表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~  作者: ニシキギ・カエデ
第三十六章 〈エデン〉VS〈天下一パイレーツ〉ランク戦!? 六段階目ツリーの大お披露目!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1897/2137

  【登場人物紹介】その36-1




 登場人物紹介 〈エデン〉所属


 ゼフィルス 18歳 【救世之勇者】〈エデン〉所属


 本作の主人公。〈エデン〉のギルドマスターであり、〈ダン活〉をこよなく愛するプレイヤーの一人だった。

 今もリアルな〈ダン活〉をはしゃぎながらプレイ中。

 第三十六章では、ハンナからサターンの情報を聞いた朝、タイムリーにフラグを回収してくれる〈天プラ〉たちが現れてゼフィルスは幸せになった。

 実に前回のギルドバトルから1年半、ついにあの〈天プラ〉たちが強くなって帰ってきた!

 宣戦布告されたゼフィルス。思わずテンション上がっちゃって六段階目ツリーを開放しに行っちゃった。サターンたちの宣戦布告をサービスかなにかだと勘違いしているゼフィルスは止まらず、万全の用意という名の絶望を準備した。

 六段階目ツリーのスキルといえば最上級ダンジョンでレイドボス、あの〈ヘカトンケイル〉や〈ヘルズノート・バベルガリッチ〉に使うようなスキルである。あんなのぶっ放す気かゼフィルス!? もちろんギルドバトルSランク戦でゼフィルスたちはぶっ放した。

〈エデン〉の防衛成功である。

 なお、六段階目ツリーが各所を阿鼻叫喚に叩き落としたとかなんとかあったりなかったりするらしいが、定かではない。



 ハンナ 18歳 【アルケミーマイスター】〈エデン〉所属〈生徒会・生産隊長〉


 本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。

〈エデン〉では貴重な生産職。生産7人衆の1人。

 以前魔石とポーションの大量納品で話題を呼んだことから〈魔薬(まくすり)錬金のハンナ〉と呼ばれている。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放した世界最初の1人になった。

 それから数日もしないうちにゼフィルスたちもみんな六段階目ツリーを開放したため表向きでは目立っていないが……未来の歴史では、人類が六段階目ツリーへ乗り出したその最初の者としてハンナの名が記録されることになる……。

 もちろんハンナはそんなことは知らず、幸せに生きてます!

 また、六段階目ツリーを開放し、最上級のポーションはもちろん、ゴーレム作りも頑張った。アルストリアさんとシレイアさんにも協力してもらい、強力なゴーレム軍団やゴーレムロボを作製した。

 それらのゴーレムはギルドバトルでも大いに活躍し、ハンナは生産職なのにまた相手の上級職を、3人もキルしている。ちなみにゴーレムロボの方は〈ミーティア〉に売れた。

 初動では〈西2巨城〉を担当。中盤は本拠地、終盤は赤本拠地へゴーレムロボに騎乗して乗り込んだ。



 シエラ 18歳 【操聖(そうせい)の盾姫】〈エデン〉所属


 伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。二つ名〈操盾〉。

 入学ジョブ測定の時にゼフィルスと縁を持ち、その後再会して〈エデン〉に誘われた。

 現在〈エデン〉のサブマスターとしてゼフィルスを支えている。

 第三十六章では、ゼフィルスが止まらなかった。ブレーキ役のシエラでも止められないほどの大テンションでランク4の〈巣多ダン〉を攻略、周回し始め、シエラたちもその恩恵に与って六段階目ツリーを開放した。シエラは特大のジト目をゼフィルスに浴びせ、ゼフィルスは更に(クル)ってしまった。

 ギルドバトルでは、せっかくなので六段階目ツリーをフルで使い、対人戦闘での感覚を養った。

 一言、非常に強かった。特にカバー系が大きく強化され、シエラが移動中でも巨大盾が自動でカバーを発動してくれる鬼スキルが大活躍し、シエラはかなり満足している。

 初動から中盤では〈前線〉を担当。〈天下一パイレーツ〉が必要以上西側に来るのを阻止した。終盤は本拠地で防衛の任に就いた。



 ラナ 18歳 【大聖女】〈エデン〉所属


 王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。

 勇者と聖女が同世代に現れるなんてロマン。そんな理由からゼフィルスに突っかかり、自分が立ち上げる予定だったギルドに勇者を誘おうと画策するも、ゼフィルスの話術により撃沈し、ギルド〈エデン〉に加入する。

〈幸猫様〉を1日1回膝に置かないと調子が出ないらしい。

 兄のユーリと喧嘩していたが、十六章で無事仲直りした。

 第三十六章では、前章の希望通り、六段階目ツリーで強力な攻撃(・・)魔法を手に入れラナはご満悦になった。

 そこは回復魔法じゃないんだ!? と思うも、ラナだし仕方ない。

 新しい宝剣は20本から始まり最大で48本になる『大聖光の無限宝剣』。さらにある現象が加わるとさらに本数が増えるまさに無限の可能性を秘めた大魔法。

 きっとレイドボスが現れてもちゅどーんと倒してくれるに違いない。

 なお、最初にちゅどーんしたのは〈天下一パイレーツ〉のメンバーだった模様。

 加えて【偽聖女】なるラナの最大の敵、みたいな子もちゅどーんしている。

 やっぱり【大聖女】は最強。



 エステル 18歳 【戦車姫】〈エデン〉所属


 騎士爵家令嬢で「騎士爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名〈槍戦姫〉。

 ラナ王女の護衛として行動していた時にゼフィルスと出会い、そのままラナ王女ごとギルドに勧誘を受ける。

 エステルを【姫騎士】にラナを【聖女】にするという無茶な条件であったがゼフィルスは見事成し遂げたため忠誠を誓い、ギルド〈エデン〉に加入した。

 第三十六章では、ついにゼフィルスが(いただき)だと称した【戦車姫】の六段階目ツリーを開放し、ギルドバトルでその片鱗を使用した。

 新しい相棒である〈戦艦〉もちょっとだけ使ってみた。だが、その火力はまさに大迫力。一発撃っただけで、あ、これはマズいと、思わず〈戦艦〉から下車するレベル。

 もしエステルがその力を十全に振るっていたら、きっとギルドバトルはその後試合として成立しないくらい一方的にやられていたに違いない。

 初動では非常に重要な〈北巨城〉の〈スタダロード戦法〉と〈ロードローラー戦法〉のツーマンセルを務めた。中盤は〈前線〉にて〈戦艦〉で主砲をぶっ放し、終盤は白本拠地からサターンたちを蒸発(退場)させた。



 カルア 18歳 【スターエージェント】〈エデン〉所属


 傭兵団出身で猫の獣人、「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 二つ名は〈見晴らしの黒猫〉。現在〈戦闘課2年2組〉。

 元々Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉に所属予定だったが、完全に勘違いしてゼフィルスに売り込みをかけて採用される。

 現在〈エデン〉でもっとも素早い。

 カレー大好き、食べるの大好き。また、カレーは飲み物だと勘違いしている。

 カレーは食べ物だとゼフィルスに諭されたがまったく信じていない。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、範囲攻撃を手にした。今まで単発攻撃ばかりだったため結構嬉しいカルアである。あと猫津波のロマンがすごく気に入っている。

 また、ギルド最速の座は維持。

 ギルドバトルでも、そろそろ本気で走ると付いてこられる人が居なくなりつつある。

 初動では作戦の要とも言える〈東1巨城〉を担当。〈東2巨城〉までゲット出来てご満悦だ。中盤は索敵担当として北側に伏兵として配置され、終盤は赤本拠地に北側から侵攻。フラーミナと一緒に犬猫津波をぶっ放した。



 リカ 18歳 【先陣の姫武将】〈エデン〉所属


 侯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「侯爵」「姫」を持つ。二つ名は〈崩将〉。

 ぬいぐるみが大好きで、ある日特大〈モチッコ〉モチモチぬいぐるみ(現在のモチちゃん)を購入しに行った所でゼフィルスと遭遇。なんやかんやあり〈エデン〉に誘われて了承した。

 毎朝ギルドに寄り、モチちゃんを愛でるのを日課にしている。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、新しいユニークスキルで姫侍を出せるようになった。実はリアル補正で歴戦の姫侍と模擬戦をすることもできるようになっており、リカはこっそり朝と夜に模擬戦をしている。

 六段階目ツリーのスキルは元々タンク特効だったリカをさらに対タンク用にする凄まじい能力が多く、〈エデン〉の攻撃を多く受け止めたモニカもほとんど抵抗無く打ち破っている。

 また、モニカの2回目の退場を決めた。

 初動と中盤ではミサトとツーマンセルで〈前線〉を担当。終盤では白本拠地に配置された。



 ケイシェリア 18歳 【エレメンタラーハイエルフ】〈エデン〉所属


 とある森のエルフの里出身で、「人種」カテゴリー「エルフ」を持つ。

 愛称はシェリア。二つ名は〈幼護のケイシェリア〉。

 エステルの家とは古くからの交流があり、その縁で〈エデン〉に紹介された。

 自分で「エルフ」加入条件を持ってくる猛者。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、大精霊のその先を得たことで少し悩みを持つことになる。〈エデン〉の中では魔法使い最強の1人。〈エデン〉メンバーの中でINTはもっとも高く4000を超えている。普通は1000くらい。

 ギルドバトルでは召喚士として――攻めに出て勝利した。

 召喚士は鬼強いが術者を狙われると脆い。

 故にルルやゼルレカ、アリス、キキョウと分かれてしまったその悔しみをバネにして何人か吹っ飛ばした。

 初動ではルルとツーマンセルを組み〈北巨城〉の後続を担当。中盤は白本拠地で防衛を担当し、終盤は赤本拠地に乗り込んだ。



 ルル ◯8歳 【プリンセスヒーロー】〈エデン〉所属


 子爵家令嬢で「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名は〈無双の幼聖(ようせい)〉。

 シエラと幼馴染であり、心配したシエラが自分の目の届くところに居てもらおうとルルを〈エデン〉に紹介した。

 面接を寝ながら受けて合格した猛者(?)。自称ぬいぐるみ愛好家。独自の()でルールを持つ。

 また、ぬいぐるみをプレゼントされると知らない人でもホイホイ付いていくことが判明。シェリアから厳重に注意された。

 第三十六章では、六段階目ツリーを得て超強くなったルルがアリスたち幼女隊3人を引き連れて〈天下一パイレーツ〉を成敗した。

 ちなみにルルはあまりに強すぎるので変身は許可なしでは使用を制限されていたのは秘密だ。ルルの変身は2回ある。これが発動したとき、きっと〈天下一パイレーツ〉は立っているものは皆無になってしまったことだろう。

 初動ではシェリアと〈北巨城〉の後続を担当。中盤は〈前線〉にはブオールから飛び出し、ヘルクをぶっ飛ばして思わず忘れた。終盤は白本拠地で防衛担当。



 シズ 18歳 【戦場冥王】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。

 元々ラナ付きのメイドだったが【戦場メイド】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛冥土〉。

 ラナ大好きであるが、エステルとは違いちゃんと自重している。

 ゼフィルスがラナと親しすぎるとちょっと威圧を放ったりする。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、ギルドバトルではラナの護衛に専念した。

 新しく空飛ぶ2つの銃を出せるようになり、ラナからの熱くて煌めく視線が結構気持ちよかった模様。

 ユニークスキルを使えば4つの銃を使用可能で、そこから放つスキルは最大で四倍になる。加えて即死スキルが非常に充実してしまったシズである。

 初動では〈西2巨城〉を担当。帰りに1人〈即死〉させた。

 中盤は〈前線〉でモニカの気を引く担当。一応突破されたときのため、本拠地へ続く道へ地雷を大量に仕掛けていたのだが、必要無かった。終盤はラナの護衛を担当した。



 パメラ 18歳 【ナンバーワン・くノ一】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。

 元々ラナの隠れた陰の護衛だったが、無事【女忍者】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛NINJA〉。

 第三十六章では、汚名返上? 〈東3巨城〉は取られてしまったものの、新しく六段階目ツリーを覚え、最強のNINJAに成長したパメラはなんと〈天下一パイレーツ〉最強のギルドマスターすらも倒してみせた。

 10秒ごとに増えていく分身がかなり強力で、パメラはこれをなんとか使いこなそうと現在練習中。

 初動では非常に重要な〈東3巨城〉を狙う〈スタダロード戦法〉のツーマンセルを担当。見事に〈天下一パイレーツ〉のツーマンセルをブロックしてみせたが、〈東3巨城〉は残念ながらモニカに奪われた。

 中盤では南側に潜伏、終盤は白本拠地近くを担当した。



 ヘカテリーナ 18歳 【姫総帥】〈エデン〉所属


 公爵家令嬢で「公爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉に所属。

 【大尉】に就いてしまいお先真っ暗なとき、〈エデン〉からスカウトを受け、なんやかんやあって【姫軍師】に転職して〈エデン〉に加わった。二つ名〈竜軍〉。

 交渉ごとなどが得意。ゼフィルスの右腕ポジション。

 第三十六章では六段階目ツリーに至り、〈系統進化スキル〉『ストラテジー・アトラス』やユニークスキル『本拠地を守りなさい。全員集合ですわ』など非常に強力なスキルを多数開放。さらに『ギルドコネクト』の上位スキル全軍用の『マルチコネクトネットワーク』を覚えるなど、もう手が付けられないくらい軍師としての能力が開花している。

〈天下一パイレーツ〉戦では伏兵戦法で多くの相手を葬っ(退場させ)た。

 初動では〈西2巨城〉を落とすのを担当。中盤では本拠地から司令官に徹し、終盤は赤本拠地の近くに陣を敷いてそこから指示を出した。その後、本拠地に全員で帰還してサターンを討った。



 メルト 18歳 【賢王】〈エデン〉所属


 伯爵家子息で「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。二つ名は〈小さな賢王様〉。

 短めの銀髪。背は小さくマリー先輩と同い年に見えるほどとゼフィルスは評価した。

 顔は凜々しくイケメンで知的な印象を与えている。胸ポケットには「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を差している。

 元々Bランクギルド〈金色ビースト〉に在籍していたが、上級生のとんでもないやらかしのとばっちりを受けそうだったため脱退を決意。ミサトの紹介で〈エデン〉へ加入することにした。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、最上級の重力魔法の使い手となった。ギルドバトルではモニカの遠距離攻撃吸収が厄介であまり活躍出来なかったものの、なんとサターンと対戦することとなってこれを撃破した。

 メルトにとって魔法が使いにくくてうっとうしいモニカを倒してもらおうとゼフィルスの好きそうなノリでサターンとゼフィルスの気を引き、ゼフィルスと交代した模様。

 メルトの予想通り、ゼフィルスは喜んでメルトにサターンの対戦役を譲ってモニカ戦に移りその後撃破した。

 初動から中盤は〈前線〉を担当。終盤は白本拠地の防衛を担当した。



 ミサト 18歳 【色欲】〈エデン〉所属


 とある伯爵家と懇意にしている部族出身。カテゴリー「兎人」「獣人」を持つ。

〈戦闘課2年1組〉に所属する将来有望な少女。二つ名は〈癒反(ゆはん)〉。

【セージ】という非常にレアな職業(ジョブ)に就いてしまったためにゴタゴタに巻き込まれ一時〈天下一大星〉に身を寄せるも脱退。また大きな火種になってしまい〈エデン〉に一時加入してこれを収めた。

 しかし、その時の言質で外堀を完全に埋められ〈エデン〉に加入することに。

 第三十六章では、六段階目ツリーを得て【色欲】が開花。回復、反射、ドレインの非常に強力な魔法を覚えた。

 ギルドバトルでは〈天下一パイレーツ〉があまり強くなかったので回復するまでもなく反射や結界で援護したり、ドレインで相手を弱体化、味方を強化したりして遊んでいた。〈天下一大星〉はミサトの古巣であるが、サターンたちに見つからないように少し隠れながらサポート役に徹していたらしい。

 初動から中盤は〈前線〉を担当。終盤は白本拠地の防衛を担当した。



 アイギス 19歳 【竜騎姫】〈エデン〉所属


〈戦闘課2年1組〉に所属できた騎士系女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリー。

 元〈ホワイトセイバー〉のメンバーで、ずっと下部で燻っていたが、腕は悪くないとダイアスに連れられて〈エデン〉に紹介され、【竜騎姫】に就くのが夢と語ったところ採用される。二つ名は〈竜騎姫〉。

【ナイト】をカンストまで育てていたが、未練は無く喜んで〈転職〉に応じ、無事【姫騎士】に就いた。

 第十九章で初めてパートナーである竜、ゼニスと出会い、念願の【竜騎姫】へ。

 第三十六章では、ゼニスもパワーアップ、アイギス自身もパワーアップして六段階目ツリーを開放した。だがあまりに強くなりすぎて〈天下一パイレーツ〉戦ではモニカをちょっと突いたり、退場者を数人出したところで撤収している。

 アイギスが本気を出してしまうとギルドバトルが試合にならないため、後方に配置されていたのは秘密だ。

 初動ではカイリと組んで〈西1巨城〉の〈スタダロード戦法〉のツーマンセルを担当。中盤では本拠地の防衛に徹し、終盤では赤本拠地へ中央から向かい、上空からモニカを襲った。



 ノエル 18歳 【声聖の歌姫】〈エデン〉所属


〈戦闘課2年1組〉所属のアイドル女子。「男爵」「姫」のカテゴリー。

 ゼフィルスが最初に出会った天然の〈姫職〉。二つ名は普通に〈歌姫〉。

 ラクリッテとはいつも一緒にいるほど仲良し。緊張するときラクリッテを見れば落ち着くと漏らしていたとか。

 昇格試験では精一杯の援護と攻撃をこなし、仲間への貢献が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第三十六章では、最強のバッファー爆誕。バッファーは目立たない? そんなことない。六段階目ツリーを開放したノエルは超侮れないキャラとなり、巨城落としから対人戦まで幅広くこなした。

 初動でモニカと当たって以降は、リーナからモニカを避けるよう配置してもらい、様々な活躍を記録している。

 初動ではセレスタンと組み〈東1巨城〉または〈東2巨城〉の後続を担当。中盤では南側の伏兵として配置され、終盤は白本拠地の近くにいた。



 ラクリッテ 18歳 【ラクシル・ファントム】〈エデン〉所属


〈戦闘課2年1組〉に所属する。「狸人」「獣人」のカテゴリー。二つ名〈幻盾〉。

〈エデン〉待望の盾職。期待を寄せられすぎて「あわわわ」するしかないラクリッテ。いつまでたってもド緊張するクセが抜けないのが悩み。

 昇格試験ではあまり活躍出来なかったが、ダンジョンでの活躍が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、超巨大な狸王様の顕現に成功した。

 その狸王様の大きさ、なんと30メートル級。レイドボスを相手にするにはこれくらいの巨体じゃないといけないのだよと、言外に示されたような体格だ。

 なお狸王様は〈天下一パイレーツ〉の総攻撃を受けて沈黙しているのは内緒。

 初動から中盤では〈前線〉を担当。終盤はシエラたちと白本拠地の防衛を担当した。



 レグラム 18歳 【ウラヌス】〈エデン〉所属


〈戦闘課2年1組〉に所属する。「男爵」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈雷閃〉。

 以前職業(ジョブ)発現で悩んでいたところでゼフィルスにヒントをもらったことがあり、それもあって男子最高レベルの職業(ジョブ)、【花形彦】に就くことができたと恩に感じている。恩を返すために〈アークアルカディア〉に加入したと言ってもいい。

 とんでもないレベルのイケメンで顔がかっこよく、昔からよく女性に言い寄られていた関係で女性をあまり気にしない。でも幼馴染で婚約者のオリヒメだけは別。

 昇格試験では司令塔となり、冷静に仲間を引っ張り、作戦にて〈エデン〉を大きく揺さぶったことなどが大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは基本的にオリヒメと一緒に行動していたため、積極的に〈天下一パイレーツ〉を斬りに行くことはなかったが、おそらくレグラムが解き放たれていたらもっと早く決着しただろう。

 それくらいとんでもないスキルを大量に獲得している。

 ちなみに〈前線〉での戦いで幽霊船が登場したが、エステルが即で屠らなければゼフィルスはきっとレグラムとオリヒメに撃沈を頼んだであろう。

 初動ではオリヒメと〈西4巨城〉へ向かう相手のブロックと〈東4巨城〉の後続を担当。中盤は〈前線〉、終盤は白本拠地で防衛を担当した。



 シャロン 18歳 【難攻不落の姫城主】 〈エデン〉所属 第667話・正式登場

〈戦闘課2年1組〉に所属する「伯爵」「姫」のカテゴリー。

 二つ名は〈無情の城塞〉。

「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を肩に着け、パッツン前髪に薄紫系のボブヘアーと赤系の瞳をして明るい雰囲気を持つ女子。男子との距離が近く、胸が大きいため勘違いさせやすい系女子でもある。

 ミサトと知り合い、ミサト経由でメルトを紹介してもらい仲良くなった。その後は親身に〈転職制度〉を進めてくれたり相談に乗ってくれたりして仲を十分深めたところでゼフィルス登場。とどめを刺した。

 無事【姫城主】に就いたシャロンはメルトに大きな恩を抱いている様子。

 第三十六章では六段階目ツリーを開放。ギルドバトルではいつも通り、初動から本拠地の要塞化に取りかかった。ハンナやニーコ、カイリですら初動では巨城の攻略などで方々に散ったが、シャロンだけは本拠地に残ったのである。

 なお、その成果は残念ながら披露することなく、むしろ自分で消すことになってちょっとしょんぼり。しかし、まさかの出撃要請が出て召喚盤や門番ゴーレムを出す機会が与えられたのは本人的にはとても嬉しかった模様。

 初動から中盤、白本拠地の要塞化を担当。終盤はなぜか出撃することになったが、ゴーレムで蹂躙した。



 サチ・エミ・ユウカ 18歳 【神装剣士】【神装本士】【神装弓士】〈エデン〉所属

〈戦闘課2年2組〉に所属するノーカテゴリーの仲良し3人娘。

 3人とも【魔装】系の職業(ジョブ)に就いたため意気投合。今ではいつも一緒にいるようになっている。最近の二つ名は〈神装シスターズ〉。

 以前までノエル、ラクリッテとパーティ〈お姫様になりたい〉を組んで勇者ファンでもトップのパーティとして一部で知られていた。

 勇者ファンとしてはゼフィルスは推しだが、どちらかというとアイドルを相手にしている感覚に近い。本当の意味でただのファン。

 第三十六章では、最近『神気開砲撃』ばっかり注目されていたが、その認識を改めさせようと、個でも強いのだとアピールしたいとゼフィルスに要望。『女神化』の許可をもらい、ギルドバトルで披露した。

〈前線〉での戦いではジーロンとトマを相手に『女神化』を使って追い詰め、新技を連打しまくってサクッと美味しくあげてしまったのだった。

 なお、ヘルクも探したが、居なかった模様。 

 初動から中盤は〈前線〉を担当。終盤も中央の出撃組にくっついていった。



 トモヨ 18歳 【ガブリエル】〈エデン〉所属 第570話・正式登場

〈戦闘課2年1組〉に所属するノーカテゴリー女子だったが、今は「天使」。

 肩に掛かるピンク系の髪に青緑系の瞳を持ち、レザー系に金属パーツを加えた鎧を着て、両手には大盾を一つずつ装備している女子。また胸部装甲はシズを越え、エステルに並ぶほど。二つ名は〈盾天使〉になった模様。

 掲示板の元盾士2年生。現在は盾天使2年生。

 勇者ファンであり、勇者の講義第一期生として育成論に参加し急成長した一人。

 第二回大面接でとうとう〈アークアルカディア〉の加入に合格した猛者。

 第二十八章では、自分の限界を感じみんなに追いつくために【天使】職に〈下級転職(ランクダウン)〉をした。

 第三十一章では、ついに五段階目ツリーに戻ってきた!

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放した。ギルドバトルでは、おそらくミサトよりも目立たなかったメンバーの1人。

 攻撃スキルが無いため〈天下一パイレーツ〉を1人も屠れず、防御も――なんかする必要があまりなく、目立たなかった印象。〈天下一パイレーツ〉と何気に一番相性が悪かった疑惑。

 トモヨが活躍するには、ある程度相手が強くないといけない模様だ。

 初動から中盤は〈前線〉を担当。終盤も南側の出撃組にくっついていった。



 カタリナ 18歳 【方舟姫(はこぶねひめ)】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 美しい黒髪を背中まで流し、白のドレス風装備を着こなす少女。

 お嬢様気質で自分の好きなことに一途。他のことが目に入らないとも言う。少し天然。最近はゼフィルスの前では猫を被っているが、被り切れていないときもある。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。二つ名は〈箱船(はこぶね)〉。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは初動が終わると本拠地配置され、結界で本拠地を囲っていた。

 しかし、出撃要請があって解除。赤本拠地に乗り込み六段階目ツリーの魔法にして【方舟姫】の真骨頂たる『ノアの方舟大脱出』を発動した。モニカに向かって。

 モニカは攫われてしまったのだった。

 そう【方舟姫】は味方を逃がすためのノアの方舟、だけじゃない。相手を攫い運んでしまう方舟(箱ぶね♪)でもあるのである。

 初動ではロゼッタと〈西4巨城〉の後続を担当。中盤は白本拠地の防衛、終盤は攻め入った。



 フラーミナ 18歳 【傲慢】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」のカテゴリーを持つ。

 二つ名は〈最後のフラーミナ〉。

 肩に掛かる青髪を後ろに纏め、やや垂れた感じの犬耳を持ち、オレンジ系の軽装、学生服に近い装備を着ていてセーターのような上に短いミニスカート、そして白とオレンジの大きなマントを装備している少女。

 ちょっとお嬢様気質のロゼッタとカタリナの面倒見役でしっかり者。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はフラウ。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは〈西2巨城〉担当の初動を終え、本拠地へ帰還する途中に〈天下一パイレーツ〉メンバーを捕捉し、撃破。中盤では本拠地でのんびり待機し、終盤は北側から赤本拠地に進軍。

 フラーミナのモンスター、アルテのモンスター、シヅキの悪魔たちなどのせいで赤本拠地が隠れてしまうハプニング。アンビリーバボーな絶望的展開を演出。

 でもそれだけだと可哀想なので、カルアと一緒に犬猫津波も発動し、癒しもした。

 きっと犬猫の津波に呑まれた人たちは幸せだっただろう。うむ。絶望との格差よ。



 ロゼッタ 18歳 【天守護の騎士姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 赤髪をサイドテールドリルヘアーにし、白銀を基調とした騎士鎧を着て大盾と長剣を装備した女子。

 エステルやアイギスと同じく生真面目口調で、最近色々発育が著しくトモヨに匹敵しそうだとか。

 リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はロゼ。二つ名は〈列車姫〉。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。初動では、カタリナとツーマンセルで〈西4巨城〉を担当。

 中盤では〈前線〉の対戦で分断工作のメインを務め、〈ブオール〉で〈天下一パイレーツ〉の背後を突き、北と南に分断。その後列車砲で崩すという大成果をあげる。

 その後はずっと列車内で盾を張り分断を続け、モニカたちが退場するまで要塞になり続けた。



 オリヒメ 18歳 【ネプチューン】〈エデン〉所属 第477話・初登場


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 レグラムの婚約者。二つ名は〈(とつ)()のオリヒメ〉。

 ちょっとお茶目な性格。レグラムへの愛なら誰にも負けないと思っている。

 ただ、ライバルは多いので、自分磨きに余念が無く、積極的にレグラムとの愛を深め、常に周りを牽制している。

 また自分だけではなく、他人の恋愛も大好き。恋愛の知識も豊富。

 ミサトやリーナからは密かに恋愛マスターの名で呼ばれている。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは基本レグラムと行動したが、回復魔法を使う機会がほとんど無かったため、レグラムと一緒に行動してはコンボ攻撃を叩き込むアタッカーに変貌した。

 アタッカーが出来なければ〈天下一パイレーツ〉戦では活躍出来ないのか。できない模様なんだなぁ。



 エリサ ◯0歳(?) 【睡魔女王】〈エデン〉所属 第638話・初登場


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「悪魔」のカテゴリーを持つ。

 フィナリナの双子の姉。二つ名は〈眠り姫〉に決定。なお眠らせる方である。

 当初【ロリータ】に就いていたため18歳にも関わらず見た目が10歳くらいと幼く、危機感を抱いて〈エデン〉の大面接を受けた。

 もうなんでも良いからゼフィルスにお任せという判断が功を奏し、〈天魔のぬいぐるみ〉を使わせてもらえる人物を探していたゼフィルスの目に留まり見事に採用された。その後、妹フィナの口車に乗って「悪魔」系統の職業(ジョブ)【ナイトメア】に〈転職〉、本人はこれで「ナイスバディは確定ね!」と思っているが、そこまで成長するのかは神のみぞ知る。

 元々金髪碧眼10歳ロリという天使と見間違うような見た目だったが、これからは「悪魔」系統の先駆者になるべく形から入り、〈天魔のぬいぐるみ〉の悪魔っ娘を参考に髪色を紫系に染め、瞳には赤系のカラコンを付け、背中にコウモリの羽を装備したスタイルに変身(イメチェン)している。

 第三十六章では六段階目ツリーを開放。ゼフィルスが弾けて〈巣多ダン〉の攻略を急いだのでエリサは大活躍した。

 ダンジョンで大活躍した一方でギルドバトルでの活躍はいまいち。

 理由はエリサが本気出すと試合にならないから。初動では〈北巨城〉を攻略後、北側に布陣してリーナから伏兵として配置されたが、活躍の機会は無かった。

 一応〈エデン〉と〈天下一パイレーツ〉の最初の衝突は北側だったため警戒していたが、初動後は北側で衝突は起こらなかったのだった。

 終盤、ようやくサターンたちを纏めて屠るチャンスが巡ってきたが、2人しか倒せず残念。



 フィナリナ ◯0歳(?) 【ミカエル】〈エデン〉所属


〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「天使」のカテゴリーを持つ。エリサの双子の妹。二つ名は〈妹天使〉。

 見た目は姉と瓜二つだが目が若干半目でテンションがやや低いので正面からなら見分けることができた。しかしエリサが悪魔に変身(イメチェン)しているために今はどこから見ても判別可能。

 エリサとしっかりとした話し合いで「天使」系統を勝ち取り無事【アークエンジェル】に〈転職〉した。

 エリサとは違い何もイメチェンしていないにもかかわらず〈天魔のぬいぐるみ〉の天使に見た目がそっくり。エリサと抱き合えば〈天魔のぬいぐるみ〉と瓜二つでルルを勘違いさせ虜にした。

 性格は温厚に見せかけて積極的、ゼフィルスには〈エデン〉へ採用してくれたことと〈天魔のぬいぐるみ〉を使ってくれたことで、とても恩を感じている。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは初動に〈北巨城〉の〈スタダロード戦法〉を担当し、中盤は北側で空からの監視など、いつでもエリサで爆撃できるよう態勢を調えていた。しかし残念ながら〈天下一パイレーツ〉は来なかったので機会はなかった。エリサはホッとしていたという。

 しかし終盤では今度は総取っ替えで南側エリアに配置され、ついに白本拠地を目指している〈天下一パイレーツ〉の部隊と遭遇。しかもそこにいたのはサターンたちだった! これは大チャンスだと姉を攫って天辺を取った。そして爆撃した。

 だが、姉の攻撃は3割方くらい不発し、サターンたちの〈即死〉を逃してしまう。

 しかし大丈夫。その後はリーナのユニークスキルで本拠地に大集合してブッパした。

 こうして見事サターンたちをみんなで打ち倒したのだった。防衛成功である。



 セレスタン 18歳 【闘神執事】〈エデン〉所属


 とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「男」を持つ。

〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈微笑みのセレスタン〉。

 ある筋から大物さんが〈エデン〉に介入するため(?)、勇者ゼフィルスの下に就けるために送り込んだ。しかし、職務に忠実なので特に不満はない模様。

 下部組織(ギルド)のギルドマスターが出来る人材がいないため、セレスタンがその枠に収まることとなる。

 その後ダンジョンで当たった〈城掘突貫ドリル〉が大きな転機を生み〈エデン〉に返り咲いた。

 第三十六章では相変わらずのセレスタンっぷりを披露。

 六段階目ツリーを開放し、それまででも十分手に負えなかったのに、なんだか新たな決意に燃えているせいで更に手に負えなくなっていた。

 初動では〈東1巨城〉または〈東2巨城〉を担当。さらにギルドマスターモニカの部隊を打ち破った。

 中盤ではラウたちと南側で伏兵担当。南側に向かった〈天下一パイレーツ〉で戻って来られたものはいない。

 もっと言えば、このギルドバトル中、セレスタンと出会って帰ってきた人物は皆無である。気合い入れすぎだぞセレスタン。



 ニーコ 18歳 【トレジャーハンター】〈アークアルカディア〉所属


〈支援課2年1組〉所属のノーカテゴリーの研究者。

 元々研究所にて学生研究員として所属していたが、〈エデン〉のミサトのスカウトと、ミストン所長の推薦もあり、また自由にアイテムを研究させてくれるという契約に引かれて〈エデン〉の下部組織(ギルド)に加入した。

 思ったよりハードなギルドで、体力が続かないことが悩み。なお、体力を付けることには反対している。

 宝箱を見るとたまに暴走する。

 第三十六章では、なぜなぜと疑問を抱きながらも六段階目ツリーを開放し、ギルドバトルの参加メンバーになっていた。おかしい、自分の担当はボス戦のはず。

 大丈夫。相手は【四天王】とか【罪なボス】とかいるし、きっと似たようなもんだ。初動は〈西1巨城〉を担当、中盤は本拠地防衛、終盤はハンナのゴーレムに乗って蹂躙した。



 アルル 18歳 【神炎の鍛冶王】〈アークアルカディア〉所属


〈鍛冶課2年1組〉に在籍している「ドワーフ」のカテゴリーを持つ。

〈アークアルカディア〉で唯一の鍛冶職。

 見た目小さな少女ドワーフでマリー先輩と同郷なため独特ななまり口調をしている。主に炎が大好きで、炎を使った生産が得意。料理も得意でハンナとは生産仲間という事もあって意気投合した。

 元々不動のCランクギルドと呼ばれた〈ドワーフの集い〉に在籍していたが、髭校生が趣味じゃなかったのと、上級職への〈上級転職(ランクアップ)〉を報酬にスカウトされたことで移籍した。

 第三十六章では、ついに六段階目ツリーを開放し、明らかに五段階目ツリーのスキルじゃ作れなかった装備の製作に着手。ゼフィルスの装備を始めとした数々の上級上位(ジョウジョウ)級、あるいは最上級の装備を作製した。

 ギルドバトルでお披露目し、アルルはマリー先輩と並び、腕を組んでうむうむと満足げに頷いていたとか。



 カイリ 18歳 【ダンジョンインストラクター】〈エデン〉所属

〈支援課2年1組〉に所属するノーカテゴリーの探索者。

 スポーツ少女で走るのが好き。髪も短く日焼け姿でスラリとした足を持つ陸上系女子だ。高位職にも関わらず、元々Eランクギルドの〈アドベンチャーズ〉という弱小ギルドにいたが、ミサトのスカウトを受けてコロッと簡単に〈アークアルカディア〉に移籍した。第二十四章からは〈エデン〉に昇格している。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。さらにステータスもAGIが1000超えとなり、ギルドバトルでは初動の〈西1巨城〉の〈スタダロード戦法〉を始め、中盤では〈前線〉で『無限収納』から〈ブオール〉〈イブキ〉、果ては〈戦艦〉まで取り出して活躍。終盤ではハンナのゴーレムに騎乗して武器スキルの雨を降らすなど、支援職とは思えない大活躍を見せた。



 ラウ 19歳 【獣王】 〈エデン〉所属

〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 元〈金色ビースト〉に所属したが、上を目指すために脱退し、新たに〈新学年〉の高位職のみでギルドを結成した。他の獣王と区別するため〈エデンの獣王〉と呼ばれている。

 第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルの初動では〈西4巨城〉の〈スタダロード戦法〉を担当し、〈天下一パイレーツ〉がもし中央を突破して〈西4巨城〉を取らんとしたときのブロック担当としても警戒した。まあ、結局〈天下一パイレーツ〉のツーマンセルはパメラとミジュとクイナダとゼルレカがすでに止めていたのでラウたちはそのまま〈西4巨城〉を美味しくいただいた。

 中盤では南側で伏兵担当。【獣王】の伏兵とかあまりにも贅沢過ぎた。だが、その甲斐ありドデカい技を見せつけたことで、南側を無理に通ろうとする相手はいなかったのだった。



 ルドベキア 19歳 【先駆(せんく)時兎(ときうさぎ)】 〈エデン〉所属

〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「兎人」「獣人」カテゴリーを持つ。

 元〈金色ビースト〉メンバーで、ラウと共に脱退した1人。愛称はルキア。

 黒色の長い髪に金色に近い瞳を持ち白系の和服をベースにした民族衣装っぽいものを着ている。ラウとは仲が良いが友達止まりの模様。二つ名は〈混走〉。

 第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。

 第三十六章では六段階目ツリーを開放。時兎の面目躍如、一時的に時に介入する術を得て結構戦慄した。

 ギルドバトルではラウと共に初動は〈西4巨城〉の〈スタダロード戦法〉を担当。

 中盤では南側で伏兵に徹し、終盤は北側に居たが、最後はリーナに呼び戻されてサターンたちにブッパした。



 ヴィレルノーア 17歳 【革命姫帝王レボリューションエンプレス】 第1140話・初登場〈エデン〉所属

 学園長の末の孫娘。「公爵」「姫」のカテゴリーを持つ。愛称はノーア。

〈戦闘課1年1組〉所属。

 金髪碧眼。背中に流した髪は先の方がやや巻いており、頭の後ろやや下に大きな赤いリボンを付けている。とある部分は今まで学年、上級生を合わせてもトップに君臨していたエステルに並ぶほど。むしろ去年のエステルを抜いているまである。

 好奇心旺盛。現在は落ち着いてきたらしいが、昔はかなり活発で、特に斧や大剣などの長物を振り回すのが大好きだった。今でも長物を見るのは好きであり趣味でもある。

 学園長の切望空しく前衛職の〈姫職〉、【革命姫】に就いて〈エデン〉へ加入した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは初動に〈西3巨城〉を担当し、すぐに中央付近のマス取りに参加。

 対人戦の機会を今か今かと待ちわびたが、結局無かった。きっと妖怪の仕業に違いない。中盤では北側に伏兵として配置されるが、ここにも誰も来ず。

 これも妖怪の仕業か?

 終盤ではあまりにもキル数が少なかったので赤本拠地の侵攻に加わってもらい大暴れした。ようやくすっきり出来たようで満足している様子だ。



 クラリス 17歳 【操千(そうせん)剣姫(つるぎひめ)】 第1140話・初登場〈エデン〉所属

「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。

〈秩序風紀委員会〉の元ギルドマスターメシリアの妹。クリーム色の髪をサイドテールにまとめているのはお姉ちゃんのマネ。

 男装が似合うほどスラッとしていていつも長ズボンを着用している。

 ノーアとは幼馴染であり従者であり護衛でもある。

 危険なことに首を突っ込もうとするノーアを制御するのにいつも四苦八苦している。ノーアが〈エデン〉に加入するということで一緒に加入させてもらった。 

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルではノーアと共に〈西3巨城〉を担当。中盤以降では、実はリーナにお願いし、あまりノーアを危険なところに配置してもらわないよう協力を取り付けた。犯人はクラリスだったようだ。

 ただ、終盤になるとノーアがしょぼくれていたので、最後に少しだけ戦わせてとリーナに依頼した。結果。本丸に乗り込んだ。あれ?



 サーシャ 17歳 【氷帝姫(ひょうていひめ)】 第1144話・初登場〈エデン〉所属

「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。

 腰まである桃色系の髪をウェーブにし、髪の色より少し赤に寄った瞳を持つお嬢様という姿。

 シャロンの友達にしてツッコミの名手(?)。背が小さく「ですの」という語尾も相まって少し幼く見える。

 代々〈氷属性〉の職業(ジョブ)を輩出してきた名家の出身。

 ノリがマリー先輩に似ているという理由でゼフィルスが即加入を決めた。

 第三十六章でもツッコミは正確無比。六段階目ツリーを開放し、ツッコミにさらなる磨きが掛かっていることだろうとゼフィルスは期待している。(?)

 また、ギルドバトルの初動では〈西4巨城〉を担当。

 中盤では〈前線〉を担当し、遠距離攻撃でモニカの気を引いた。

 終盤では北側で配置されたが誰も来なかったので、最後はサターンに単体最強の氷属性魔法を叩き込んだ。これが〈ダン活〉最強の氷属性単体攻撃魔法である。

 なお、オーバーキルすぎてどのくらいの成果があったのかは分からなかった。



 ヴァン 17歳 【一国一城の主】 第1145話・初登場〈エデン〉所属

「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。二つ名は〈二城主(にじょうしゅ)〉。

 メルトの幼馴染にしてかなりの初心、だったが。メルトに鍛えられある程度改善。否、何が原因かハッキリさせた。結果ヴァンは女性がある程度大きいと初心な反応を示すと判明した。

 なお、タンクとしての腕は確からしい。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルでは初動で〈前線〉の守りを担当し、至る所に壁を作って相手の進路を妨害した。

 ラクリッテと組んだことでほぼ抜けることが敵わない。ただ、中盤では50人の猛攻に耐えきれずラクリッテの狸王様ごとオリハルコン城が粉砕されてしまった。

 終盤は本拠地で防衛を担当した。



 カグヤ 17歳 【神使の巫女狐】 第1146話・正式登場〈エデン〉所属

「狐人」「獣人」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。

 白い髪に赤系の瞳、髪は背中に流され、頭の上にはリボンでちょこっとだけ髪を結んでアクセントになっている。

〈エデン店〉の未覚醒職員を纏めていた元リーダー。明るいムードメーカー。

 リーダーだったためゼフィルスとの接点がとても多く、ヒーラーである【巫女狐】に就くと宣言したためゼフィルスから注目されていた。

 覚職するまでゼフィルスから何もお声が掛からなかったため密かに凹んでいたが、その後無事にお声が掛かって〈エデン〉へ加入した。

 第三十六章では、相変わらずサーシャと一緒に行動し、ツッコミ担当としての腕を振るいまくった。六段階目ツリーを開放し、ギルドバトルでは初動で〈西4巨城〉を担当すると共に南側の回復役として配置されたものの、途中でゼフィルスとあって本拠地に帰還。中盤ではサーシャと共に〈前線〉で回復役として出動した。

 だがミサトもいたこともあってか、ほとんど活躍の機会は無かった模様。

 終盤は本拠地でヒーラーを担当したが、やっぱり活躍の機会は無かったのだった。



 キキョウ 17歳 【嫉妬】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「狐人」「獣人」のカテゴリーを持つロリっ子。〈戦闘課1年1組〉所属。

 つやつやのサラサラな藍色の長い髪に青い瞳、耳の内側は白い毛がもふもふしている。和服が似合いそうなロリ狐人の女の子。

 アリスが大好き。警戒心がとても強く、アリスに近づく男には容赦なく怪しい人認定する。

 入学の際案内してくれたハンナのことをとても慕っている。

 アリスを助けてもらい、ゼルレカの兄の勧めもあって安心して〈エデン〉へと加入した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放し、ヤバい【大罪】スキルを複数ゲット。

 故にギルドバトルでは、ちょっとモニカとの対決すら制限されていた。代わりにゼルレカとコンビネーションを発揮し、【大罪】コンボで相手を屠り、アリスの魔法をコピーして相手を下しまくった。

 初動では〈西1巨城〉を担当。中盤では一度本拠地に戻りゼフィルスに連れられて〈前線〉へ出発。終盤は本拠地の防衛担当を務めた。



 アリス ◯7歳 【雷神姫】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「子爵」「姫」カテゴリーの幼女。〈戦闘課1年1組〉所属。

 金髪青眼、三つ編みの幼女。性格も幼女、話し方も幼女タイプ。

 学園祭で危ないところを2回も救われ、ゼフィルスのことを良い人認定した。

 子爵家の伝家の宝刀、「お兄ちゃん」呼びを発動し、ゼフィルスの心にダイレクトアタックしている。

 もちろん進んで屈したゼフィルスによって〈エデン〉へ加入した。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。最強無敵の雷父と雷神竜を得てしまい大変。ユニークスキルは使うともう大変なのでギルドバトルでは発動を制限しつつ、その他の魔法で十分に〈天下一パイレーツ〉のメンバーを屠りまくった。

 アリスは誰に触発されたのか指をポキポキする動作で「腕が鳴る~」とか気合いを入れていたが、1回も鳴らなかった。むしろふにゃふにゃだったとか。

 初動では〈西1巨城〉を担当。そのまま中盤では一度本拠地に戻ってゼフィルスに連れられて〈前線〉へ出発。終盤は本拠地の防衛担当を務めた。



 アルテ 17歳 【聖乗の姫騎士】 第1206話・初登場〈エデン〉所属

「騎士爵」「姫」カテゴリーのナイト。〈戦闘課1年1組〉所属。

 アイギスの妹で同じく白に近い銀髪系の長い髪を一部三つ編みカチューシャにしてリボンで留めている女の子、瞳の色もアイギスと同じ青系でアイギスにかなり似ているが背がだいぶ小さい。

 学園に来る途中、道が土砂崩れで分断され大きく迂回したため入学式に出られず遅れて到着した。到着してもなぜか〈エデン〉に近づけずだいぶ焦ったものの、なんとかアイギスとの連絡に成功。そのままゼフィルスに紹介されてトントン拍子に〈エデン〉へ加入した。第三十五章で〈竜〉を手に入れ、アイギスと共に〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになる。個人の二つ名は〈聖騎姫〉。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈戦車鳥ピュイチ〉だったヒナは最終進化系である〈戦車特級鳥せんしゃとっきゅうちょう・アサルテッドピュイチ〉に進化。

〈聖獣ペガサス〉だったペギニーは〈聖軍飛馬(せいぐんひば)・ペガス・スレイプニル〉に進化。

〈ベヒモス〉だったクーニャは〈アサルテッドベヒモス〉に進化。

〈聖獣グリフォン〉のフォングは、あの〈空島ダン〉の徘徊型〈空自慢三首(そらじまんさんくび)グリュプス〉に進化した。

 ギルドバトルではみんな連れてきていたが、全員を出して活躍させるほど相手の残機が残っていなかったのが残念。

 初動では〈東4巨城〉を担当。レグラムとオリヒメにペギニーを貸しだし、自分はヒナと共に駆け抜けた。中盤では本拠地で防衛担当。終盤は南側から赤本拠地へ出撃した。



 ハイシュミネ 17歳 【世界樹の番人】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「エルフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。

 愛称はシュミネ。〈エデン〉ギルドメンバーからは全員愛称で呼ばれている。

 髪はシェリアに近い黄緑色で後ろに1本結んで背中まで流されており、髪と同色の瞳を持っている。二つ名は〈保母さん〉。

 ナキキとミジュの面倒見役。元〈エデン店〉の従業員の1人だった。

 ゼフィルスのことをとても尊敬している。器の大きな人だと思っている。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。 

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈巣多ダン〉では集団(スタンピード)を惑わせる結界を構築して混乱させ、その隙に相手を食い破るという戦法が作られるほど優秀な惑い結界が使えるようになり、大活躍した。

 ギルドバトルではヒーラー結界師として、万が一のため防衛担当として配置されていたが、残念ながら機会は無かった模様。

 初動では〈西3巨城〉を担当し、ナキキと共に巨城を落としてからは中盤まで小城マス取りに専念。終盤では赤本拠地に出撃し、ヒーラーとして活躍した。



 ナキキ 17歳 【破壊王】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「ドワーフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。

 髪は赤毛混じりの茶髪で、三つ編みを二つ、背中まで垂らしているロリだ。身長はアルルより若干低い。語尾に「っす」をつけているのは職業柄。

 元〈エデン店〉の従業員の1人で、親元を離れ寂しがっている時にシュミネに甘やかされて以来シュミネのことをお母さんだと密かに思っている。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。  

 第三十六章では六段階目ツリーを開放。城に対する特効持ちのナキキ。てっきりギルドバトルではセレスタンのように自分は作戦に組み込まれ、相手と争うような巨城に配置されるのだろう、そう思っていたのだが。初動は〈救済巨城〉の1つである〈西3巨城〉だった。残念。足がものを言う〈九角形〉フィールドでは、ナキキに東巨城まで突撃させるには速度が足りなかった模様だ。

 中盤はシュミネと共に小城マス取りに専念し、終盤はいよいよ赤本拠地への出動。これは本拠地を落としていいのでは? そう思うも落城する前に一斉攻撃が発動し仕切り直し。その後本気で赤本拠地を殴ってHPを7割吹っ飛ばした。



 ミジュ 17歳 【森界の熊掌者】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属

「熊人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。

 ブラウン系の髪と瞳を持ち髪は背中に流されているものの首下で大きくカールして毛先が上を向いている。雰囲気はニーコに似ていてやや足取り重そうというか、動くの面倒そうという雰囲気を出しているが、割と活発に動く。身長はラナと同じくらい。二つ名は〈熊掌者〉。

 元〈エデン店〉の従業員の1人で、ナキキと一緒によくシュミネに甘えている。

 むしろ誰にでも甘えに行く子。

 第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。  

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。師匠でもあるラウ、セレスタンに稽古を着けてもらい、かつ今まで五段階目ツリーで活躍していた『クマン』系の最終形『ビッグクマン』が使えるようになったことでいよいよ免許皆伝(?)。

 ギルドバトルでは、〈エデン〉で2番目の速さを誇るミジュは難しい〈東3巨城〉の〈スタダロード戦法〉を任された。結果、モニカに奪われはしたものの、〈東4巨城〉と〈西4巨城〉へ向かう相手の足をブロックすることに成功し、成果をあげた。

 中盤はセレスタンとラウと共に南側に潜伏。終盤は北側に潜伏した。



 クイナダ 18歳 【大軍一将之真神たいぐんいっしょうのまかみ】 第1200話・初登場〈エデン〉所属

「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈留学生戦闘課2年1組〉所属。

〈迷宮学園・第Ⅱ分校〉からの留学生。二つ名は〈戦将〉。

 赤に近いピンク色という目立つ髪をポニーテールにして背中に流し、同色でふわふわな尻尾がゆらゆら揺れる。身長はかなり大きくエステルと同格。

〈学園春風大戦〉の時にハンナを助けた。ゼフィルスに目を付けられた。

 第二十七章では【大軍一将之真神】ヘの〈上級転職(ランクアップ)〉を果たした。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ギルドバトルではそのAGIの高さを買われて初動では重要な〈東4巨城〉の〈スタダロード戦法〉、そして〈ロードローラー戦法〉のツーマンセルを担当。

 多少難しいルートではあったが、ゼルレカと走り抜け、見事〈天下一パイレーツ〉の〈スタダロード戦法〉をブロックした。

 中盤では〈前線〉を担当し、吹っ飛んできたポリスを討ち取るなどなかなかに大きな成果を上げる。終盤は白本拠地の南側の伏兵として配置されたが、サターンたちが来る前に本拠地に大集合した。



 ゼルレカ 17歳 【怠惰】 第818話・初登場〈エデン〉所属

「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。

 元〈獣王ガルタイガ〉所属。ガルゼの妹。少々お転婆。ガルゼと同じ赤毛の髪と金色の瞳をしている。〈覇姉(ぱねぇ)のサテンサ〉の教育によってだいぶ丸くなった。

〈獣王ガルタイガ〉のみんなには口では言わないが感謝している。

 だが、ガルゼの妹だからといって生暖かい目で見るのは勘弁してほしいとも思っている。

 第三十三章で、〈エデン〉に仮加入したが、サテンサ的には本加入でも良いと思っている。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。その高いAGIを買われてクイナダと共に非常に重要な〈東4巨城〉の初動、〈スタダロード戦法〉と〈ロードローラー戦法〉を担当した。

 中盤ではルルに連れられ、ロゼッタの〈ブオール〉から飛び出し、クイナダ、アリス、キキョウと共に〈前線〉で大暴れした。キキョウとやる【大罪】コンボは本人たちだけではなく、学園をもどよめかせたらしい。

 終盤もクイナダと共に本拠地の南側を担当した。



 シヅキ 18歳 【ルシファー】 第1455話・正式登場〈エデン〉所属

「街人」「悪魔」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。

 掲示板の元女兵、現在の女悪魔ご本人。勇者ファン。

 少し青みがかった銀髪のボブヘアーに、これまた青みがかったホワイト系の瞳。

 黒い棒状のヘアピンを7つも使って前髪を止めており、さらに一房赤い髪も混じっていてちょっとダークっぽい見た目。

 過去2度に渡り〈エデン〉大面接に応募したが、落選。その時に偶然にも当時の〈秩序風紀委員会〉の総隊長メシリアの目に止まり、スカウトを受けて【通信兵】になることを条件に〈秩序風紀委員会〉に加入した。

 なお〈秩序風紀委員会〉所属だったが、マリア経由でゼフィルスに紹介され、こんな機会二度と訪れないとカンナ隊長を投げ飛ばさん勢いでお願いして無事〈エデン〉に加入した。マリアにはとても感謝している。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ついに大魔王を召喚できる【ルシファー】に到達した! まだ契約しているモンスターが育ちきっていないので、職業(ジョブ)備え付けの大魔王様しか降臨できないが、いずれ戦場を大魔王様たちが蹂躙し尽くすだろう。

 ギルドバトルでは初動でアルテとツーマンセルを組み〈東4巨城〉を担当。

 中盤は本拠地に帰還し守りを任された。もちろん出番は無かった。

 終盤では赤本拠地へ攻める南側の先兵を担当。アルテと共に巨大モンスターを召喚して蹂躙せんとした。ただマッチョな大魔王様はなぜかフライングボディプレスがお好きらしい。



 エフィシス 18歳 【ウリエル】 第1455話・初登場〈エデン〉所属

「街人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。愛称はエフィ。

 掲示板では読み専なため書き込みこそしないものの、掲示板用語には精通している。

 少しニーコに似た感じの雰囲気の赤髪ツインテ少女。髪は腰を通り越すレベルの長さで、マリー先輩に似た雰囲気だがさらに長い感じ。表情があまり動かない無表情タイプだが、セリフで自分の状態を自己申告する正直者タイプ。

 戦うのが好き、強い人やモンスターが好き。自分がどこまで強くなれるのか試したいと思っており、スカウトされた経緯もあって〈救護委員会〉に所属していた。

 シヅキからの紹介で現在は〈エデン〉に加入している。二つ名は〈銃剣〉。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈空島ダン〉で〈戦艦〉の素材集めなどに奔走した。もう空での戦いはバッチリな模様。

 ギルドバトルではそのアタッカーの火力と移動速度を買われ、初動では大事な〈北巨城〉の後続を担当。エステルやフィナと共に〈天下一パイレーツ〉が一番狙ってくるだろう〈北巨城〉を警戒していつでも対人戦に持ち込む準備は出来ていたのだが、ゼフィルスが上手く防いだので出番は無かった。

 中盤では本拠地の空担当。一方的に撃つのはニーコだけではない。エフィも撃つ気だった。出番はなかったが。

 終盤ではゼフィルスに「戦いたい。是非に!」と頼み込み、相手の〈保護期間(バリア)戦法〉を一緒に破った。

 だが奇襲だったためか、歯ごたえがある相手がおらず、歯ごたえを求めて赤本拠地へ乗り込んだ。何気に赤本拠地に最初に侵入したのはエフィである。



 マシロ 17歳 【ラファエル】 第1491話・正式登場〈エデン〉所属

「町人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課新学年1組〉所属。

 掲示板の元真白、現白天使ご本人。

 小柄でブラウン系のボブカットをした、ザ・後輩という感じの女の子。頭の上の方には2つのボール付きヘアゴムでぴょこっとヘアミミが作られていて大変可愛らしい。

 元々とあるギルドに所属していたのだが、マリアの〈ダンジョンショップ〉を手伝った縁で〈ダンジョン商委員会〉立ち上げの際に移籍、そこからマリアの紹介で〈エデン〉にスカウトされた。

【白魔導師】は中位職だったため、【天使】系に〈転職〉できてとても喜んでいる。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。ラナとオリヒメからヒーラーのなんたるかをたくさん学び、強くなったようだ。なんだかギルドバトルでは攻撃ばっかりしていたような2人だったが、マシロが影響を受けたかは不明。不明ということにしておいてほしい。(受けました)

 ギルドバトルの初動では〈西1巨城〉を担当。

 中盤では〈前線〉メンバーとして出向いたが、ヒーラーの役割が特に無く、一応〈ブオール〉で挟んだ南側を担当したが、活躍の機会があまりなかった。

 これはいけないと終盤も赤本拠地へ向かう部隊の一員に入れてもらいエフィに続いた。



 〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場

 招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。

 正式名称:〈幸運を招く猫〉。

 ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。

 〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと(あが)(たてまつ)られ、いつの間にそうなったのか、神棚に飾ってお供え物をするようになった。

 なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。

 お供えされたものはいつの間にか消えているが誰が食べているかは不明。

 懐がとても深く、ビギナーズラックで初回のボス戦では大体〈金箱〉が出るのは〈幸猫様〉のおかげだというのは公然の秘密(?)だ。

 第二十六章ではついに〈幸猫様〉を誰も持っていなかった謎が明かされた。

 第二十八章では他の〈幸猫様〉情報来たる。少なくとも2体のお仲間がどこかで幸運を与えておられるようだ。

 第三十章ではなにやら〈幸猫様〉の周りに異変。ヘルプニャン完全体なる護衛が守るようになり、〈幸猫様〉たちの注目度がさらに高まっている。

 第三十一章ではついにグッズ化デビュー。タバサ先生の案で〈幸猫様〉の夏祭り限定お面が販売された。なお、一般販売分は全て〈エデン〉〈アークアルカディア〉ご購入となった模様。

 第三十二章ではなんとついに等身大ぬいぐるみ化。ここまで来ればグッズの頂点と言えるだろう。非常に満足そうなお顔をしてらしたそうな。

 第三十四章ではついに〈幸猫様〉が結婚!? 新しく〈愛猫様〉をお迎えし、景気よく幸運をばらまいたとか。



 〈仔猫様〉 永遠の仔猫 【神棚の仔猫様】 第393話・初登場

 招き猫を仔猫化して女子高生にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。

 正式名称:〈幸運を分け与える仔猫〉

 ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉のいるギルド内に飾ると下部メンバーに『幸運』が付与される。

〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの可愛らしさに(あが)(たてまつ)られ、〈幸猫様〉とセットにして神棚に飾ってお供えをされるようになった。

 なお、〈幸猫様〉の子どもみたいだと言われ、2体揃っていると〈親子様〉と呼ぶこともある。

〈ダン活〉プレイヤーの中には大量の〈仔猫様〉を手に入れて〈幸猫様〉と絡めて〈幸猫様一家〉というスクショを投稿した猛者もいた。これは多くの〈ダン活〉プレイヤーに愛され、今では攻略サイトのトップの背景に使われている。

 これにより〈幸猫様〉を絡めた尊ばしい作品が大量に世に出たのは有名な話だ。

 下部組織(ギルド)〈アークアルカディア〉が設立されたことにより、〈仔猫様〉から『幸運』が付与され、メンバーは皆お供え物をするようになった。



 〈愛猫様〉 永遠の奥様 【神棚の主】 第1532話・初登場

 招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。〈幸猫様〉に似ているが、ネコミミにリボンがついていてさらに可愛くなっている。

 正式名称:〈幸運に愛された猫〉。通称〈愛猫様〉。

〈幸運に愛された〉とはつまり〈幸猫様〉に愛されたという意味。〈幸猫様〉の奥様である。

 ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉がいるときギルド内に飾るとギルドメンバーに『超幸運』が付与される。

〈愛猫様〉が当たった時、ゼフィルスのブレーキが音を立ててぶっ壊――否、爆発してどっか行き、盛大なクルクルダンスパーティが開催された。



 マリアンヌ 18歳 【マーチャントキャラバン】〈アークアルカディア〉所属

〈商業課2年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの商人。

 掲示板では商人2年生で知る人ぞ知られている存在。愛称はマリア。

 以前面接に応募したが、残念ながら落選。しかし夏休みで〈助っ人〉制度を利用して〈エデン〉へと仮加入することに成功した。

 第二十四章で念願が叶い〈アークアルカディア〉に正式加入することとなった。

 第二十八章では〈エデン店〉の仕事がほぼ自分の手を離れたマリアが新たな事業を展開する! ゼフィルスも「ダンジョンショップだ!」とテンションアゲアゲですぐに話は進んでいき、あっという間に学園も無視できない――どころか是非協力させてほしい、むしろ教えてほしいと頼み込んでくるような事業へと発展した。

 第三十一章では、学園史上6つ目となる学園公式ギルド、〈ダンジョン(しょう)委員会〉が発足。その初代隊長に就任した。

 第三十五章では、上級下位ダンジョンのランク1やランク2に〈ダンジョン商委員会〉が展開した。

 第三十六章では、冬休みが終わり、卒業が近いということもあって3年生が上級下位ダンジョンのランク1やランク2の最奥に押し寄せた。

 商売繁盛。〈エデン〉が上級上位(ジョウジョウ)で取ってきたはいいが使わない武器がレンタルに回され、上級下位(ジョーカー)で使うには過剰な武器によって大量の攻略者を輩出することに成功した。

〈エデン〉が〈空島ダン〉や〈巣多ダン〉のボス周回しまくればするほど、他の学生たちが上級攻略デビューする好循環の完成である。



 メリーナ 19歳 【シークレットマネージャー】〈アークアルカディア〉所属

〈商業課3年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの秘書。

 ゼフィルスたちが初めて手に入れた素材を売ったときにその担当をした事が切っ掛けで〈エデン〉の専属担当となる。ハンナとは非常に仲が良い。

 単位も足りていることから〈総商会〉の所属について悩んでいたところでハンナから誘われ、〈エデン〉の〈助っ人〉として仮加入した。

〈総商会〉にいた頃は、何でも買い取りする代わりに最安値だったためあまり良いアイテムや武器は扱えなかったが、〈エデン〉では他で滅多にお目にかかれない物も扱えるため、メリーナはもう他にはいけない身体にされてしまったようだ。

 第三十三章では〈ダンジョン商委員会〉に加入した。

 第三十六章では、学園からのスカウトを受け、卒業後は学園へ務めることにしたメリーナ。〈ダンジョン商委員会〉の仕事をこなしつつ、新卒の研修も受けた。

〈総商会〉では非常に仕事が出来るという評価もあり、基本的に〈総商会〉での仕事や〈ダンジョン営業専攻・商業課〉の副担任などになる模様だ。



 サトル 18歳 【デスマーチプロデューサー】

〈生徒会・庶務〉〈アークアルカディア〉所属。二つ名は〈デスマのサトル〉。

〈支援課2年1組〉にクラスが変わった。ノーカテゴリーの仕事人。

 間が悪いタイプで、いつも何かしらトラブっている。しかし、仕事には誠実で……いや、社畜根性が身についているため大量の仕事でも難なくこなす。デスクワークは非常に優秀。〈生徒会〉が一時人手不足でピンチに陥ったときに手を貸し、そのまま〈生徒会〉に加入した。

 第三十六章では、新年度の〈生徒会〉生産隊長選挙に備え仕事をこなしまくった。また、三学期からは新しい〈生徒会〉メンバーのスカウトも同時並行でこなしている。ミーア先輩の代わりの役員を〈彫金ノ技工士〉のギルドマスター、タネテへ打診しているが、今のところ良い返事は貰えていない様子だ。

 また、〈エデン〉のギルドメンバ-が六段階目ツリーを開放した日をしっかり記録しているらしい。もちろんそのトップにあるのはハンナの名前だ。なお、これを未来の歴史家が大きく評価するのは別の話。



 アルストリア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・会計〉

 ハンナちゃんストーリー第8話・初登場〈アークアルカディア〉所属

〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。

 背中まで流れる金髪をウエーブにしており、頭には翼の飾りのついたカチューシャをつけている。青系で優しい瞳をしている。

 家が王都を拠点にする大型錬金店の娘で、経営などに強い。ですわ口調ではあるが驕ったところは無く、割と世話焼きの性格。シレイアさんが見ていられず、よく手助けをしている。また、ハンナとは大の仲良し。

 第三十六章では、ついに六段階目ツリーを開放。ハンナと共に〈最上級・火爆弾〉や〈モチモチトリネバモチ〉などの作製を行なった。

 ギルドバトルで使うため、ポーション類も大量生産。ハンナがギルドバトルに出すゴーレムなどの作製に入ったため、アルストリアとシレイアも少し手伝い、あとハンナが請け負っている学園からの依頼を代わりにこなした。



 シレイア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・書記〉

 ハンナちゃんストーリー第8話で本格的に登場〈アークアルカディア〉所属。

〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。

 グレー寄りの白髪をボブにしていてカチューシャをしている。瞳はゴールド系だが、よくバッテンになる。

 クラスの中でレベルも高く、意識も高いためかなりの実力者。人見知りで、気持ちが高まったりすると言葉が噛み噛みになるのが悩み。

 ハンナとはとても仲良しで大親友。ハンナから教えを受けて、ハンナのために何か頑張ろうと奮闘する姿は微笑ましい。

 第三十六章では、六段階目ツリーを開放。なんと思ったよりも早く〈戦艦〉の素材が集まったため、タネテと共同開発で〈戦艦〉の作製に入った。

 なんとかギルドバトルの前日に完成して納車……納艦? することに成功した。

 時間が無かったので名前などはまだ付けていない。

 ほとんどぶっつけ本番の〈戦艦〉の起動だったが、一撃で〈天下一パイレーツ〉の幽霊船を撃沈したときは隣のタネテと思わず抱き合ったほどテンション上がったとか。



〈採集無双〉の採集メンバー。〈アークアルカディア〉所属

モナ 18歳【マスター・ファーマー】 ソドガガ 18歳【双工掘(そうこうくつ)ドワーフ】

アンベル 18歳 【大旋風コリマー】 タイチ 18歳 【伝説の釣りキング】

 採取のモナ、発掘のソドガガ、伐採のアンベル、釣りのタイチ。

 役割分担がキチンとしている上、みんな仲が良い。モナがリーダーを務めている。

 全員〈採集課2年1組〉所属。

 第三十二章では〈クラス対抗戦〉で優勝し、〈採集課〉最強の座を手に入れた。

 第三十六章でも同じく〈採集無双〉は上級上位ダンジョンの素材を大量ゲットして学園の各施設やギルドに納品しまくり、現在多大な反響を呼んでいる。

 生産職が凄まじい勢いで伸びてきており、また〈採集無双〉の後続も出てき始めた。しかし後続はまだまだ上級上位ダンジョンにたどり着けてはいない。

 モナたちに振り向いている暇は無い。

 今は空前の上級上位ダンジョン素材ブームなのだ。採ってこられるのは〈採集無双〉だけ。〈採集無双〉の戦いはまだまだ続く。(最終(採集)回風)



 サティナ 18歳 【アイテムエンハンス】〈採集無双〉の元護衛担当。女子。

 ハンナちゃんストーリー第9話・初登場〈アークアルカディア〉所属。

 二つ名は〈横笛〉。〈支援課2年1組〉所属。

 ブラウン系の短い髪を黄色いカチューシャで留めたややロリ気味のダウナー系。言葉遣いはとても丁寧なのだが、感情の起伏が乏しい。

 アイテムを使う職業(ジョブ)故に支出額に毎回クラッとしていた。

 しかし上級職に就かせてもらい、アイテム代の掛からない今までと全く違う仕事まで紹介してもらって、ゼフィルスにはとても感謝している。

 第三十六章では、再びサティナの需要アゲアゲ。

〈エデン〉全メンバーを六段階目ツリーにするため、最奥周回だけではなく、エリアボス周回も必須。〈フルート〉とサティナの需要が大爆発した。

 サティナは頑張った。それはそれはとても頑張った。

 ゼフィルスの要望に応えきり、ついに全員の六段階目ツリーを開放することに成功したのだった。

 何気に、今回最大の功労者かもしれない?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム世界転生〈ダン活〉1巻2022年3月10日発売!
― 新着の感想 ―
つまり〈横笛〉を空輸しろと。 爆撃天使が二人になってしまう。
>トモヨが活躍するには 攻撃アイテムを使ってもらえばいいのでは…… 頑強で空を飛べるから、結構好き放題できそうな
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ