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深夜1時の窓辺

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

深夜1時。

この時間、世界はひとつ深呼吸する。

大通りの信号は、律儀に赤と青を繰り返しているけれど、

渡る人なんて誰もいない。

自販機の光だけが、ポツンとそこに立っていた。

アパートの一室で、僕はカーテンのすき間から外を見ていた。

眠れない夜、目が冴えてしまったときの、いつもの儀式みたいなものだ。

「……今日も何もなかったな」

そんな独り言を呟いて、缶コーヒーをひとくち。

ぬるくなったそれが、妙に心地よかった。

すると、ふと。

向かいのビルの屋上に、人影が見えた。

え? と目をこする。

黒い影。細くて、揺れていて──まるで風に混ざるような存在。

「……まさか、こんな時間に……?」

けれど、その人影は、飛び降りるわけでもなく、

スマホを取り出して空に向けていた。

写真? 星を撮ってるのか?

僕もスマホを手に取り、空を見上げる。

──そこには、ありふれた都会の夜空があった。

星は少なくて、ビルの灯りが邪魔をして、

それでも、一等星がひとつ、じっとこちらを見つめていた。

人影は、しばらくじっとしていたあと、

なぜか僕のほうを向いて、ゆっくり手を振った。

僕は、思わず小さく手を振り返していた。

不思議と、怖くはなかった。


朝になって、ビルの屋上には誰もいなかった。

管理会社に電話してみたけど、屋上には出られないはずだという。

夢だったのかもしれない。

でも、スマホには、一枚だけ写真が残っていた。

──夜空に浮かぶ、かすかな光。

その光の下、風に揺れるような黒い影。

深夜1時の、誰にも知られない世界。

そこではきっと、時間が少し、ゆるんでるんだ。

そんなふうに思えた。

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