嫉妬のライン【書籍2巻発売記念】
なんと!!!書き下ろしの書籍2巻が!!!本日発売です!!!(´;ω;`)詳しくはあとがきにて……!!!
「──嫉妬するライン、ですか?」
「うん。今日食堂でお昼を食べながら、ティンカとカーティスさんと話してたんだ」
ある日の晩、ルークの部屋でゆっくりと過ごしていた私は、今日の昼間の出来事を話していた。
「ティンカは無断で異性と二人きりで長時間プライベートで過ごしたら、カーティスさんは密着するくらい触れ合ったら、だって」
嫉妬するラインというのは人それぞれで、面白い。そこでルークはどうなんだろうと気になった。
「サラはどうなんですか?」
「私はティンカと同じかな」
「そうですか。一生ないので安心してください」
当然のようにそう言ってのけるルークは、本当に私以外に興味がないのが伝わってきて、笑みがこぼれる。
こんなにも浮気の心配がない人がいるのだろうかというくらい、ルークの安心感は凄まじい。
「それでね、ルークはなんなのかなって」
「視界に入れたらです」
「…………ん?」
なんだかとんでもない答えが耳に届き、私の聞き間違いかもしれないと、もう一度尋ねてみる。
「ごめんね、もう一回聞いてもいい?」
「はい。サラが他の男を視界に入れたら嫉妬します」
「…………」
全くもって聞き間違いではなかったらしい。予想以上にルークの嫉妬ラインが低すぎる。
もちろん嬉しいけれど、ルークからの愛情は日々増すばかりでそのうち「外に出ないでほしい」くらい言われそうだと、本気で思う。
「でも、我慢はできますから。気にしないでください」
笑顔でそう言われたものの、全然気にする。
「な、なるべく気をつけるね……」
「ありがとうございます」
嬉しそうに私を抱きしめるルークは「大好きです」と頬にキスを落とす。
「私が無断で異性と二人で出かけたりしたら、ルークは大変なことになりそうだね」
「はい、何をするか分かりません」
「…………」
眩しい笑みが余計に怖い。とはいえ、そんなやきもち焼きのルークが好きなのも事実で。迂闊な行動には気をつけようと、固く決意したのだった。
いつもありがとうございます!
本日1年10ヶ月越しに書籍2巻が発売です(;;)
美麗で幸せそうなルークとサラが目印です!
内容は以前WEBに掲載していた「物騒な新婚旅行編」をベースにまるごと書き直したものです!
ストーリーはもちろんリアムのキャラなども思い切り変わったので、齟齬が起きないよう7話ぶんWEBからは引き下げさせていただいております;;
とにかくルークがサラを大好きすぎる故にすれ違いつつ、とっても幸せなハッピーエンドのお話になっております!!!!!!
ぜひぜひ最後まで二人を見守っていただけますように。
1巻で書ききれなかったぶんも書くことができ、本当に本当に嬉しいです。応援してくださった皆さまのお陰です、ありがとうございます;;
どうぞよろしくお願いします( ˘人˘ )♡




