。

 第四十一章では、実はハンナ同様、毎朝ルルを迎えに貴族舎に来ていたことが発覚する。ハンナよりももっと早く寮を出ていたため今までバッティングしていなかったがついに明るみに出た。しかし、特に大きな問題にならずに終わった。本当に終わらせて良かったのか悩ましいところだ。

 また、新しく後輩、特にソアが入ってきたことにとっても歓喜している。

 ショタであるミツルはもちろん可愛いので興味はあるが、近づくと照れたミツルが距離を取ろうとしてくるので、今はゆっくりと仲を深め中。



 ルル ◯8歳 【プリンセスヒーロー】〈エデン〉所属


 子爵家令嬢で「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名は〈無双の幼聖(ようせい)〉。

 シエラと幼馴染であり、心配したシエラが自分の目の届くところに居てもらおうとルルを〈エデン〉に紹介した。

 面接を寝ながら受けて合格した猛者(?)。自称ぬいぐるみ愛好家。独自の()でルールを持つ。

 また、ぬいぐるみをプレゼントされると知らない人でもホイホイ付いていくことが判明。シェリアから厳重に注意された。

 第四十一章では、ソアとミツルという新たな「子爵」組が入ってきて「ここはルルの出番なのです!」と先輩風をビュービュー吹かせてまずはミツルの尊敬を獲得した。ソアは一瞬でお姉ちゃんの立場を奪われたことでまだちょっとそこまで馴染んではいないが、ルルに掛かれば時間の問題だろう。



 シズ 18歳 【戦場冥王】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。

 元々ラナ付きのメイドだったが【戦場メイド】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛冥土〉。

 ラナ大好きであるが、エステルとは違いちゃんと自重している。

 ゼフィルスがラナと親しすぎるとちょっと威圧を放ったりする。

 第四十一章では、実はユナから銃の取り扱い方法を聞かれてこっそり指導している。

 銃使い、それも両手銃なんて〈エデン〉では自分しかいなかったため結構嬉しかったりするのは秘密だ。最近、学生たちから冥土が来ると恐れられていた気がしたが、後輩を見る限り恐れられていたというのは勘違いだった様子だ。



 パメラ 18歳 【ナンバーワン・くノ一】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。

 元々ラナの隠れた陰の護衛だったが、無事【女忍者】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛NINJA〉。

 第四十一章では、最上級ダンジョンで素材集めをしたり、〈エースシャングリラ〉の2年生たちのギルドバトルのやり方を指導したりと、サポート的な感じをして過ごした。ラナがあっちこっち興味を抱いて移動するので、パメラも一緒になって楽しんだ様子である。



 ヘカテリーナ 18歳 【姫総帥】〈エデン〉所属


 公爵家令嬢で「公爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課3年1組〉に所属。

 【大尉】に就いてしまいお先真っ暗なとき、〈エデン〉からスカウトを受け、なんやかんやあって【姫軍師】に転職して〈エデン〉に加わった。二つ名〈竜軍〉。

 交渉ごとなどが得意。ゼフィルスの右腕ポジション。

 第四十一章では、新たに創立された〈エースシャングリラ〉で、自分と同じ指揮官ポジションのシオンとユナの育成に力を入れた。

 シオンはやはり歌声を届けるスキルが遠距離通信として使えることが判明。

 ユナは、今はまだ使えないが、将来的に〈竜の箱庭〉を使った戦法が使えることが分かっているため、ゼフィルスに入手を依頼したあとは〈竜の箱庭〉の使い方をまず伝授している。



 メルト 18歳 【賢王】〈エデン〉所属


 伯爵家子息で「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。二つ名は〈小さな賢王様〉。

 短めの銀髪。背は小さくマリー先輩と同い年に見えるほどとゼフィルスは評価した。

 顔は凜々しくイケメンで知的な印象を与えている。胸ポケットには「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を差している。

 元々Bランクギルド〈金色ビースト〉に在籍していたが、上級生のとんでもないやらかしのとばっちりを受けそうだったため脱退を決意。ミサトの紹介で〈エデン〉へ加入することにした。

 第四十一章では、ミサトがスーパースカウトウーマンとして走り回っていたため、珍しく1人ボッチのメルトだったが、そこへソアがやってくる。

 そう、ミサトが居ない隙に、【幼女賢者様】なソアがメルトに急接近していたのだ!! というのは冗談で、同じ【賢者】系の職業(ジョブ)持ちなので、魔法の使い方などの指導をお願いしていたのだ。他意はないぞ? 本当だぞ?



 ミサト 18歳 【色欲】〈エデン〉所属


 とある伯爵家と懇意にしている部族出身。カテゴリー「兎人」「獣人」を持つ。

〈戦闘課3年1組〉に所属する将来有望な少女。二つ名は〈癒反(ゆはん)〉。

【セージ】という非常にレアな職業(ジョブ)に就いてしまったためにゴタゴタに巻き込まれ一時〈天下一大星〉に身を寄せるも脱退。また大きな火種になってしまい〈エデン〉に一時加入してこれを収めた。

 しかし、その時の言質で外堀を完全に埋められ〈エデン〉に加入することに。

 第四十一章では、おそらくゼフィルスに次いで忙しく走り回っていた1人である。

 ゼフィルスが望めば望んだ以上の人材を見つけ、ゼフィルスがあれこれを忘れていれば思い出させてあげる。

 さらに新1年生たちだってまだまだ〈エースシャングリラ〉の候補だ。

 今のうちに顔を広げまくって縁を結んでおくのはミサトのお仕事。

 そうして走り回っている間に、なにやらメルトに新しい女が! 落ち着いた時、少し恐ろしいことが起こるかもしれない。



 アイギス 19歳 【竜騎姫】〈エデン〉所属


〈戦闘課3年1組〉に所属できた騎士系女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリー。

 元〈ホワイトセイバー〉のメンバーで、ずっと下部で燻っていたが、腕は悪くないとダイアスに連れられて〈エデン〉に紹介され、【竜騎姫】に就くのが夢と語ったところ採用される。二つ名は〈竜騎姫〉。

【ナイト】をカンストまで育てていたが、未練は無く喜んで〈転職〉に応じ、無事【姫騎士】に就いた。

 第十九章で初めてパートナーである竜、ゼニスと出会い、念願の【竜騎姫】へ。

 第四十一章では、新たな【竜騎士】の後輩と、【邪竜騎士】の後輩ができて、それぞれアルテと分担して指導中。

 彼らのためにわざわざ2体の竜をテイムしてあげたほど、後輩ができて嬉しい模様だ。自分も2年前、【竜騎姫】に就きたいと悩んだことは未だに忘れられていないアイギス。

【竜騎士】系の指導には、いっそう力が入っている模様だ。



 ノエル 18歳 【声聖の歌姫】〈エデン〉所属


〈戦闘課3年1組〉所属のアイドル女子。「男爵」「姫」のカテゴリー。

 ゼフィルスが最初に出会った天然の〈姫職〉。二つ名は普通に〈歌姫〉。

 ラクリッテとはいつも一緒にいるほど仲良し。緊張するときラクリッテを見れば落ち着くと漏らしていたとか。

 昇格試験では精一杯の援護と攻撃をこなし、仲間への貢献が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第四十一章では、超高速パワーレベリングの弊害により、身体の感覚がおかしくなってしまった後輩たちに、更なる強化(バフ)を用いて治療(?)した。(荒療治)

 ノエルの強力なバフの感覚も養えて、より一層〈エースシャングリラ〉のメンバーたちも実力と経験が身につきつつある様子だ。



 ラクリッテ 18歳 【ラクシル・ファントム】〈エデン〉所属


〈戦闘課3年1組〉に所属する。「狸人」「獣人」のカテゴリー。二つ名〈幻盾〉。

〈エデン〉待望の盾職。期待を寄せられすぎて「あわわわ」するしかないラクリッテ。いつまでたってもド緊張するクセが抜けないのが悩み。

 昇格試験ではあまり活躍出来なかったが、ダンジョンでの活躍が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第四十一章では、サブマスターで多忙のシエラは後輩の面倒が見れないことが多々あったため、タンク役として指導した。

 ラクリッテのスキルは化かすことに力を入れた、珍しい迫力のあるタンクなので後輩のウケが結構良い。ノエルが歌っている傍ら、バフを受けた時のタンク運用は自分が一番よく知っているとがんばって教えていたようだ。

 また、同じ「狸人」でタンクのモニカが〈エデン〉に加入されたので、まずは仲良くなる事から始めたいと思っている。



 レグラム 18歳 【ウラヌス】〈エデン〉所属


〈戦闘課3年1組〉に所属する。「男爵」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈雷閃〉。

 以前職業(ジョブ)発現で悩んでいたところでゼフィルスにヒントをもらったことがあり、それもあって男子最高レベルの職業(ジョブ)、【花形彦】に就くことができたと恩に感じている。恩を返すために〈アークアルカディア〉に加入したと言ってもいい。

 とんでもないレベルのイケメンで顔がかっこよく、昔からよく女性に言い寄られていた関係で女性をあまり気にしない。でも幼馴染で婚約者のオリヒメだけは別。

 昇格試験では司令塔となり、冷静に仲間を引っ張り、作戦にて〈エデン〉を大きく揺さぶったことなどが大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第四十一章では、新1年生が入ってきたことでオリヒメがやや暴走気味。

 レグラムの片腕をしっかり抱いてニッコリ恋人アピール。

 悪い虫を決してレグラムに近づけさせなかった。

 その弊害でレグラムもまた、何日も恥ずかしい思いを感じながらも後輩に指導を続けていた模様だ。



 シャロン 18歳 【難攻不落の姫城主】 〈エデン〉所属 第667話・正式登場

〈戦闘課3年1組〉に所属する「伯爵」「姫」のカテゴリー。

 二つ名は〈無情の城塞〉。

「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を肩に着け、パッツン前髪に薄紫系のボブヘアーと赤系の瞳をして明るい雰囲気を持つ女子。男子との距離が近く、胸が大きいため勘違いさせやすい系女子でもある。

 ミサトと知り合い、ミサト経由でメルトを紹介してもらい仲良くなった。その後は親身に〈転職制度〉を勧めてくれたり相談に乗ってくれたりして仲を十分深めたところでゼフィルス登場。とどめを刺した。

 無事【姫城主】に就いたシャロンはメルトに大きな恩を抱いている様子。

 第四十一章では、意外にもなんと【姫城主】の後輩ができてちょっとはしゃぎ気味。

 シャロンを【姫城主】に就かせてくれたのは、メルトとゼフィルスだもん。そりゃ後輩もできるよ!

 もちろんシャロンは次代の〈エデン〉城主のため、ゼフィルスが自分にしてくれたことの恩返しをするつもりで後輩に指導している。



 サチ・エミ・ユウカ 18歳 【神装剣士】【神装本士】【神装弓士】〈エデン〉所属

〈戦闘課3年2組〉に所属するノーカテゴリーの仲良し3人娘。

 3人とも【魔装】系の職業(ジョブ)に就いたため意気投合。今ではいつも一緒にいるようになっている。最近の二つ名は〈神装シスターズ〉。

 以前までノエル、ラクリッテとパーティ〈お姫様になりたい〉を組んで勇者ファンでもトップのパーティとして一部で知られていた。

 勇者ファンとしてはゼフィルスは推しだが、どちらかというとアイドルを相手にしている感覚に近い。本当の意味でただのファン。

 第四十一章では、今回もクラス替えでは2組継続。

 2組も六段階目ツリー開放者だらけになりつつあって、ここは〈エデン〉メンバーとしても負けるわけにはいかないね! と気合いを入れている。

 また、後輩の育成にも力を入れつつ最上級ダンジョンの素材集めも頑張った。特にエミとユウカは武器の製作が掛かっているのだ。とても頑張った。



 トモヨ 18歳 【ガブリエル】〈エデン〉所属 第570話・正式登場

〈戦闘課3年2組〉に所属するノーカテゴリー女子だったが、今は「天使」。

 肩に掛かるピンク系の髪に青緑系の瞳を持ち、レザー系に金属パーツを加えた鎧を着て、両手には大盾を一つずつ装備している女子。また胸部装甲はシズを越え、エステルに並ぶほど。二つ名は〈盾天使〉になった模様。

 掲示板の元盾士◯年生。現在は盾天使3年生。

 勇者ファンであり、勇者の講義第一期生として育成論に参加し急成長した一人。

 第二回大面接でとうとう〈アークアルカディア〉の加入に合格した猛者。

 第二十八章では、自分の限界を感じみんなに追いつくために【天使】職に〈下級転職(ランクダウン)〉をした。

 第三十一章では、ついに五段階目ツリーに戻ってきた!

 第四十一章では、〈エデン〉で1人だけクラス落ちで嘆いた。嘆いてたらシヅキが慰めてきたけど効果はいまひとつだったようだ。

 ただ後輩からはかなり慕われているトモヨ。男子からも女子からも羨望の的だ。

 特に新しく加入したノーカテゴリー女子4人からは、自分たちと同じ立場にもかかわらず〈エデン〉で他のメンバーと渡り合っているトモヨはとても尊敬されている様子だ。トモヨの自尊心は無事持ち直した。



 カタリナ 18歳 【方舟姫(はこぶねひめ)】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 美しい黒髪を背中まで流し、白のドレス風装備を着こなす少女。

 お嬢様気質で自分の好きなことに一途。他のことが目に入らないとも言う。少し天然。最近はゼフィルスの前では猫を被っているが、被り切れていないときもある。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。二つ名は〈箱船(はこぶね)〉。

 第四十一章では、フラーミナ、ロゼッタ共に1組継続でホッと一息。実はロゼッタとフラーミナを継続させるためにそれなりにカタリナが勉強を見ていたのだ。報われて良かった。

〈エースシャングリラ〉に後衛の「侯爵」子女が加入したと聞いてちょっと挨拶。

 しかしユナは魔法使い系では無かったので教えることが何もなくてちょっと残念に思いつつ、後輩に指導するゼフィルスにどうやって自然に近づこうかと日々悩み中だ。



 フラーミナ 18歳 【傲慢】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」のカテゴリーを持つ。

 二つ名は〈最後のフラーミナ〉。

 肩に掛かる青髪を後ろに纏め、やや垂れた感じの犬耳を持ち、オレンジ系の軽装、学生服に近い装備を着ていてセーターのような上に短いミニスカート、そして白とオレンジの大きなマントを装備している少女。

 ちょっとお嬢様気質のロゼッタとカタリナの面倒見役でしっかり者。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はフラウ。

 第四十一章では、無事1組維持でホッと一息。後輩もたくさん入ってきて、しかも竜使いの騎士も多かったためアイギスやアルテとチームを組んで竜を手に入れに行ったりもした。

 また、〈エースシャングリラ〉が〈学園春風大戦〉というドデカい〈拠点落とし〉に出場すると聞いて――上級上位ランク9レアボスの召喚盤、〈溶岩大帝(ようがんたいてい)の召喚盤〉を貸したりした。



 ロゼッタ 18歳 【天守護の騎士姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 赤髪をサイドテールドリルヘアーにし、白銀を基調とした騎士鎧を着て大盾と長剣を装備した女子。

 エステルやアイギスと同じく生真面目口調で、最近色々発育が著しくトモヨに匹敵しそうだとか。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はロゼ。二つ名は〈列車姫〉。

 第四十一章では、無事1組維持でホッと一息。後輩もたくさん入ってきて、しかも騎士が多かったためエステル、アイギス、アルテと協力して〈エデン〉流の騎士というアンビリーバボーを叩き込んだ。こちら〈エデン〉流になります!

 特にロゼッタは【魔装騎士】の上級職、【完全装甲魔装騎将】男子や、【賊職】系の【リッパー】男子によく懐かれていたりする。列車(ブオール)がかっちょいいのだ。



 オリヒメ 18歳 【ネプチューン】〈エデン〉所属 第477話・初登場


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 レグラムの婚約者。二つ名は〈(とつ)()のオリヒメ〉。

 ちょっとお茶目な性格。レグラムへの愛なら誰にも負けないと思っている。

 ただ、ライバルは多いので、自分磨きに余念が無く、積極的にレグラムとの愛を深め、常に周りを牽制している。

 また自分だけではなく、他人の恋愛も大好き。恋愛の知識も豊富。

 ミサトやリーナからは密かに恋愛マスターの名で呼ばれている。

 第四十一章では、レグラムと1組になってご機嫌。ただ後輩がたくさん入ってきたので気が抜けなかった。

 新しく入ってきた1年生たちには他にも男子たちがたくさんいるのでそっちに行ってもらって。レグラムだけは私のだから誰にも渡さないとしっかりと言葉と態度で示したのだった。後輩からも恋愛マスターと呼ばれる日は近いかもしれない。



 エリサ ◯0歳(?) 【睡魔女王】〈エデン〉所属 第638話・初登場


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「悪魔」のカテゴリーを持つ。

 フィナリナの双子の姉。二つ名は〈眠り姫〉に決定。なお眠らせる方である。

 当初【ロリータ】に就いていたため18歳にも関わらず見た目が10歳くらいと幼く、危機感を抱いて〈エデン〉の大面接を受けた。

 もうなんでも良いからゼフィルスにお任せという判断が功を奏し、〈天魔のぬいぐるみ〉を使わせてもらえる人物を探していたゼフィルスの目に留まり見事に採用された。その後、妹フィナの口車に乗って「悪魔」系統の職業(ジョブ)【ナイトメア】に〈転職〉、本人はこれで「ナイスバディは確定ね!」と思っているが、そこまで成長するのかは神のみぞ知る。

 元々金髪碧眼10歳ロリという天使と見間違うような見た目だったが、これからは「悪魔」系統の先駆者になるべく形から入り、〈天魔のぬいぐるみ〉の悪魔っ娘を参考に髪色を紫系に染め、瞳には赤系のカラコンを付け、背中にコウモリの羽を装備したスタイルに変身(イメチェン)している。

 第四十一章では、1組継続でブイ! フィナともハイタッチで喜んだ。

〈エースシャングリラ〉でエリサタイプの後輩が加入したと聞いて、こうしてはいられないと見に行った。「きっとご主人様呼びしてアプローチする気だわ! 私が居るってことを分からせなくちゃいけないわよ!」と謎の対抗心を発揮してソアに会いに行ったが、ソアはゼフィルスよりもポンポンランクアップする〈エースシャングリラ〉に慣れるのに忙しそうでそれどころではなさそうだった。

 さすがに可哀想だったのでエリサとフィナもフォローした。子爵家の仲は深まった。



 フィナリナ ◯0歳(?) 【ミカエル】〈エデン〉所属


〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「天使」のカテゴリーを持つ。エリサの双子の妹。二つ名は〈妹天使〉。愛称はフィナ。

 見た目は姉と瓜二つだが目が若干半目でテンションがやや低いので正面からなら見分けることができた。しかしエリサが悪魔に変身(イメチェン)しているために今はどこから見ても判別可能。

 エリサとしっかりとした話し合いで「天使」系統を勝ち取り無事【アークエンジェル】に〈転職〉した。

 エリサとは違い何もイメチェンしていないにもかかわらず〈天魔のぬいぐるみ〉の天使に見た目がそっくり。エリサと抱き合えば〈天魔のぬいぐるみ〉と瓜二つでルルを勘違いさせ虜にした。

 性格は温厚に見せかけて積極的、ゼフィルスには〈エデン〉へ採用してくれたことと〈天魔のぬいぐるみ〉を使ってくれたことで、とても恩を感じている。

 第四十一章では、1組継続でブイ! エリサともハイタッチで喜んだ。フィナはこう見えて、お姉ちゃんが大好きなのだ。

〈エースシャングリラ〉でエリサタイプの後輩が加入したと聞いて、エリサに秘密で見に行ったのには他意はない。

 とても忙しそうだったのでエリサとフィナもフォローし、〈エデン〉に飲み込んだ。



 セレスタン 18歳 【闘神執事】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「男」を持つ。

〈戦闘課3年1組〉所属。二つ名は〈微笑みのセレスタン〉。

 ある筋から大物さんが〈エデン〉に介入するため(?)、勇者ゼフィルスの下に就けるために送り込んだ。しかし、職務に忠実なので特に不満はない模様。

 下部組織(ギルド)〈アークアルカディア〉のギルドマスターが出来る人材がいないため、セレスタンがその枠に収まることとなる。

 その後ダンジョンで当たった〈城掘突貫ドリル〉が大きな転機を生み〈エデン〉に返り咲いた。

 第四十一章では、セレスタンがかき集めた情報を下に第三回大面接と第四回大面接を決行した。ゼフィルスからは相変わらず目を丸くするほど驚かれながらどこからか用意したチェックリストを片手にセレスタンチェックを行ない、〈エースシャングリラ〉への加入を許可できる人材を選りすぐった。

 おかげで〈エデン〉は今日も平和である。外野では悲鳴が舞っているが。



 ニーコ 18歳 【トレジャーハンター】〈アークアルカディア〉所属


〈支援課3年1組〉所属のノーカテゴリーの研究者。

 元々研究所にて学生研究員として所属していたが、〈エデン〉のミサトのスカウトと、ミストン所長の推薦もあり、また自由にアイテムを研究させてくれるという契約に引かれて〈エデン〉の下部組織(ギルド)に加入した。

 思ったよりハードなギルドで、体力が続かないことが悩み。なお、体力を付けることには反対している。

 宝箱を見るとたまに暴走する。

 第四十一章では、ゼフィルスが学園のあれこれをしていて動けない。

 やっほう、これは休暇じゃないか!? と盛り上がるがそんなことは無かった。

 ニーコは連日最上級ダンジョンでエリアボス戦に駆り出され、たくさんの研究素材を持ち帰ったのだった。こういうのもまあ、いいね!

 また、支援課の代表の挨拶なども務めた。



 アルル 18歳 【神炎の鍛冶王】〈アークアルカディア〉所属


〈鍛冶課3年1組〉に在籍している「ドワーフ」のカテゴリーを持つ。

〈アークアルカディア〉で唯一の鍛冶職。

 見た目小さな少女ドワーフでマリー先輩と同郷なため独特ななまり口調をしている。主に炎が大好きで、炎を使った生産が得意。料理も得意でハンナとは生産仲間という事もあって意気投合した。

 元々不動のCランクギルドと呼ばれた〈ドワーフの集い〉に在籍していたが、髭校生が趣味じゃなかったのと、上級職への〈上級転職(ランクアップ)〉を報酬にスカウトされたことで移籍した。

 第四十一章では、クイナダに最上級の装備を贈ってから、少し自分を育成中。ぶっちゃけ時間があればあの装備ももっと上を狙えたっぽいのだ。

〈エデン〉メンバーが最上級ダンジョン素材を毎回わんさか持ってくるので、自分の納得出来る装備が作れるまで現在自分を高め中。その途中でアルルは、とある真実に気が付いてしまった。



 カイリ 18歳 【ダンジョンインストラクター】〈エデン〉所属

〈支援課3年1組〉に所属するノーカテゴリーの探索者。

 スポーツ少女で走るのが好き。髪も短く日焼け姿でスラリとした足を持つ陸上系女子だ。高位職にも関わらず、元々Eランクギルドの〈アドベンチャーズ〉という弱小ギルドにいたが、ミサトのスカウトを受けてコロッと簡単に〈アークアルカディア〉に移籍した。第二十四章からは〈エデン〉に昇格している。

 第四十一章では、相変わらず最上級ダンジョンでは引っ張りだこ。

 新1年生もたくさん入ってきたので、〈救護委員会〉だったときの経験を活かしまくり、一気に後輩ちゃんたちのパーティを2週間で中級上位ダンジョンまで送り届けた。ポカンとする1年生を見て、少しやり過ぎたかなと思っているのは秘密だ。



 ラウ 19歳 【獣王】 〈エデン〉所属

〈戦闘課3年1組〉に所属する男子。「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 元〈金色ビースト〉に所属したが、上を目指すために脱退し、新たに〈新学年〉の高位職のみでギルドを結成した。他の獣王と区別するため〈エデンの獣王〉と呼ばれている。

 第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。

 第四十一章では、ついにラウも1組に昇格した。

 今年の3年生で1組になれたのはたった3人。そのうちの1人がラウであり、鼻高々。

 また、後輩の育成にも力を入れ、獣人組からかなり尊敬を集めた。その後輩組がラウの古巣である〈ユートピアサークル〉と〈学園春風大戦〉で当たることになって内心ドキドキ。一時協力したことに少し感激した。

 落ち着きを取り戻し、憑き物が落ちた様子の〈ユートピアサークル〉はしっかり好成績を残し、3位でAランクギルドに昇格した。

 ラウとソークルはその後、過去の話を肴に2人で食べに行ったという。



 ルドベキア 19歳 【先駆(せんく)時兎(ときうさぎ)】 〈エデン〉所属

〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。「兎人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 元〈金色ビースト〉メンバーで、ラウと共に脱退した1人。愛称はルキア。

 黒色の長い髪に金色に近い瞳を持ち白系の和服をベースにした民族衣装っぽいものを着ている。ラウとは仲が良いが友達止まりの模様。二つ名は〈混走〉。

 第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。

 第四十一章では、後輩の面倒をたくさん見ていたら、いつの間にか自分たちの古巣の〈ユートピアサークル〉とぶつかってびっくりした。さらに古巣が凄まじく育っていることを知って二度びっくりした。

 1年半前からは想像できないほどの実力を示し、〈学園春風大戦〉で3位の成績を残したのが信じられない。三度目のびっくりした。ルキアの中で古巣は強いギルドではなく、びっくりギルドになった。



 ヴィレルノーア 17歳 【革命姫帝王レボリューションエンプレス】 第1140話・初登場〈エデン〉所属

 学園長の末の孫娘。「公爵」「姫」のカテゴリーを持つ。愛称はノーア。

〈戦闘課2年1組〉所属。

 金髪碧眼。背中に流した髪は先の方がやや巻いており、頭の後ろやや下に大きな赤いリボンを付けている。とある部分は今まで学年、上級生を合わせてもトップに君臨していたエステルに並ぶほど。むしろ去年のエステルを抜いているまである。

 好奇心旺盛。現在は落ち着いてきたらしいが、昔はかなり活発で、特に斧や大剣などの長物を振り回すのが大好きだった。今でも長物を見るのは好きであり趣味でもある。

 学園長の切望空しく前衛職の〈姫職〉、【革命姫】に就いて〈エデン〉へ加入した。

 第四十一章では、ノーアたちにとって初めての後輩加入!

「先輩として、正しい〈エデン〉の姿を見せなければいけませんわ! おーっほっほっほ!」と謎の気合いを入れるお嬢様。

 また、同級生の2年生も〈エースシャングリラ〉に10名ほど採用できる、だれかオススメの人材はいないか? と相談され、同じクラスでテストの成績では自分と並ぶ秀才の【ナース】の子を提案。無事採用され、最近では指導も含めて気合いを入れて〈エデン済み〉にするべくこちら側に引き込んでいる。



 クラリス 17歳 【操千(そうせん)剣姫(つるぎひめ)】 第1140話・初登場〈エデン〉所属

「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉所属。

〈秩序風紀委員会〉の元ギルドマスターメシリアの妹。クリーム色の髪をサイドテールにまとめているのはお姉ちゃんのマネ。

 男装が似合うほどスラッとしていていつも長ズボンを着用している。

 ノーアとは幼馴染であり従者であり護衛でもある。

 危険なことに首を突っ込もうとするノーアを制御するのにいつも四苦八苦している。ノーアが〈エデン〉に加入するということで一緒に加入させてもらった。 

 第四十一章では、ノーアの懐の大きさを見せられて少しホロリ。

【ナース】の子はぶっちゃけ〈1年1組〉の当時ノーアにほぼ並ぶテストの点を叩き出していたライバルだ。そのライバルに全く躊躇いなく、実力を認め〈エデン〉への加入を勧めるノーアの姿に少し感動したのだ。やはり自分のお嬢様は脳筋では無かったと分かって一安心である。ノーアとここまで友情を育める存在と出会えたことも、ホロリした理由の1つであるのは秘密。



 サーシャ 17歳 【氷帝姫(ひょうていひめ)】 第1144話・初登場〈エデン〉所属

「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉所属。

 腰まである桃色系の髪をウェーブにし、髪の色より少し赤に寄った瞳を持つお嬢様という姿。

 シャロンの友達にしてツッコミの名手(?)。背が小さく「ですの」という語尾も相まって少し幼く見える。

 代々〈氷属性〉の職業(ジョブ)を輩出してきた名家の出身。

 ノリがマリー先輩に似ているという理由でゼフィルスが即加入を決めた。

 第四十一章では、貴重なツッコミ役が分校に帰還してしまい、ちょっとドキドキしていたが、2週間ほど特に何もなくホッと一息。しかし、それは嵐の前の静けさだった。第二下部組織(ギルド)を作らんとゼフィルスが立ち上がった瞬間、ツッコミが追いつかない程の事態に発展! 気が付けば、後輩ができていて上級職になってAランクギルドになってたんだ。「〈エデン〉のツッコミ役が、 とても足りませんの!」



 ヴァン 17歳 【一国一城の主】 第1145話・初登場〈エデン〉所属

「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈二城主(にじょうしゅ)〉。

 メルトの幼馴染にしてかなりの初心、だったが。メルトに鍛えられある程度改善。否、何が原因かハッキリさせた。結果ヴァンは女性がある程度大きいと初心な反応を示すと判明した。

 なお、タンクとしての腕は確からしい。

 第四十一章では、【姫城主】の後輩ができてちょっと嬉しいヴァン。しかし、その子はシャロンよりも大きいようで、ヴァン撃沈。何度も立ち上がりなにか力になろうと試みるも、手も足も出ない模様だ。

 なんとかシャロン先輩より【姫城主】の全てを吸収してほしいと願うばかりのヴァンである。大きい耐性は、まだまだ身につかない様子だ。



 カグヤ 17歳 【神使の巫女狐】 第1146話・正式登場〈エデン〉所属

「狐人」「獣人」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉所属。

 白い髪に赤系の瞳、髪は背中に流され、頭の上にはリボンでちょこっとだけ髪を結んでアクセントになっている。

〈エデン店〉の未覚醒の従業員を纏めていた元リーダー。明るいムードメーカー。

 リーダーだったためゼフィルスとの接点がとても多く、ヒーラーである【巫女狐】に就くと宣言したためゼフィルスから注目されていた。

 覚職するまでゼフィルスから何もお声が掛からなかったため密かに凹んでいたが、その後無事にお声が掛かって〈エデン〉へ加入した。

 第四十一章では、元同僚、〈エデン店〉の残り6人が無事〈エースシャングリラ〉に加入して、久しぶりに10人集まって女子会したりした。同窓会に近い。

 また、先に加入していたカグヤたちは〈エデン〉のあれこれを根掘り葉掘り聞かれまくったようだ。

 カグヤたちとは元同僚というより、同胞、同郷に近い感覚なので、何かと気に掛けている。しかし、ゼフィルスが本気で立ち上がるとカグヤたちではどうにもならないのだった。



 キキョウ 17歳 【嫉妬】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「狐人」「獣人」のカテゴリーを持つロリっ子。〈戦闘課2年1組〉所属。

 つやつやのサラサラな藍色の長い髪に青い瞳、耳の内側は白い毛がもふもふしている。和服が似合いそうなロリ狐人の女の子。

 アリスが大好き。警戒心がとても強く、アリスに近づく男には容赦なく怪しい人認定する。

 入学の際案内してくれたハンナのことをとても慕っている。

 アリスを助けてもらい、ゼルレカの兄の勧めもあって安心して〈エデン〉へと加入した。二つ名は〈禁封(きんふう)〉。

 第四十一章では、後輩がたくさん入ってきて久しぶりにアリスをかばうお姉さんモードに移行し、1人1人挨拶しながらチェックした。だが元々セレスタンチェックを通っているメンバーたちなので、すぐに解きほぐされることになる。

 ロリ気味の狐耳少女キキョウと、幼女アリスはすでに後輩組から人気者だ。



 アリス ◯7歳 【雷神姫】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「子爵」「姫」カテゴリーの幼女。〈戦闘課2年1組〉所属。

 金髪青眼、三つ編みの幼女。性格も幼女、話し方も幼女タイプ。

 学園祭で危ないところを2回も救われ、ゼフィルスのことを良い人認定した。

 子爵家の伝家の宝刀、「お兄ちゃん」呼びを発動し、ゼフィルスの心にダイレクトアタックしている。

 もちろん進んで屈したゼフィルスによって〈エデン〉へ加入した。

 第四十一章では、急にギルドに新しい人がいっぱい増えたので、キキョウが対応するからアリスはルル先輩とダンジョンいってなさいと言われた。よく分からずもルル先輩にヒーローのなんたるかを教えてもらいながら、最上級ダンジョンなどで採集やモンスターを倒すアリス。果たして知らない人と最上級モンスターはどちらの方が危険か悩ましい所である。



 アルテ 17歳 【聖乗の姫騎士】 第1206話・初登場〈エデン〉所属

「騎士爵」「姫」カテゴリーのナイト。〈戦闘課2年1組〉所属。

 アイギスの妹で同じく白に近い銀髪系の長い髪を一部三つ編みカチューシャにしてリボンで留めている女の子、瞳の色もアイギスと同じ青系でアイギスにかなり似ているが背がだいぶ小さい。

 学園に来る途中、道が土砂崩れで分断され大きく迂回したため入学式に出られず遅れて到着した。到着してもなぜか〈エデン〉に近づけずだいぶ焦ったものの、なんとかアイギスとの連絡に成功。そのままゼフィルスに紹介されてトントン拍子に〈エデン〉へ加入した。第三十五章で〈竜〉を手に入れ、アイギスと共に〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになる。個人の二つ名は〈聖騎姫〉。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈戦車鳥ピュイチ〉だったヒナは最終進化系である〈戦車特級鳥せんしゃとっきゅうちょう・アサルテッドピュイチ〉に進化した。

 第四十一章では、「騎士爵」男子がたくさん加入してきたため、【姫騎士】組で教えることになった。アルテは「騎士爵」にしては小柄で、男子たちはみんな体格が良いため、なぜか妹みたいに扱われている。同級生なのに甚だ遺憾である。

 でも甘やかされているのは事実なので、お礼に〈竜〉をテイムしてきてあげた。

「騎士爵」男子は圧倒された。アルテも、立派な〈エデン〉組なのである。



 ハイシュミネ 17歳 【世界樹の番人】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「エルフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年1組〉所属。

 愛称はシュミネ。〈エデン〉ギルドメンバーからは全員愛称で呼ばれている。

 髪はシェリアに近い黄緑色で後ろに1本結んで背中まで流されており、髪と同色の瞳を持っている。二つ名は〈保母さん〉。

 ナキキとミジュの面倒見役。元〈エデン店〉の従業員の1人だった。

 ゼフィルスのことをとても尊敬している。器の大きな人だと思っている。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。 

 第四十一章では、元〈エデン店〉の同僚がついに念願の〈エデン〉に連なるギルドへの加入を果たしたためお祝いした。

 元同僚の後輩が入ってきたためか、なんとなくナキキとミジュも心なしかシャキッとしている気がして面倒事が少なくなっている気がする。これが親離れかとちょっと寂しく思っていることは内緒だ。



 ナキキ 17歳 【破壊王】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「ドワーフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈破壊ちゃん〉。

 髪は赤毛混じりの茶髪で、三つ編みを二つ、背中まで垂らしているロリだ。身長はアルルより若干低い。語尾に「っす」をつけているのは職業柄。

 元〈エデン店〉の従業員の1人で、親元を離れ寂しがっている時にシュミネに甘やかされて以来シュミネのことをお母さんだと密かに思っている。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。

 第四十一章では、元〈エデン店〉の同僚がついに念願の〈エデン〉に連なるギルドへの加入を果たしたためお祝いした。

 元同僚ではあるが、ナキキの後輩でもある。ここはお姉さんとして年上の矜持を見せる時である。シュミネをママることも、手の掛かる子どもになることもなく、今のところ後輩たちに良いお姉ちゃん的なところを見せることに成功している模様だ。



 ミジュ 17歳 【森界の熊掌者】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「熊人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年1組〉所属。

 ブラウン系の髪と瞳を持ち髪は背中に流されているものの首下で大きくカールして毛先が上を向いている。雰囲気はニーコに似ていてやや足取り重そうというか、動くの面倒そうという雰囲気を出しているが、割と活発に動く。身長はラナと同じくらい。二つ名は〈熊掌者〉。

 元〈エデン店〉の従業員の1人で、ナキキと一緒によくシュミネに甘えている。

 むしろ誰にでも甘えに行く子。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。

 第四十一章では、元〈エデン店〉の同僚がついに念願の〈エデン〉に連なるギルドへの加入を果たしたためお祝いした。

 また、自分を慕うクラミィが加入してきた。今までセレスタンとラウの背中を見ていた自分が、ついに背中を見せる側になったのだ。ミジュもキリッとしてクラに色々と伝授中。



 クイナダ 18歳 【大軍一将之真神たいぐんいっしょうのまかみ】 第1200話・初登場 元〈エデン〉所属

「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。元本校〈留学生戦闘課2年1組〉所属。

〈迷宮学園・第Ⅱ分校〉からの留学生。二つ名は〈戦将〉。

 赤に近いピンク色という目立つ髪をポニーテールにして背中に流し、同色でふわふわな尻尾がゆらゆら揺れる。身長はかなり大きくエステルと同格。

〈学園春風大戦〉の時にハンナを助けた。ゼフィルスに目を付けられた。

 第二十七章では【大軍一将之真神】ヘの〈上級転職(ランクアップ)〉を果たした。

 第四十一章では、分校に帰還後。なんやかんやあって本校に戻ることになりそうな予感。

 続きは次章をチェック!



 ゼルレカ 17歳 【怠惰】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年1組〉所属。

 元〈獣王ガルタイガ〉所属。ガルゼの妹。少々お転婆。ガルゼと同じ赤毛の髪と金色の瞳をしている。〈覇姉(ぱねぇ)のサテンサ〉の教育によってだいぶ丸くなった。

〈獣王ガルタイガ〉のみんなには口では言わないが感謝している。

 だが、ガルゼの妹だからといって生暖かい目で見るのは勘弁してほしいとも思っている。

 第三十三章で、〈エデン〉に仮加入したが、サテンサ的には本加入でも良いと思っている。

 第四十一章では、後輩たちが入ってきた。

「猫人」もわんさか本校に入学してきたため、〈獣王ガルタイガ〉がパンク。

 下部組織(ギルド)も含めて60人の定員がすぐに溢れてしまい、ゼルレカも呼び出されて1年生の選考会が実施されたりとてんやわんやした。

 だが創設者たる獣王の娘のゼルレカが別のギルドに在籍していることもあり、「猫人」の中でも〈獣王ガルタイガ〉に拘らず、もっと見聞を広めるために色んなギルドに加入するべきだ、という主張が採用され、1年生の「猫人」たちは思い思いのギルドに各自加入していった模様。

 今の〈獣王ガルタイガ〉は「猫人」の総合集会所というか、勉強会みたいな場所になりつつある。



 シヅキ 18歳 【ルシファー】 第1455話・正式登場〈エデン〉所属

「街人」「悪魔」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課3年1組〉所属。

 掲示板の元女兵、現在の女悪魔ご本人。勇者ファン。

 少し青みがかった銀髪のボブヘアーに、これまた青みがかったホワイト系の瞳。

 黒い棒状のヘアピンを7つも使って前髪を止めており、さらに一房赤い髪も混じっていてちょっとダークっぽい見た目。

 過去2度に渡り〈エデン〉大面接に応募したが、落選。その時に偶然にも当時の〈秩序風紀委員会〉の総隊長メシリアの目に止まり、スカウトを受けて【通信兵】になることを条件に〈秩序風紀委員会〉に加入した。

 なお〈秩序風紀委員会〉所属だったが、マリア経由でゼフィルスに紹介され、こんな機会二度と訪れないとカンナ隊長を投げ飛ばさん勢いでお願いして無事〈エデン〉に加入した。マリアにはとても感謝している。

 第四十一章では、ついに念願の〈1組〉にクラスチェンジ!

 トモヨがクラス落ちしてしまったがよしよししてあげて、シヅキは堂々と1組で勉学に勤しんだ。

 本人談(シヅキ)「いやぁ、推しが同じクラスって良いね!」

 トモヨ「く~~~! そこ私の席だったのにーー!」



 エフィシス 18歳 【ウリエル】 第1455話・初登場〈エデン〉所属

「街人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課3年1組〉所属。愛称はエフィ。

 掲示板では読み専なため書き込みこそしないものの、掲示板用語には精通している。

 少しニーコに似た感じの雰囲気の赤髪ツインテ少女。髪は腰を通り越すレベルの長さで、マリー先輩に似た雰囲気だがさらに長い感じ。表情があまり動かない無表情タイプだが、セリフで自分の状態を自己申告する正直者タイプ。

 戦うのが好き、強い人やモンスターが好き。自分がどこまで強くなれるのか試したいと思っており、スカウトされた経緯もあって〈救護委員会〉に所属していた。

 シヅキからの紹介で現在は〈エデン〉に加入している。二つ名は〈銃剣〉。

 第四十一章では、エフィも〈1組〉にクラスチェンジ!

 強い人がいっぱいいるクラスになれてなんとなく満足そうなエフィ。

 また、ギルドに後輩が入ってきた。将来の〈エデン〉候補、つまり強くなる卵たちだ。

 これは自分が力を入れねばならないと積極的に強い相手との戦い方を指導した。

 将来的に自分が対戦相手になるかもしれないから熱心に指導したとかではないはずだ。多分。



 マシロ 17歳 【ラファエル】 第1491話・正式登場〈エデン〉所属

「町人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年1組〉所属。

 掲示板の元真白、現白天使ご本人。

 小柄でブラウン系のボブカットをした、ザ・後輩という感じの女の子。頭の上の方には2つのボール付きヘアゴムでぴょこっとヘアミミが作られていて大変可愛らしい。

 元々とあるギルドに所属していたのだが、マリアの〈ダンジョンショップ〉を手伝った縁で〈ダンジョン商委員会〉立ち上げの際に移籍、そこからマリアの紹介で〈エデン〉にスカウトされた。

【白魔導師】は中位職だったため、【天使】系に〈転職〉できてとても喜んでいる。

 第四十一章では、新学年から無事〈2年1組〉に進級。ノーアたちのクラスに合流した。

 しかし〈新学年1組〉で一緒のクラスだったシオンは〈2年5組〉と離ればなれになってしまった。

 また、〈エデン〉の第二下部組織(ギルド)〈エースシャングリラ〉が大面接をするということで、シオンがマシロと一緒のギルドに加入したいと相談してきたので、「それは楽しそうなんだよ」と純粋な気持ち100%で大面接に推薦した。

 結果シオンは〈エースシャングリラ〉に加入したし、来年には〈エデン〉に昇格しそうではあるが、同じヒーラーなのでマシロとはどのみちパーティは組めなさそうである。ぴえん。



 モニカ 17歳 【強欲】 第1619話・正式登場 〈エデン〉所属

〈戦闘課2年1組〉所属の「狸人」「獣人」女子。Aランクギルド〈天下一パイレーツ〉のギルドマスターだったが脱退し、現在は〈エデン〉所属。二つ名は〈全奪(ぜんだつ)〉。

 その昔上級ダンジョンを攻略した〈キングヴィクトリー〉の主力の1人、〈賊職首領〉の娘。母から〈無限欲望盾〉を受け継いでいる。

 入学時、自分の力を試したくて当時Dランクギルドだった〈天下一パイレーツ〉に加入し、立て直し、〈エデン〉の〈リンゴとチケット交換屋〉をフルに利用してギルドメンバー全員を上級職にする事に成功。

 ついにはAランクギルド相応の力を手に入れ、Aランクギルドに昇格した。

 第三十八章では、六段階目ツリーを開放。

 第四十一章ではトラブル発生? 〈天下一パイレーツ〉を脱退するにあたってサターンにギルドマスターの地位を戻したら脱退できなくされた。

 もちろん〈エデン〉がお仕置き、否、せっかくだからその〈天下一パイレーツ〉の地位ごともらおうと、なにがせっかくなのかよく分からないことを言われてBランクギルドのギルドハウスごと〈エースシャングリラ〉に加わった。

 そして〈学園春風大戦〉でリーダーを務め上げ、〈エースシャングリラ〉を優勝に導き、誰からも文句を言わせない実績を携えて〈エデン〉へと加入した。



 〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場

 招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。

 正式名称:〈幸運を招く猫〉。

 ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。

 〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと(あが)(たてまつ)られ、いつの間にそうなったのか、神棚に飾ってお供え物をするようになった。

 なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。

 お供えされたものはいつの間にか消えているが誰が食べているかは不明。

 懐がとても深く、ビギナーズラックで初回のボス戦では大体〈金箱〉が出るのは〈幸猫様〉のおかげだというのは公然の秘密(?)だ。

 第二十六章ではついに〈幸猫様〉を誰も持っていなかった謎が明かされた。

 第二十八章では他の〈幸猫様〉情報来たる。少なくとも2体のお仲間がどこかで幸運を与えておられるようだ。

 第三十章ではなにやら〈幸猫様〉の周りに異変。ヘルプニャン完全体なる護衛が守るようになり、〈幸猫様〉たちの注目度がさらに高まっている。

 第三十一章ではついにグッズ化デビュー。タバサ先生の案で〈幸猫様〉の夏祭り限定お面が販売された。なお、一般販売分は全て〈エデン〉〈アークアルカディア〉ご購入となった模様。

 第三十二章ではなんとついに等身大ぬいぐるみ化。ここまで来ればグッズの頂点と言えるだろう。非常に満足そうなお顔をしてらしたそうな。

 第三十四章ではついに〈幸猫様〉が結婚!? 新しく〈愛猫様〉をお迎えし、景気よく幸運をばらまいたとか。



 〈仔猫様〉 永遠の仔猫 【神棚の仔猫様】 第393話・初登場

 招き猫を仔猫化して女子高生にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。

 正式名称:〈幸運を分け与える仔猫〉

 ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉のいるギルド内に飾ると下部メンバーに『幸運』が付与される。

〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの可愛らしさに(あが)(たてまつ)られ、〈幸猫様〉とセットにして神棚に飾ってお供えをされるようになった。

 なお、〈幸猫様〉の子どもみたいだと言われ、2体揃っていると〈親子様〉と呼ぶこともある。

〈ダン活〉プレイヤーの中には大量の〈仔猫様〉を手に入れて〈幸猫様〉と絡めて〈幸猫様一家〉というスクショを投稿した猛者もいた。これは多くの〈ダン活〉プレイヤーに愛され、今では攻略サイトのトップの背景に使われている。

 これにより〈幸猫様〉を絡めた尊ばしい作品が大量に世に出たのは有名な話だ。

 下部組織(ギルド)〈アークアルカディア〉が設立されたことにより、〈仔猫様〉から『幸運』が付与され、メンバーは皆お供え物をするようになった。



 〈愛猫様〉 永遠の奥様 【神棚の主】 第1532話・初登場

 招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。〈幸猫様〉に似ているが、ネコミミにリボンがついていてさらに可愛くなっている。

 正式名称:〈幸運に愛された猫〉。通称〈愛猫様〉。

〈幸運に愛された〉とはつまり〈幸猫様〉に愛されたという意味。〈幸猫様〉の奥様である。

 ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉がいるときギルド内に飾るとギルドメンバーに『超幸運』が付与される。〈仔猫様〉も居るときは下部組織(ギルド)のメンバーにも『超幸運』が付与される。

〈愛猫様〉が当たった時、ゼフィルスのブレーキが音を立ててぶっ壊――否、爆発してどっか行き、盛大なクルクルダンスパーティが開催された。



 マリアンヌ 18歳 【マーチャントキャラバン】〈アークアルカディア〉所属

〈商業課3年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの商人。

 掲示板では商人3年生で知る人ぞ知られている存在。愛称はマリア。

 以前面接に応募したが、残念ながら落選。しかし夏休みで〈助っ人〉制度を利用して〈エデン〉へと仮加入することに成功した。

 第二十四章で念願が叶い〈アークアルカディア〉に正式加入することとなった。

 第二十八章では〈エデン店〉の仕事がほぼ自分の手を離れたマリアが新たな事業を展開する! ゼフィルスも「ダンジョンショップだ!」とテンションアゲアゲですぐに話は進んでいき、あっという間に学園も無視できない――どころか是非協力させてほしい、むしろ教えてほしいと頼み込んでくるような事業へと発展した。

 第三十一章では、学園史上6つ目となる学園公式ギルド、〈ダンジョン(しょう)委員会〉が発足。その初代隊長に就任した。

 第三十五章では、上級下位ダンジョンのランク1やランク2に〈ダンジョン商委員会〉が展開した。

 第三十八章では、ついに〈岩ダン〉の最奥で〈ダンジョン商委員会〉のレンタル店がオープンした。

 第三十九章では、〈ダンジョン商委員会〉のレンタル武器に、ついに上級上位(ジョウジョウ)級武器が並ぶ!

 第四十一章では新入生来たる! 未来のお得意様たちだ、ここでしっかり恩を売りまくり、〈ダンジョン商委員会〉に好印象を与えておかなければいけない!

 ということで、〈エースシャングリラ〉が伝説の〈クマアリクイ〉の洗礼を受けた翌日から初級下位ダンジョンにも徐々にお助け〈ダンジョン商委員会〉の出張店を展開。今なら初級限定95%オフと言ってボス戦で役立つ装備を1回レンタルさせまくった。新入生たちは次々と次のステップ(ダンジョン)に進んでいったよ。

 将来この子たちが〈ダンジョン商委員会〉のお得意様になることは、間違い無いだろう。



 サトル 18歳 【デスマーチプロデューサー】

〈生徒会・庶務〉〈アークアルカディア〉所属。二つ名は〈デスマのサトル〉。

〈支援課3年1組〉にクラスが変わった。ノーカテゴリーの仕事人。

 間が悪いタイプで、いつも何かしらトラブっている。しかし、仕事には誠実で……いや、社畜根性が身についているため大量の仕事でも難なくこなす。デスクワークは非常に優秀。〈生徒会〉が一時人手不足でピンチに陥ったときに手を貸し、そのまま〈生徒会〉に加入した。

 第四十一章では、卒業生と留学生が去――る前にとにかく〈エデン店〉で大量の商品の買い占めを始めるという事態が発生!

 企業の皆さんは元より、学生ではない皆々様は学生のお店で買い物することについて学園から規制が掛かっております。ここはあくまで学生のお店。あとは分かるね?

〈エデン店〉より良い店などないのである! 世界中のどこを探しても!

 お土産とかそんな次元じゃない、とにかく買え! 何が何でも買え! 学生の時に稼いだ貯金を全て使い果たす気持ちで買い占めろ! そんな方々が〈エデン店〉を直撃した。〈品切れになったことが無い〉をうたい文句にしていた〈エデン店〉でも、全ての商品が品薄というとんでもない事態に――特にならなかった。

 なんか〈エデン店〉の商品、がんばって買い占めようとしたけれど、そのお高さに多くの卒業生たちが撃沈し、買い占め失敗したのだ。ほとんどの卒業生と留学生は〈エデン店〉にお金を落として学園を去って行った。

 サトルは焦って行動しようとした腰を元の椅子に戻した。

〈エデン店〉の3月の売上は、過去最高になった。



 アルストリア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・副隊長〉

 ハンナちゃんストーリー第8話・初登場〈アークアルカディア〉所属

〈ダンジョン生産専攻・錬金術課3年1組〉に在籍している。

 背中まで流れる金髪をウエーブにしており、頭には翼の飾りのついたカチューシャをつけている。青系で優しい瞳をしている。

 家が王都を拠点にする大型錬金店の娘で、経営などに強い。ですわ口調ではあるが驕ったところは無く、割と世話焼きの性格。シレイアさんが見ていられず、よく手助けをしている。また、ハンナとは大の仲良し。

 第四十一章では、新入生がたくさん入ってきて商売のチャンス!

 マリアから初級と中級のいくつか人気のダンジョンに〈出張エデン店〉を展開するために、錬金砲や各種爆弾など、上級(・・)クラスの物を大量に卸してほしいと依頼があってたくさん作った。

 今年の1年生、自前の高位職と武器よりも、〈爆弾〉系の方が世の中強いって勘違いしちゃうんじゃないかしら? とちょっと心配なアルストリアだった。



 シレイア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・書記〉

 ハンナちゃんストーリー第8話で本格的に登場〈アークアルカディア〉所属。

〈ダンジョン生産専攻・錬金術課3年1組〉に在籍している。

 グレー寄りの白髪をボブにしていてカチューシャをしている。瞳はゴールド系だが、よくバッテンになる。

 クラスの中でレベルも高く、意識も高いためかなりの実力者。人見知りで、気持ちが高まったりすると言葉が噛み噛みになるのが悩み。

 ハンナとはとても仲良しで大親友。ハンナから教えを受けて、ハンナのために何か頑張ろうと奮闘する姿は微笑ましい。

 第四十一章では、アルストリアと同じくマリアからの依頼で上級クラスの〈爆弾〉をたくさん作って納品した。もちろん〈ポーション〉類もたくさん納品した。

 でも時代は、ポーションよりも爆弾を求めているような気がしているシレイア。

 ふと、同級生のセルマさんを思い出すのだった。



〈採集無双〉の採集メンバー。〈アークアルカディア〉所属

モナ 18歳【マスター・ファーマー】 ソドガガ 18歳【双工掘(そうこうくつ)ドワーフ】

アンベル 18歳 【大旋風コリマー】 タイチ 18歳 【伝説の釣りキング】

 採取のモナ、発掘のソドガガ、伐採のアンベル、釣りのタイチ。

 役割分担がキチンとしている上、みんな仲が良い。モナがリーダーを務めている。

 全員〈採集課3年1組〉所属。

 第三十二章では〈クラス対抗戦〉で優勝し、〈採集課〉最強の座を手に入れた。

 第四十一章では、全員揃って〈採集課3年1組〉に進級した。

 また、相変わらず最上級ダンジョンへ〈エデン〉のメンバーに連れて行ってもらい、採集する日々を送っている。

 春休み中は毎日欠かさず誰かに付いて行って最上級ダンジョンに潜った。

 学園や〈エデン店〉、〈マリー先輩のお店〉は超潤った。



 サティナ 18歳 【アイテムエンハンス】〈採集無双〉の元護衛担当。女子。

 ハンナちゃんストーリー第9話・初登場〈アークアルカディア〉所属。

 二つ名は〈横笛〉。〈支援課3年1組〉所属。

 ブラウン系の短い髪を黄色いカチューシャで留めたややロリ気味のダウナー系。言葉遣いはとても丁寧なのだが、感情の起伏が乏しい。

 アイテムを使う職業(ジョブ)故に支出額に毎回クラッとしていた。

 しかし上級職に就かせてもらい、アイテム代の掛からない今までと全く違う仕事まで紹介してもらって、ゼフィルスにはとても感謝している。

 第四十一章では、最上級ダンジョンについていき、〈横笛〉のサティナとしてたくさん〈フルート〉を吹いた。

 主にエリアボスとの戦闘で宝箱を出しまくる日々である。

 新入生のいる中級ダンジョン以下ではエリアボスが出ないので、ずっと〈エデン〉と行動を共にした。しかし、そろそろ〈エースシャングリラ〉も上級に上がってくるし、私の出番かなと思っている。





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シェリアさんショタも好きだったのか
あ、年齢の下一桁が0のお人が。
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