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短編の歴史

サクッとパン

作者: 猫乃つづり
掲載日:2021/06/14

トンと叩いてこねてこれで完成とは限らない。そもそも、まだこの時点では種だ、種子だ、未完成な人間だ。未熟者だ。だけど、これをもっと捏ねて工夫して、それを繰り返すことできっとうまくなる。今はまだ、それが苦手なんだ。二分間のカップ麺を食べると固い、待ち続けても焦げてしまう。疲れてしまう。そのサクッと感じるための具合を目と耳だけじゃなくて、研ぎ澄ませる。そうするといつの間にか出来ている。人に命令されるとやる気を失うだけど、自ら作る、進むパンはこんなにも上手いなんてことを人はまだ知らない。これが俺の文体だ。その流儀に難癖をつけるやつなんて気にしたって仕方がない。心の中の残響が響いている。そんな時は眠る。そして、その繰り返し、自分を偽るのは辞めよ。だけど、仮面を付けてないと何だか、不安な気分になる。不安の悪夢が襲いかかる。見てくれは悪いが、上手いパンとはこのことかもしれない。理解しなくていい、それが人生、終着駅が早く来てほしい。

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