ネガティブの俺にポジティブな彼女がいつも前向きな言葉をくれて俺もいつかポジティブな人間になる！

”ネガティブの俺にポジティブな彼女がいつも前向きな

言葉をくれて俺もいつかポジティブな人間になる！“

俺はいつも何かをする前から、”こうなるんじゃないのかああなるんじゃ

ないのかと始める前から悪いように考えていつも始める事に不安を感じる.“

そんな俺にポジティブな彼女がいつも俺を励ます魔法の言葉をくれるんだ！

『”やらない前に、いろいろ考えてもダメ！　やったら何とかなるから！“』

『・・・で、でも？』

『失敗してもいいじゃない！　初めてする事なんだし、やらないで後悔する

よりやって失敗して学んだほうが自分にとって経験がまたひとつ積めるのよ。』

『・・・ううん。』

『じゃあ、後ろ向いて！』

『何？』

『”気合いを入れてあげる！“』

『気合？』

【バン！】

【痛ッ！】

『これで大丈夫！　じゃあーいってらっしゃい！』

『ううん！』

・・・いつも前向きで、悩み知らずの彼女。

”俺の彼女は絶対に落ち込まない！“

メンタルまで強なんだ！

落ち込まない、悩まない、凹まない、後悔しない！

どんだけポジティブなんだよ！

だから俺は彼女にこう聞いてみた。

『”いつも想ってんだけど？　なんでそんなに前向きなの？“』

『”だって悩むのも前向きに考えるのも同じようにエネルギーを使うのよ、

それなら後ろ向きに考えないで前向きに考えた方がいいじゃない！“』

『理屈は分かるけど、普通！　そうはならないんだよな～。』

『直ぐにネガティブに考えるんじゃなく、今頑張ったらこれから先は

もっと楽になると思うようにして考えてみたら、、、？』

『・・・うん？　頑張ってそうしてみるよ！』

『源典ならきっと出来るわ！』

『うん！』

・・・少しはポジティブな彼女のおかげで俺もポジティブになれたかな？

俺も彼女のようにいつも前向きに考えれる人間になりたい！

俺の性格は子供の頃から何も変わっていない、いつもメソメソ何かあると、

母親に全部話して慰めてもらっていた。

俺の母親もポジティブな女性（ひと）だった。

じゃあ、俺は父親に似たのかな？

そう言えば、父親は凄く神経質で、俺と兄貴が家の廊下を走って

バタバタ音を立てていると、、、？　

父親が俺と兄貴を捕まえて、よく怒られた記憶がある。

俺はそんな父親が大嫌いだったけど、父親が亡くなった時は流石に、

涙が止まらなかったな。

いろいろ思い出して気が付いたら目から涙がボロボロと溢れていたんだ。

きっと愛されていた記憶もあるから、そんな風になったのだろう。

ただ俺は父親より今でも母親の方が好きだ！

”男は皆、マザコンと言うが俺もそうだと思う。“

そんな母親にどこか似た彼女と俺は付き合った。

いつも俺を正しい方へ導いてくれる彼女に俺はいつも感謝している。

だから今日は、”なんの記念日でもないけど彼女に花束を送ろうと思ったんだ！“

真っ赤な薔薇を１００本。

喜んでくれるといいな～。

『はい！』

『何？　なんの記念日？』

『なんの記念日でもないけど、どうか受け取ってください。』

『ありがとう。』

『いつも積りに積もった君への感謝を今日、薔薇の花束に乗せて、

ありがとうを送るよ。』

『ステキ！』

『”いつも俺を前向きにさせてくれる魔法の言葉をくれる君に、

本当にありがとう、感謝の気持ちでいっぱいだよ。“』

【クスン】

『まさか泣いてる？　泣かないでよ。』

『嬉しいの！　いつか源典も私みたいにポジティブ人間になれるわ！』

『あぁ、目指せポジティブ人間！　俺の目標だ。』

『これからもずっと一緒に居ようね。』

『うん。』