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キャラメルと雨のひととき

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

梅雨のある日、菓子屋の棚で売れ残っていたキャラメルは、ため息をひとつついた。

銀色の包みにくるまれた彼は、生まれてからもう二週間もここにいる。

隣のガムは昨日、子どもに連れて行かれたし、チョコレートは「季節外れだね」と笑いながら旅立っていった。

でも、キャラメルは違った。

「なんかね、べたつくから好きじゃないの」

小さな声が聞こえたこともある。

梅雨の湿気は、彼の甘さを重くする。体も、気持ちも。

けれどある日。

「……あ、これ」

ひとりの女の子がキャラメルを手に取った。

レインコートを着て、濡れた前髪をぱちんと払いながら、じっとキャラメルを見つめる。

「甘くて、ほろ苦いのがいいのよ。雨の日は。」

彼女は袋に入れ、傘もささずに外に出た。

キャラメルはポケットの中で、彼女の心音とともに揺れた。

川沿いのベンチ。しとしと降る雨。

彼女はキャラメルの包みを丁寧に開いた。

小さな舌の上で、キャラメルはゆっくり溶けていく。

「……なんだかね、寂しくて、でも、ほっとする味」

雨の音と一緒に、言葉が溶ける。

彼女の涙も、頬をすべって雨に混ざった。

キャラメルは、自分がなぜここにいたのかをそのとき知った。

すべては、彼女のこの一口のために。

そのまま、彼はやさしく、やさしく、消えていった。

――ありがとう、と言われた気がした。

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