表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~  作者: ニシキギ・カエデ
第三十八章 S&A!パワーキャリーで六段階目ツリー開放大爆発!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1976/2137

#1723.5 学園・情報発信端末・誰でもチャット掲示板152




233、名無しの索神1年生

 うおおおおおおおお!? 〈エデン〉がやべぇ! 〈エデン〉がやべぇよーーーーーー!?


234、名無しの混沌2年生

 混沌! 混沌!! 混沌!!!!


235、名無しの支援先生

 なにごとだ。

〈エデン〉がまた何かとんでもないことをしたのか!?


236、名無しの索神1年生

 そうなんだ支援先輩!

 聞いてくれ! なんか目的の上級上位ダンジョン、〈巣多ダン〉に到着したらな、大型の船が待ってたんだ!

 それで〈聖騎姫(せいきひめ)〉に「乗り込んで~」って言われたから乗り込んだら……そこからは深層まで運搬されちまったんだ!!

 気が付けば俺たちは――61層に到着していたんだ!


237、名無しの魔殴留学生

 マージ理解不能!?

 というか1層から61層まで船が出てるってどういうことだよ!!


238、名無しの戦慄留学生

 震えた。


239、名無しの支援先生

 それは、魔法使いからも報告があったやつだな!

 かの〈天下一パイレーツ〉とのギルドバトルでチラッと使ったやつだ。

 あれで多くの人材をピストン輸送しているのか!


240、名無しの調査OG

 これが〈エデン〉の〈乗り物〉戦法よ。

 ほんと、ダンジョン攻略の概念がどんどん変わっているわ。

 この船、〈戦艦〉という名前らしいのだけど、現在それを学園に売って貰えないかと交渉中らしいわよ。難航中みたいだけど。


241、名無しの支援先生

 最近は〈攻略先生委員会〉でも出遅れるものが多く出てきた。

 これ以上進むのは困難かと脳裏を掠めていた時にこれだ。

 本当に〈エデン〉はとんでもないギルドだな。

 この戦法をものにできれば、多くの先生方が六段階目ツリーを開放できるぞ!


242、名無しの索神1年生

 そ、それだけじゃないんだ!

 いやそれだけで十分大事件だというのは分かる。

 だが、それが分かった上で――それと同等の、あるいはそれ以上の大事件が起きたんだ!


243、名無しの支援先生

 な、なんだと!?

 まさか、〈戦艦〉、その運用法と同レベル以上の事件だと!?

 いったい何だというのだ!


244、名無しの魔法使い3年生

 私も事件を見たのだわ。

 実は昨日のうちから知っていたのだけど、あまりのことにてっきり幻覚かと思っていたのよ。

 でも、目が覚めても変わらなかった。まさかの現実だったの。


245、名無しの支援先生

 なんだそれは!?

 神官だけではなく魔法使いもだと!?

 いったい〈巣多ダン〉の奥で何があったというのだ!?


246、名無しの魔殴留学生

 マ、マージ心して聞いてくれ。

 なんとな、マージ信じられないことにな、俺たちが深層に到着したときにはな。

 そこに―――冒険者がいたんだ!!!!!!


247、名無しの悪冒1年生

 ははははははは!!

 俺が深層に一番乗りだーーーー!!


248、名無しの混沌2年生

 こんとーーーーーん!!


249、名無しの陽炎2年生

 な、なんだってええええええええええええええ!?


250、名無しの剣士2年生

 なにかの間違いじゃないっすか!?


251、名無しの司書2年生

 バカな!?

 本当なのか!?

 これは大事件を軽く超える超事件だぞ!?


252、名無しの魔法使い3年生

 そういう反応になるのがとてもよく分かるのだわ。

 私も1日以上幻覚だと思っていたもの。

 こんなところに絶対居るはずがないと思っていたのに、現実だったのよ。


253、名無しの剣士2年生

 本当っすか!?

 い、いったいどんなトリックを使ったっすか!?


254、名無しの悪冒1年生

 ははは!! それはな。まず勇者さんに指導してもらってな。


255、名無しの闇錬金2年生

 ああ?


256、名無しの悪冒1年生

 えっと、勇者さんに連れて行ってもらいました。


257、名無しの闇錬金2年生

 却下よ。言い直しなさい。


258、名無しの悪冒1年生

 今言い直したよ!?


259、名無しの支援先生

 勇者氏の特別指導があったのか?

 ハッキリ言うんだ冒険者よ!


260、名無しの悪冒1年生

 言ったらなぜか俺の首が絞まるのですが!?


261、名無しの魔法使い3年生

 錬金ちゃん、落ち着くのだわ。


262、名無しの闇錬金2年生

 がるるるるるるるるるるるるるるる!


263、名無しの索神1年生

 手の付けられない猛犬になってんぞ!?


264、名無しの調査OG

 あら、ちょっと撫でたくなってきちゃったわ。

 錬金ちゃん、私の犬にならないかしら?


265、名無しの剣士2年生

 こっちはこっちで手をつけられなくなりそうなことを言ってるっす!?


266、名無しの混沌2年生

 混沌!!


267、名無しの調査OG

 まあ冗談はこの辺にして、それで冒険者、ちょっとは強くなったのかしら?

 勇者君の指導を受けたという、その実力を知りたいわ。


268、名無しの闇錬金2年生

 みゃあああああああああああああああああああ!?!?!?


269、名無しの剣士2年生

 調査先輩がトドメを刺したっす!?!?


270、名無しの司書2年生

 言わさないように威嚇していたのが、無駄になったな。

 さすがは調査の姉御……。


271、名無しの陽炎2年生

 い、いやいや待ってくれよ!

 冒険者が強くなっちまうなんてそんな、あるわけないだろ?

 ないよな? ないと言ってくれ!


272、名無しの混沌2年生

 ある。


273、名無しの索神1年生

 この混沌野郎ーーーーーーー!!!!

 そっちの方がより混沌が深そうだからって適当なこと言ってんじゃねええええええ!?


274、名無しの司書2年生

 そ、それでいったいどっちなんだ!?

〈絶対育つわけないマン(冒険者)〉対〈誰でも絶対に強くしちゃうマン(勇者)〉の対決だぞ!? いったいどっちに軍配が上がったんだ!?

 誰か詳しい人!


275、名無しの闇錬金2年生

 そ、そんな!

 いつもなら「勇者君よ?」で論破するのに!? しちゃったら冒険者が強くなっちゃう!?

 私はいったいどうすればいいの!!


276、名無しの陽炎2年生

 紅盾! ここは紅盾の「冒険者先輩なんだよ!」で乗り切るんだ!


277、名無しの剣士2年生

 紅盾さんは忙しいみたいで不在っす!


278、名無しの陽炎2年生

 な、なんだと!?

 このままだと「勇者君よ?」=〈誰でも絶対に強くしちゃうマン〉が勝っちまうぞ!? 冒険者が強くなっちゃうじゃねぇか!?


279、名無しの調査OG

 白熱した戦いだわ。


280、名無しの悪冒1年生

 あの、本人がここに居るんだけど??

〈絶対育つわけないマン〉ってどういうことだし!?


281、名無しの魔法使い3年生

 単刀直入に聞くのだわ冒険者。

 この〈エデン〉の大規模キャリーで戦闘不能になった回数を教えてほしいのだわ。

 勇者君が見守っていた中、何回戦闘不能になったの?


282、名無しの支援先生

 なるほど!

 勇者氏は仲間を戦闘不能にさせないことで有名。

 そこで戦闘不能になっていれば、実力が垣間見えるという寸法か。考えたな!


283、名無しの魔法使い3年生

 さあ冒険者? 戦闘不能になったのは、何回だったのだわ?


284、名無しの悪冒1年生

 え? えっと?

 50回くらい?


285、名無しの司書2年生

 思っていた予想より1桁くらい多いんだけど!?


286、名無しの闇錬金2年生

 分かったわねみんな。これが冒険者の実力よ。


287、名無しの陽炎2年生

 あ、みんな正気を取り戻してらぁ。


 ・

 ・

 ・


833、名無しの魔法使い3年生

 みんな、ちょっと聞いてほしいことがあるのだわ。


834、名無しの支援先生

 ほう、魔法使いからとは珍しいな。聞こう。


835、名無しの魔法使い3年生

 実はついさっき六段階目ツリーを開放したのだわ。


836、名無しの闇錬金2年生

 えええ! 何よそれ! おめでたいじゃないの!


837、名無しの魔法使い3年生

 そして勇者君とパーティを組んで〈巣多ダン〉の最奥ボスを攻略してきたのだわ。


838、名無しの闇錬金2年生

 はああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?


839、名無しの剣士2年生

 錬金さんが一瞬で上下が逆さまになったかのような衝撃を受けてるっす!?


840、名無しの支援先生

 なんだと!? 本当なのか!?

 六段階目ツリーの開放だけじゃなく、勇者氏と組んで〈巣多ダン〉を攻略だと!?


841、名無しの白天使1年生

 私も一緒に組みましたよ!

 魔法使い先輩、すっごく強かったんです!


842、名無しの魔法使い3年生

 ありがとう白天使ちゃん。

 でも特筆すべきはやっぱり勇者君ね。あれなら一発突破もできるはずだわ。

 対処能力が桁外れ、いえ、桁がおかしいことになっていたのだわ。


843、名無しの闇錬金2年生

 嘘よ、そんな、勇者君とそんな、羨ま消し去らんわ……!


844、名無しの司書2年生

 けしからんの文字がえれぇことになってるぞ!?

 誰を消す気だ!?


845、名無しの索神1年生

 あ、ちなみに俺もパーティ組んで色々教えてもらったぞ?


846、名無しの闇錬金2年生

 は!?


847、名無しの魔殴留学生

 あ、俺も俺も。記念にパーティ組んでもらったんだ!

 マージ勇者氏すごかったぜ。


848、名無しの戦慄留学生

 震えたな。


849、名無しの魔法使い3年生

 みんな記念に勇者君とパーティを組んでいたのだわ。

 思い出に残るし、自慢できるしね。


850、名無しの闇錬金2年生

 な、ななななななななあああああああああああああああ!?!?


851、名無しの悪冒1年生

 俺は勇者さんに〈巣多ダン〉の深層まで連れていってもらいました!


852、名無しの闇錬金2年生

 はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?


853、名無しの剣士2年生

 ああ、また錬金さんが壊れてしまったっすー!?


854、名無しの魔法使い3年生

 あと勇者君、とんでもないことを言ってたわよ。

〈上級転職チケット〉のことを「ハズレ」って言ってたのだわ。


855、名無しの陽炎2年生

 ハズレ!?!?


856、名無しの支援先生

 ちょっと待てーーー!?

 それはいったいどういうことだーーーー!?!?


857、名無しの混沌2年生

 混沌さ。


858、名無しの索神1年生

 やかましいぞ混沌野郎ーーーーーーーー!!


 ・

 ・

 ・


388、名無しの支援先生

 そうだ、冒険者に絶対に聞かねばならないことがあった。


389、名無しの悪冒1年生

 お、おお? 支援先輩が俺に?


390、名無しの支援先生

 ああ。まさかとは思うが、その、筋肉たちも六段階目ツリーを開放したのか?


391、名無しの悪冒1年生

 え? ああ、うん。


392、名無しの支援先生

 うっ!? あの筋肉が、あの悪夢の筋肉が、あれ以上の存在に!?


393、名無しの悪冒1年生

 あ、ああ。なんかすげぇパワーアップしててさ。

 朝から胃もたれしそうなほどの分厚い筋肉集団に囲まれてさ、こっちも大変なんだよ。


394、名無しの支援先生

 や、やめろ冒険者!? それ以上具体的なことはいい!

 夢に出てきそうだ……! う、うおおおおおおおおお!?


395、名無しの剣士2年生

 支援先生がうなされているっす……!

 え? ちょっと待つっすよ。

 冒険者さんって筋肉さんと一緒のギルドなんっすよね?

 それで筋肉さんはみんな六段階目ツリーを開放したんっすよね?


396、名無しの陽炎2年生

 !?

 え? いや、待てよ。そんなことは……。

 な、なあ冒険者。ちょっと聞きたいんだけどさ、まさかとは思うが冒険者は?

 六段階目ツリーの開放なんて、してないよな?


397、名無しの悪冒1年生

 …………ふふふふふふ!

 ついに聞かれてしまったか。

 ならば答えよう! そうさ、俺もついに六段階目ツリーを開放したのだああああああ!!


398、名無しの陽炎2年生

 な、なんだってえええええええええええええええええええええ!?


399、名無しの剣士2年生

 掲示板住民で陽炎さんの最下位が今、確定したっすーーーー!!


400、名無しの陽炎2年生

 そんなの嫌だあああああああああああああああああああ!?!?


401、名無しの混沌2年生

 こんとーーーーーーーーーーん!!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム世界転生〈ダン活〉1巻2022年3月10日発売!
― 新着の感想 ―
いつか〈エデン〉に加入することを夢見て、どこのギルドにも所属しなかったから。
撫でたくなる系闇錬金さん
少し前に初めて3ツリ開放したとはしゃいでた冒険者がついに6ツリまで...感慨深い... が、冒険者、とあと神官も赤点回避できるんかな?w
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ