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発達障害の長男と母としての私  作者: 遥彼方
私と長男の体験談

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自分の子供の専門家になろう

ここまで、纏まりがあるやらないやらな事を書いてきましたが、発達障害の子供と普通の子供の子育ては、基本は同じだと思うのです。


・自分の子供をよく見て、理解すること。


・自分の価値観を押し付けないこと。


・自分も子供も完璧を目指さないこと。


他にも色々あるけれど、大事なのはこの3つかなあと。


発達障害の子供は、確かに手がかかるし、理解しにくいところがあるけれど、どれも小さな子供にも見られる特長でもあります。


感じ方が違うことでの、他人とのすれ違いや生きづらさだって、普通の人間にもあるでしょう。


結局のところ、やることは同じなんですよ。


我が子をよく見て理解して、我が子の専門家になってやる。

そしていつか手が離れても、一人で生きていける力をつけてやる。


あなたは、あなたのお子さんなり、ご家族の方の専門家になって下さい。


願わくば、このエッセイが切っ掛けになりますよう。


私は長男が発達障害と分かった日、本当の意味で母になり、例え一人でもと長男に全力で向き合う決意をしました。

でも結局のところ、私は一人だけで長男と向き合ったわけではありません。


姑にはとてもお世話になりました。貴女は私の肉体的にも、精神的にも支えです。貴女がいなくては私はとっくに潰れていました。


舅にも、お世話になりました。よくベビーカーを押して寝かしてくれました。今でも孫たちと互いに文句を言いながら関わり合ってくれています。


夫は子供たちと関わるのは少なかったけれど、私の愚痴を聞いてくれました。私が爆発する前に気付いてくれるのは貴方だけです。


幼稚園の先生方、長男の同級生、同級生のお母さんたち、沢山の人たちに手を差し伸べて貰いました。


本当に感謝しています。

受けた恩はこれから返していきます。


同級生やそのお母さんたちには、私の助けなんていらないから、その下の学年に代わりに手を差し伸べていこう。やれることなんてちょっとだけど、そのちょっとに救われることもあるから。


そして息子たち、君らのお陰で母ちゃんは成長出来ました。愛情も貰った。母の愛は無償というけれど、子供の愛も無償です。いや、母の愛は無償じゃないかもね。子供の愛も無償じゃない気もするからおあいこか。


最後にこのエッセイを見て下さった方々、真剣に感想を残して下さった方々に、厚く御礼を申し上げます。

発達障害について簡単に理解するなら、下記のサイトが分かりやすいと思います。URLを貼ってはいけないようなので検索して下さい。


(LITALICO発達ナビ)発達障害とは?

専門家のかたのアドバイスや、Q&Aコーナーなどもあってかなり情報が充実しています。


moroの家族と、ハンドメイドと。

私が元気を貰ったブログです。自閉症の息子さんの子育てを書かれていて、書籍化もされています。

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