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空中アクアリウム

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

町のはずれに、空に浮かぶ水槽がある。

空中アクアリウム、と呼ばれていた。

支柱もロープも見えない。

ただ、ふわりと空に浮かび、ゆらゆらと風に揺れながら、

昼は陽を透かし、夜は星を映す、青く透き通る箱。

「なにが入ってるの?」

子どもたちはよく聞くけれど、誰も正確には知らない。

ある者は言う、「夢の魚が泳いでる」

ある者は言う、「失くした想いが泡になって昇ってる」

ある老人は、ぽつりと言った。

「若いころ、あれに恋文を飲ませたんじゃよ。届いたかどうかは、わからんがな」


夕暮れ、少女がひとり、アクアリウムの下に立っていた。

手には古い瓶。

中には、小さく折られた手紙。

彼女はぽんと瓶を空に投げた。

落ちてくるかと思ったその瓶は、不思議とすうっと上がっていく。

アクアリウムの底に、吸い込まれるように。

──そのとき、水面が小さく揺れた。

中から、きらきらと光る魚が一匹、跳ね上がった。

「……届いたんだね」

少女は、笑った。

それは五年前、病院のベッドで眠ったまま目を覚まさなかった兄に宛てた手紙だった。


夜になると、空中アクアリウムは星の光を水面に映し、

その中をゆっくりと、光る魚が泳いでいた。

きっと、誰かの願いや、忘れられない声や、まだ見ぬ誰かへの想いが、

この空の水槽を満たしているのだろう。

だからこそ、アクアリウムは今日も空に浮かぶ。

空よりも深く、

海よりも自由に。

──そして明日も、誰かの小さな夢を、そっと受け止める。

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