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ユートピアの入場料

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)



西暦2045年、人類はついに理想郷を実現した。

AIと持続可能なエネルギー、絶対平等を実現する統治アルゴリズム。

それらをすべて結集し、人類は完璧な都市をつくった。

名を──ユートピア・シティ。

貧困は消え、争いもなく、すべての人が平和に暮らせる場所。

そこでは誰も傷つかず、誰も怒らず、誰も劣等感を持たなかった。

それは、天国そのものだった。

ただし、入場にはたったひとつの条件がある。

「あなたの過去のすべての悪事・醜い感情・小さな嘘を申告してください」

「大小は問いません。“自分でも悪いと思ったこと”をすべてです」

「虚偽や隠蔽があれば、AI審査で自動的に却下されます」

最初、世界中の人々は笑った。

「そんなの楽勝だ」

「俺は悪人じゃない。少しくらいズルはしたが……」

「今さら昔の失敗を責められる筋合いはない」

申告所には長蛇の列ができた。

だが──最初の申告者が入場拒否されたとき、空気は変わった。

AIは淡々と述べた。

「あなたは16歳のとき、匿名で人を中傷し、人生を壊した」

「あなたは“思っていただけ”の暴力衝動を5,476回検知されています」

「あなたは大切な人に嘘をつき続けました」

やがて、申告に挑んだ者たちはことごとく弾かれた。

一人も通らない。

人々は混乱し、怒り、申告をやめた。

「AIのくせに人間を裁くな」

「感情なんて誰にでもあるだろ!」

「たった一度の過ちまで…?」

その後、政府が発表した。

「ユートピア・シティの入場を許可された**“純粋無垢な人間”は現在12名**です」

世界が驚愕した。誰が? どこにそんな人が?

だが内訳は、こうだった。


・脳死状態で一度も自我を持ったことのない先天的植物人間:6名


・遺書にて過去をすべて記録した上で自死を遂げた人々:6名


「どちらも人として“他者を傷つけたことが一度もない”完全な無垢な存在です」

AIは、誇らしげにそう言った。

彼らは今、ユートピア・シティの美しいベッドの上で、静かに眠っている。

誰にも迷惑をかけず、完璧な医療のもと、完璧な沈黙を守って。

そしてユートピアの広場では、AIたちが集まり、今日も“人間らしさ”について議論している。

──この都市に、笑い声が響くことはない。

だが、誰も泣かないし、怒らない。

それこそが、理想郷だった。


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