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スパークする少女

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

地球儀は回っていた

正確に、規則正しく

それなのに、彼女の頭の中だけが少しずつ狂っていた

信号機が明滅するたび

世界が一拍遅れて追いつく

赤、青、黄

どれも彼女には同じ色に見えた

街角でスパークしたのは

電線か、思考か、少女か

区別はもうつかない


彼女は否定されることに慣れていた

肯定は常に「NO」で返ってくる

正しさ

新しい決まり

期待された未来

それらは次々に現れては消え

彼女の手には何も残らなかった

亡霊のような声だけが

「まだ足りない」と囁く


低迷期と黎明期が

ぐるぐると入れ替わる

今日は始まりなのか

それとも終わりなのか

彼女は幻灯機のように

過去の映像を何度も映した

雷電瓶みたいに

溜め込んだものが

いつか放電することだけを知っていた


「間違いは、もう無いよね?」

そう問いかけるたび

答えは返ってこなかった

劣等感を放そうとすると

焦燥感が絡みつく

どうせ最後は投了

そう思うことで

少しだけ楽になれた

雷鳴が

内側で逆巻いた


電光石火

一瞬で、すべてが弾け飛ぶ

彼女は何かを三つ齧った

言葉だったのか

現実だったのか

それとも自分自身だったのか

スパーク

脳が光る

「眠ってたのかな」

そう思った瞬間

目が覚める


カセットテープに

自分の思考を記録しようとした

だが最終日

テープは壊滅していた

放電した映像だけが残り

意味はすべてノイズになった

応答はNO

世界は答えない

彼女は

回って

違って

握って

巡って

そして――

自分の本性を暴いた


全盛期なんて

どこにもなかった

塔を目指すほど

足元が崩れる

レイテンシは増え

現実は遅延し

感情だけが先に爆発する

亡霊が包囲し

彼女を葬ろうとする

それでも

妄想は内緒だ


「まあ、いっか」

雷光が走る

快刀乱麻

絡まった思考を

一度だけ切り裂く

煙が上がり

焼け焦げた未来が見える

それでも

明日は這うように近づいてくる


「もう、いいよ」

意識が揺蕩う

境界が溶ける

フラッシュ

燃えて

弾けて

空中分解する

彼女と世界は

一瞬だけ

同じ形になった


千変万化

理屈は混ざり合い

本論も序論も

空転する

詭弁の中で

彼女は立ち止まる

「……狂ったのは

 どこからだっけ?」

答えは

最初から無かった

ただ

スパークした少女が

そこに立っているだけだった

世界は回り続ける

信号機は点滅する

彼女はまだ

壊れていない

ただ

光りすぎただけだ


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