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ぼくの名は、メンチカツ

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

ぼくの名前は、メンチカツ。

ひき肉と玉ねぎでできてる、いわゆる“庶民派”さ。

とんかつの兄さんとは、よく比べられる。

「豪華さでは敵わないよなぁ」って、昔はすこし拗ねてた。

だけど今は──誇りを持ってるんだ。

だって、ぼくはぼくの味で、誰かの心をあたためられるから。

ぼくのはじまりは、明治時代の洋食屋だったらしい。

ハンバーグをそのまま揚げてみたのが、きっかけだったんだって。

名もなきコックさんがまかないでつくったこの料理は、

やがて町の惣菜屋に並ぶようになった。

パン粉をまとい、油のなかにダイブするその瞬間──

ぼくは思うんだ。

「今日も、誰かの笑顔に届くといいな」

ある日、ぼくは古びた定食屋で揚げられた。

年季の入った油の香りに包まれて、ぼくは皿にのった。

店の隅っこに座るおじいさんが、ぼくを見て、ぽつりとつぶやいた。

「ここのメンチは、あの子が好きだったんだよ」

あの子。

たぶん、遠くに行ってしまった家族。

ぼくの味が、その人との記憶につながっていたんだ。

そのとき、ぼくは気づいたんだ。

とんかつが「勝利の味」なら、

ぼくは「記憶の味」なんだって。

サクサク、じゅわっ。

なつかしさと、やさしさと、ちょっとした切なさを運ぶぼくは、

いつかの食卓、あの夕暮れ、母の笑顔、子どものころの台所を思い出させる。

「豪華じゃなくていい」

「派手じゃなくていい」

でも、ずっとそばにいられたら。

そう願いながら、今日も揚がっていく。

ぼくの名前は、メンチカツ。

ふつうだけど、ふつうじゃない。

あなたの心に、ひとくち分のぬくもりを──。

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