咲と宇宙の交信儀式
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
「……絶対いるからね、宇宙人。てか、たぶん今日来るから。うん、間違いない。」
中学2年の夏川咲は、今日も校庭の隅っこで空を見ていた。
髪には星型のピンを3つ、リュックにはアルミホイルで包んだ謎の箱。
そして手には『宇宙交信記録ノート』(表紙にでかでかと書いてある)。
彼女はクラスでも有名な“ちょっと変な子”。
でも本人は全然気にしていない。むしろ誇りに思っているふしがある。
「……今日の雲の形、見た?絶対あれ、銀河系のカタチだったじゃん」
「いや、見てないし。てかそれ毎日言ってない?」
となりで苦笑するのは宮本修二。
同じく2年2組、彼女と同じ班になってからというもの、毎日巻き込まれっぱなしの苦労人だ。
昼休み、体育館裏のいつもの場所。
ふたりは校則スレスレの活動を展開していた。
「咲、それまた怒られるぞ。さっきの掃除サボってたろ?」
「掃除してる場合じゃないでしょ!今日は“宇宙からのお知らせデー”だよ?」
「いや、それどこの国の祝日だよ」
咲が取り出したのは、理科の時間に壊れたラジオを改造した“宇宙電波キャッチャーMkⅢ”。
彼女いわく、“MkⅡは感度が悪かったから爆破した”らしい。
「さあ、交信儀式はじめまーす!副部長も正座して!」
「俺、部活入った覚えないけど!?」
しかし咲は聞いていない。
アルミの兜を被り、手作りのお守り(理科室の試験管入り)を掲げ、真剣な顔で空を見上げる。
「交信開始……銀河の皆さま、地球の中学から失礼しまぁす……本日は文化祭の準備中でぇす……!」
修二は呆れながらも、ちょっと笑ってしまう。
なんだかんだ、この時間がけっこう好きだった。
そのとき――
ゴゴゴゴゴ……
空が、揺れた。
「うおっ!?な、なにこれ地震!?」
「ちがう!!これは“次元ドア”が開く音!!」
空に光の割れ目が走り、銀色の巨人が降りてきた。
その身体はメタリックで、目は星のようにきらきらしていた。
「……地球の少年少女よ……」
声が、頭の中に直接響く。
修二は言葉を失い、咲は飛び跳ねた。
「やっぱり来たあああああああ!!銀河の使者キター!!」
「いや無理無理無理!!本物じゃん!?」
巨人はゆっくりと手を伸ばし、ふたりの足元に小さな光の石を落とした。
「これは“コスモ・コア”……君たちの未来への鍵だ」
「マジか……」
「マジだよ修二!これ、たぶん通知表より大事なやつ!!」
「比較対象そこ!?」
巨人は続けた。
「地球の子どもたちよ……空を見上げ続けなさい。希望を、忘れぬように」
そして彼は空に溶けるように消えていった。
しばしの静寂。
「……咲、お前、ほんとに呼んだの?」
「当たり前でしょ。“宇宙交信部”部長だもん」
「いや……もはや尊敬するわ」
「じゃあ副部長、明日も交信ね!」
「やっぱり副部長なんだ俺……」
梅雨空の下、湿気でぐちゃっとした制服の袖を振りながら、ふたりは笑いあった。
宇宙と中学校の境界が、ふわっと消えたような、不思議な放課後だった。
――終わり――




