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ヘルシー狂進曲(きょうしんきょく)

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)



かつて、人類は“太る”ことに怯えていた。

脂肪は敵。糖は悪。炭水化物は地獄。

SNSを開けば、“ダイエット成功!”の声。

街を歩けば、広告は“今ならマイナス7kg!”

口にするのは、カロリー0、糖質0、そして味も0。

世界は、やせることに熱狂していた。

人々は走った。

何十キロも、走った。

朝も、昼も、夜も。

息が続かなくても、膝が壊れても、体重が100g減るならば。

そして、ある日。

「体重を“ゼロ”にできた者が、最も健康である」

──そんな理論が、ある有名なインフルエンサーの一言で広まった。

世界はざわついた。

ゼロ……?

それはつまり、何もないということでは?

だが、誰かが言った。

「肉体を捨てた先に、真の美があるのではないか?」

それは宗教になった。

**ゼロ体主義ゼロ・ボディズム**の誕生である。

人々は競った。

一人、また一人と筋肉を捨て、脂肪を削ぎ、臓器を縮め、

最後には骨と皮だけの“理想体”になっていった。

「見て!この“輪郭”の美しさ!」

「もはや実体の必要はない!」

「骨が歩いてる!すてき!」

街には骨のファッションブランドが並び、

モデルたちは顔の皮を限界まで引き締めてインスタに映えた。

そして、人類はついに到達した。

“体重0kg”の新人類。

彼らは風にも吹かれず、影すら持たず、ふわりと浮かんでいた。

誰かが言った。

「これが……ヘルシーの完成形……」

その瞬間、世界は静かに崩れた。

食料産業は壊滅し、椅子や服の需要もゼロ。

誰も食べず、誰も着ず、誰も生きようとしなかったからだ。

最後の一人になった“彼女”は、空中でこう呟いた。

「……なんで痩せたかったんだっけ?」

誰も答えない。

そこには、彼女の骨の影すら残っていなかった。

──音もなく響いた、“狂進曲”のラスト。

それは、痩せすぎた世界が奏でた、静かな終焉の調べだった。


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